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初冬の雲取山(1泊2日)に行ってみた! 1/100名山

雲取山( 関東)

パーティ: 1人 (jepense(ジュパンス) さん )

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行程・コース

天候

曇り

利用した登山口

鴨沢  

登山口へのアクセス

バス
その他: 奥10他[西東京バス]奥多摩駅7:00発→鴨沢7:34着
登山口はバス停脇

この登山記録の行程

【1日目】
鴨沢(07:40)・・・小袖乗越(08:03)・・・堂所(10:03)・・・七ツ石小屋[休憩 10分](11:03)・・・七ツ石山(11:34)・・・ブナ坂(11:45)・・・雲取奥多摩小屋[休憩 30分](12:23)・・・小雲取山(13:32)・・・雲取山[休憩 30分](13:56)・・・雲取山荘(15:05)

【2日目】
雲取山荘(05:00)・・・雲取山[休憩 10分](05:40)・・・小雲取山(06:10)・・・雲取奥多摩小屋(06:30)・・・ブナ坂(07:00)・・・七ツ石山(07:10)・・・七ツ石小屋[休憩 10分](07:33)・・・堂所(08:10)・・・小袖乗越(09:05)・・・鴨沢(09:20)

コース

総距離
約23.1km
累積標高差
上り約2,412m
下り約2,412m
コースタイム
標準10時間10
自己10時間15
倍率1.01

高低図

標準タイム比較グラフ

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

東京都最高峰の「雲取山」登頂記録

26日から27日にかけて1泊2日で、雲取山(2017m)へ登ってきました。雲取山は、秩父多摩甲斐国立公園の代表的な山の一つで、「日本百名山」に選ばれています。1都2県にまたがるとともに、東京都の最高峰・最西端の山でもあります。山頂には一等三角点が設置されています。
雲取山は通常は2日行程で登山しますが、健脚ならばコースによっては日帰りも可能です。ただし、日帰り登山は早朝に登りはじめないと下山時には日が落ちます。

【1日目(26日)】

天気は曇り。奥多摩駅を7:00発のバスに乗り込み、山道入口のある鴨沢で下車(7:40)。登山口に通じる道はバス停のわきにあります。しばらく車道を歩き、山道へ、ふたたび車道に出て少し歩いたら、本当の登山口です。とりあえず、七ツ山石山へ向かいます。案内板や道標がたくさんあるので、道を間違えることはありません。何カ所か巻き道がありますが、基本、尾根道を通ることをオススメします。時間的にも、体力的にもさほど変わらない上に、尾根からは富士山をはじめ、たくさんの山々の連なりがみられ、その雄大さを拝めるからです。

下山する方3名とすれ違いました。一人は軽装備の7,80歳の男性でしたが、雲取山まで日帰りで往復してきたそうです。もう一人は70歳くらいの女性。テント泊装備の60ℓザック(30kgはありそう)を背負いスタスタ降りていきました。ふたりともすごいわ!(゜ω゜)私は、まだまだだなぁ~

愛想の良い管理人さんがいらっしゃる「七ツ石小屋」(水補給)を過ぎたあたりから、勾配がまし、七ッ石山山頂付近は急勾配になります。大腿四頭筋と大臀筋がピキピキします。筋トレだと思って気合いを入れて登ります。

石尾根に出た分岐点では、鷹ノ巣山の方から登ってくる若い男性と出会いました。この方は奥多摩湖の方からきたそうですが、雲取山まで往復して日帰りで帰るそうです。そのスピードが恐ろしく速く、あっと言う間に見えなくなりました。唖然\(◎o◎)/!

登るにつれ、だんだん富士山の姿が大きく見えてきます。北岳や雪をかぶった南アルプスも見えます。

七ッ石山山頂には11:30頃着きました。バス停からすでに4時間(休憩込み)。山頂は標高を記した山頂標識(1757m)が立っているだけで、風も強いし、ベンチもないので、昼食は「雲取奥多摩小屋」でとりました。愛想がイマイチの管理人さんでしたが、土間で食べさせてもらいました。昼食は尾西のドライカレー、コーンスープ、コーヒー他。素泊まり(ふとん有り)4000円だそうです。

小雲取山(1937m)を抜け、いよいよ雲取山へ。途中で健脚の男性と再会しました。もう往復してきたのかと驚嘆しました。(゜o゜;; それにしても、山頂付近の登りはどこもきつい。
山頂目前の「雲取山避難小屋」で小休止。温度計を見たら、3度!さむい!!

そして、雲取山山頂到達(2017m)。14:10分。バス停から約6時間半。

山頂は吹き荒ぶ風。スマホと自撮り棒を操作する、グローブをとった手が凍え、やばかったです。
富士山は雲に隠れ、ほとんど見えません。下の方で撮っておいて良かったです。
長居もできず、「雲取山荘」へ。地図上ではすぐそこですが、長い急な下りはかなりしんどかったです。

山荘には3時前に着きました。玄関を入ると、有名な管理人さんがいました。宿泊料(素泊まり5800円+夕食1500円!!)を払い、部屋へ。トイレは水洗で便座が暖かくて快適でした。紙は流せないので、隣のBOXに入れるのですが、ついつい習慣で流しそうになります。(^^;
夕食は、お決まりの”ハンバーグ定食”でした。ご飯はおかわり自由です。この日は二人しか泊まっていなくて、30歳くらいの女性と山の話をあれこれしながら食べました。
消灯は8時半。自動的に部屋の電気が消えました。こたつは豆炭なので、朝まで暖かかったです。濡れたものはこの中に入れておけば、すぐに渇きます。

明日は天候が荒れるということで、予定していた三条の湯まわりの下山を諦め、来た道をもどることにしました。5時には宿を出ないと、10時代のバス(このあとは13時までバスがない!)に間に合いそうにないのに、しだいに雨音や強風で窓がガタガタと鳴る音が激しくなり、とても寝られる状態ではありませんでした。


【2日目(27日)】
 ほとんど眠れないままに、5時に出発。外は真っ暗なので、ヘッドライトに携帯用懐中電灯使い、山道を確認しながら急勾配を登っていきます。暗い上に雨と強風でかなり厳しい状態でした。予定を20分ほど過ぎ、山頂の避難小屋へたどり着きました。ここには男性2人が小屋の中にテントを入れて宿泊してました。石尾根は障害物がなく、何度か吹き飛ばされそうになりましたが、踏ん張りながら前に進みました。ふと、「八甲田山」を思い浮かべました。七ツ石小屋を過ぎたあたりから風も雨も穏やかになり、休憩も取らず、飲まず食わずで下山したら、なんと9時代のバスに間に合ってしまいました。\(^O^)/下山に要した時間は4時間半ぐらいでした。昼前に家に着くなんて、奇跡です。

 今回、百名山をひとつを制覇できたことにはとても満足しています。同時に”有名な”奥多摩の山々も制覇しました。2日目の天候の悪化が予想以上に早く、またかなり悪かったのは残念です。でも、これもいい経験ですし、少しは精神的にも、肉体的にも鍛えられたと思います。次回は天候の良い時に登りたいです。また違った景色が見られることでしょう。

話は変わりますが、BSプレミアムでやっていた「山女日記」が終わってしまったのは残念です。ストーリーよりも、山々や自然の美しさに心ひかれていたのですが。
最近は、「実践!にっぽん百名山」をよく見てます!◦金峰山(2,599m)と瑞牆山(2,230m)に登りたくなりました。






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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア
登山靴 バックパック スタッフバック スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス ヘッドランプ
タオル 帽子 グローブ サングラス 着替え 地図
コンパス ノート・筆記用具 腕時計 カメラ 登山計画書(控え) ホイッスル
医療品 非常食 行動食 テーピングテープ トレッキングポール
【その他】 携帯用懐中電灯 めがね コンタクト洗浄液

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登った山

雲取山

雲取山

2,017m

七ツ石山

七ツ石山

1,757m

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