本谷橋を渡りSガレ下部まで夏道沿いを上がって下さい。トラバース注意。涸沢から上は前爪アイゼンピッケル必携。
天気・気温
山と周辺の状況
本日は、絶好の荷揚げ&外仕事日和です。
6/7に本谷から、道をつけ直しに行ってきました。本谷付近では
オオカメノキ
オオカメノキ
やツツジなどが咲いています。少しづつ緑が上がってきています。涸沢はダケカンバようやく芽吹いたかな~というくらいです。お花がよくみられるようになるのは7月梅雨明け以降でしょう。
涸沢より日の出は見えませんが、奥穂高岳・涸沢岳に陽が当たるモルゲンロートが楽しめます。モルゲンロート(朝焼け)の現在の見頃時刻04:30頃
●天気と気温
平均気温 朝晩2~8℃ 日中5~18℃
6/10 10:00 晴れ 18℃
6/6 朝 晴れ +8℃
6/5 14:00頃 小雨。 +4℃。
6/4 午後から雪が舞い、夜から雨。
登山道の状況
●横尾から涸沢
・横尾~本谷 ほぼ夏道です。
今年は横尾からの上の登山道が良くなりました。水はけの悪かった部分は解消されたと思います。
・本谷~涸沢 本谷橋を渡り、Sガレ下部まで夏道沿いに上がってきてください。トレース(足跡)や、マーキング(目印)を見ながらあがってくればまず迷うことはありません。屏風岩からの、落石にご注意下さい。
トラバースの通過時には滑落に注意。雪道に不安な方は、軽アイゼンをお持ち下さい。
・涸沢~上部 前爪付きアイゼン、ピッケル等の完全冬山装備、それに伴う、登山技術、知識がないと上がれません。
●涸沢から上など
・パノラマコース 雪上です。8月上旬開通予定
・涸沢~ザイテングラード 雪上です。
・新村橋~涸沢 未開通です。
登山装備
基本は雪山登山装備です。
上高地から涸沢までは、6本爪程度のアイゼン。涸沢より上に行く方は前爪のあるアイゼンとピッケルが必要です。
また今後もまだ降雪の可能性もあり、雨対策も必要です。
天候が良いと、雪の照り返しで日焼け対策必要です。サングラスや日焼け止め。
テント泊の方は、雪の上なので、防寒対策をしっかりと。
注意点
装備に油断なく、天気予報をよく見て、最新情報を得て安全登山を心がけましょう。
涸沢~上部 前爪付きアイゼン、ピッケル等の完全冬山装備とそれに伴う、登山技術、知識がないと上がれません。
*ご到着が遅くなる方がいらっしゃいます。
横尾大橋を14:00までに通過できない場合は、入山をお控えください。
お知らせ
●イベント
・第22回涸沢談話会7月8日(水)~9日(木)「上高地周辺の地震と火山」今日と大学防災研究所・大見士朗氏
参加費:10,000円(宿泊費、保険料) 締切:6月12日(金)
・5名以上の場合は、ご予約ください。
・レンタルテント予約の受付開始は、基本的に3ヵ月前の同日8:00からと致します。ただし、7月分のみ5月1日(金)より受付けます。
貸出期間:7月18日(土)~10月12日(月)
テント:へリテージ社製ライトエスパース(4~5人用)¥7000
電話090-9002-2534でのみ承ります。ご了承ください。
詳しくは、涸沢ヒュッテHPへ
http://www.karasawa-hyutte.com/
昨年の今頃の様子は?
昨日迄の降雪で新雪40cm。雪崩に注意が必要。涸沢までトレース消失(4/29迄に目印付ける予定)2023.04.27
一昨日降雪。本谷橋は未設置のため雪上踏み抜き注意。涸沢からの下り不安な方は爪の多いアイゼンで2023.05.10
一昨日降雪。涸沢は全面雪です。雪山登山装備が基本。サングラスや日焼け止め(肌と唇)も必須です2023.05.16
昨夜降雪。涸沢は全面雪です。雪山登山装備が基本。サングラスや日焼け止め(肌と唇)も必須2023.05.24
本日大雨と霧。雨後は最新情報得て入山を。涸沢はまだ雪山装備が基本。サングラスも必須2023.06.02
涸沢はまだ雪山。装備油断のないようにお願いします(涸沢まででも軽アイゼンで)。サングラス必須2023.06.08
涸沢ヒュッテ周辺の過去の様子
涸沢ヒュッテ
- 現地連絡先:
- 090-9002-2534
- 電話番号:
- 03-3211-1023
- 連絡先住所:
- 東京都千代田区有楽町2-10-1 東京交通会館B1F