行程・コース
天候
3日間快晴
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
沼平ゲート手前の駐車場に駐車。
この登山記録の行程
[1日目]
620沼平-910滝見橋920-1400清水平1410-2000千枚小屋
[2日目]
630千枚小屋-740千枚岳750-1020悪沢岳1050-1055小カール滑走終了地点-1110悪沢岳1120-1125蛇抜沢カール滑走終了地点1135-1230丸山1320-1325悪沢滑走終了地点1335-1445千枚岳1525-1535千枚小屋
[3日目]
530千枚小屋-915小石下925-1105滝見沢吊橋1135-1355沼平
・標高2000m付近から積雪あり。
・標高2200m付近から連続して積雪あり。
・積雪部は踏み抜き多発。
・滑走は、悪沢岳小カール、蛇抜沢カール、悪沢、千枚岳東面、林道上部。
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
今回は、日本百名山スキーの巡業の一環として、南アルプスの悪沢岳(荒川東岳)で山スキーしてきた。
悪沢岳には、昨年12月に行こうとしたが行く途中で車が故障して行けず、今年のゴールデンウィークに行こうとしたが歯痛になって行けなかった。
この週は、南アルプスの週末3日間の天気予報が快晴となるチャンスが巡ってきたので、今回こそ行くしかないと思って、悪沢岳に登ることにした。
1日目は、沼平ゲートからスタートし、林道を進んで滝見橋に行き、千枚岳登山口から千枚小屋まで登った。
スキー、兼用靴、泊り装備、食料等を担いでの登りは、肩と足の疲労が大きかった。
寝不足だったので、登山道のベンチがあるたびに昼寝をしながら登った。
途中、清水平の水場でボトルに水を詰めた。
標高2000m付近から雪が出てきて、雪が疎らの登山道を踏み抜きしながら登った。
標高2200m付近から雪が連続的につながり、シールで登ることができるようになり、踏み抜きから解放された。
登っている途中で、完全に日が暮れてしまい、ヘッドライトを点灯して登った。
千枚小屋(冬季避難小屋)に着いときは、小屋が天国のように思った。
小屋は、2泊とも貸切状態で、山スキーの基地のような感じだった。
この日は、とても疲れていたので、グッスリ眠ることができた。
次の日は、体調がとても良くなり、小鳥のさえずりで目覚めた。
空は雲のない晴天で、最高な一日になりそうな予感がした。
千枚小屋から千枚岳に直登した。
余分な荷物を小屋に置いてきたので、体がとても軽く感じた。
雪が締まっていたので、アイゼンでグイグイ登れた。
小屋から千枚岳頂上まで、途中、這松帯を迂回したものの、雪が連続的に繋がっていて登りやすかった。
千枚岳から丸山まで、ガレ場、梯子場、ロープ場、痩せ尾根があり、雪と岩がミックスした登山道を歩いて進んだ。
丸山からは今回の滑走のメインである蛇抜沢カールが見え、広大で真っ白なカールに感動した。
丸山から悪沢岳まで、連続して雪が繋がっており、踏み跡のないナイフリッジと小カールを登った。
悪沢岳頂上まで雪で繋がっており、「悪沢」というほどの険悪なところではなかった。
南アルプスのド真ん中にある悪沢岳頂上からの眺めはとても素晴らしく、周辺の山々のスキー滑走できそうなところをたくさん確認することができた。
最初に、悪沢岳頂上から小カールを滑走した。
その後、悪沢岳頂上に登り返し、その後、今回のメインである蛇抜沢カールを滑走した。
カールは、広大な雪の大斜面の中、モレーン(氷河跡の堆積した岩の部分)があり、遠近感がとれて、とても滑りやすかった。
雪は面ツルの極上ザラメ。
滑走している途中、あまりの気持ちよさに、思わず雄叫びをあげてしまった。
カールの底で滑走を終了し、カールに向かって思いっきり大声で「ヤッホー」と叫んだ。
無風だったので、こだまがよく響いた。
カールの底から丸山に向かって、シールで登り返した。
丸山頂上からは、悪沢源頭部を滑走した。
悪沢は、蛇抜沢カールとは違って、名前のとおり、急斜面がだんだん狭くなる険悪なところだった。
木が茂る手前で、悪沢の滑走を終了し、丸山と千枚岳のコルまでアイゼンで登り返し、千枚岳に登った。
千枚岳頂上から、朝に登ってきたルートに沿って、千枚小屋まで滑り込んだ。
2日目は、山の頂上や滑走終了地点でゆっくり休みながら、のんびりスキーを楽しんだので、疲れがあまりなくて、なかなか眠れず、満天の星空を眺めた。
3日目も、小鳥のさえずりで目覚め、富士山を見ながら、ご来光を眺めた。
その後、下山の支度をして、スキー滑走で下山した。
下山では、登りのときの登山道を通らないで、林道(車道)を滑走した。
標高2200m付近まで滑走することができ、効率よく進めた。
その後、林道を歩いて下り、小石下の上部あたりから登山道に入り、滝見橋吊橋まで下山した。
滝見橋吊橋までくると、暑くて暑くてしょうがなく、吊橋下の川で水浴びをした。
川遊びを楽しんだ後、長い長い林道を移動し、途中、林道沿いの滝で水を飲みながら、沼平ゲートまで下山した。
下山後、赤石温泉(白樺荘)に入浴し、その後、家に帰った。
フォトギャラリー:134枚
1日目。道路からの眺め。
沼平ゲート前。
林道からの眺め。
林道。
林道。
赤石ダム。
聖岳登山口。
赤石岳登山口。
赤石岳登山口の地図。
千枚岳登山口。
滝見橋吊橋。
登山道。
登山道のイワカガミ。
登山道からの眺め。
登山道/林道合流部。
登山道の階段。
登山道。
清水平の水場。
登山道。標高2000m付近から雪が出てきた。踏み抜きが酷い。
登山道。標高2200m付近で雪が連続的に繋がってきた。シールにチェンジ。
登山道。
登山道。千枚小屋が見えてきた。千枚小屋到着時は真っ暗だった。
2日目。千枚小屋。
千枚小屋前。
千枚小屋から見た富士山。
千枚小屋からの眺め。
千枚岳直登ルート。
千枚岳直登ルート。
千枚岳直登ルートからの眺め。
千枚岳直登ルートからの眺め。
千枚岳直登ルートからの眺め。
千枚岳直登ルートからの眺め。
千枚岳頂上。
千枚岳頂上からの眺め。
千枚岳頂上からの眺め。
千枚岳頂上からの眺め。
千枚岳頂上からの眺め。
千枚岳頂上の三角点。
千枚岳頂上からの眺め。
千枚岳頂上からの眺め。
登山道の梯子場。
登山道からの眺め。
登山道。ここだけを見る限り、夏山の様相。
登山道。スバラシイ雪山があった。
登山道からの眺め。
登山道からの眺め。
登山道。踏み跡がないナイフリッジが美しい。
登山道。
登山道。
登山道。
悪沢岳(荒川東岳)頂上。
悪沢岳頂上からの眺め。
悪沢岳頂上からの眺め。
悪沢岳頂上からの眺め。
悪沢岳頂上からの眺め。
悪沢岳頂上からの眺め。
悪沢岳小カール滑走。
悪沢岳小カール滑走。
悪沢岳小カール滑走。
悪沢岳小カール滑走。ここから山頂に登り返し。
悪沢岳頂上。
蛇抜沢カール滑走。
蛇抜沢カール滑走。
蛇抜沢カール滑走。
蛇抜沢カール滑走。
蛇抜沢カール滑走。
蛇抜沢カール滑走。
蛇抜沢カール滑走。
蛇抜沢カール滑走。
蛇抜沢カール滑走。
蛇抜沢カール滑走。
蛇抜沢カール滑走。
蛇抜沢カール滑走。ここから丸山まで登り返し。
丸山登り返し。
丸山登り返し。モレーンがいい感じ。
丸山登り返し。
丸山登り返し。
丸山登り返し。
丸山頂上。
丸山頂上からの眺め。
悪沢滑走。
悪沢滑走。
悪沢滑走。
悪沢滑走。
悪沢滑走。
悪沢滑走。
悪沢滑走。
悪沢滑走。ここから千枚岳へ登り返し。
千枚岳登り返し。
千枚岳登り返し。
千枚岳登り返し。
千枚岳手前のガレ場。
千枚岳頂上。
千枚岳滑走。
千枚岳滑走。
千枚岳滑走。
千枚岳滑走。
千枚岳滑走。
千枚岳滑走。
千枚岳滑走。
千枚岳滑走。
千枚岳滑走。
千枚小屋前。千枚岳滑走終了。
3日目。千枚小屋からのご来光。
下山。サラバ千枚小屋。
登山道滑走。
林道滑走。
林道滑走。
林道滑走。
林道滑走終了。標高2200m付近まで滑走できた。
林道。
林道。
林道からの眺め。
小石下。
登山道。
登山道。
登山道の鉄塔。
滝見橋吊橋。
吊橋下。下に降りてくると暑くてしょうがなかったので、水浴びした。
吊橋下。水浴びは気持ちが良かった。
滝見橋。橋の横に滝があった。
滝見橋近くの滝。
滝見橋近くの滝。水を飲んだ。
千枚岳登山口。
林道。
林道。カモシカと睨めっこ。ジーと見て動こうとしない。
林道の滝。水を飲んだ。
笊ヶ岳登山口。
林道の滝。水を飲んだ。
林道からの眺め。
畑薙大吊橋入口。
林道。
沼平ゲート。下山完了。
下山後、白樺荘で入浴。
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ロングパンツ | 靴下 | トレランシューズ | バックパック |
ヘッドランプ | タオル | グローブ | サングラス | 腕時計 | カメラ |
健康保険証 | 行動食 | GPS機器 | シュラフ | シュラフカバー | スリーピングマット |
アウターウェア | アイゼン | ヘルメット | |||
【その他】 スキー ビンディング クランポン シール 兼用靴 ウィペット |
みんなのコメント