硫黄岳・横岳 | 硫黄岳山荘

今年は二回ほどわずかな降雪があっただけですが、これからは夏沢鉱泉でも「雪」となる可能性が大きいです。

横岳・奥の院下の鎖を、すべてステンレス製の鎖に張り替え、支柱の杭も増やしました。より安全に、通過しやすくなりました(2015.10.15 硫黄岳山荘 )
横岳・奥の院下の鎖を、すべてステンレス製の鎖に張り替え、支柱の杭も増やしました。より安全に、通過しやすくなりました(2015.10.15 硫黄岳山荘 )
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天気・気温

11/23(月) 夏沢鉱泉(標高2060m)8:00 気温0℃ 薄曇り(晴れ間もあり)
松本市の天気予報
明日
29℃
10℃
明後日
晴のち曇
28℃
12℃
日本気象協会提供 2024年4月27日 10:00発表
甲府市の天気予報
明日
31℃
14℃
明後日
晴のち曇
28℃
16℃
日本気象協会提供 2024年4月27日 10:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

<これからの天候>
・現在まで、いつもの年よりも暖かく 降雪、凍結が少ない状況です。
・これから早朝の最低気温は、-5℃前後で、氷点下になると思われます。
天候が下り坂になると、稜線だけではなく夏沢鉱泉でも「雪」になる可能性が大きいです。
八ケ岳では、11/2に初雪が降り、そのあと11/9にわずかに降雪したくらいです。
すべて溶け、稜線に雪はありません。これから降雪があっても、まだ降雪量は少ないです(多く積もることは稀です)。

・毎朝、霜が降りています。霜柱は、大きく発達しています。
稜線の朝は、「霧氷」が岩や樹木につき、青空に映えてとてもきれいです。

<紅葉の状況>
・高山帯、亜高山帯の紅葉は、終わりました。標高1000mくらいの里山でで見頃になっています。時期的には、平年並みです。

登山道の状況

<降雪情報、登山道情報>
八ケ岳では、まだ まとまった降雪はありません。
全てのルートで、通行に支障になる箇所はありません。通常通り、安全に通行できます。

<登山口、桜平方面への車道の整備「完了」のお知らせ>
分岐(唐沢鉱泉と夏沢鉱泉の分岐)より約2kmほど入った橋の前後の コンクリート工事は無事に終了いたしました。
より、安全に安定して通行できるようになりました。

<登山口情報:桜平>
・分岐(唐沢鉱泉と夏沢鉱泉の分岐)から登山口の「桜平」まで(約4km)は、未舗装の道になります。
・桜平ゲートまで2WDのタクシーも入っていますので、一般車両は進入可能です。
・ところどころ道が荒れているので、ゆっくり注意して運転してください。
・分岐から約2kmのところに、橋があります。大きめのワンボックスカーでも、無理なく通過できる幅になっています。
・道は狭いので、すれ違いの際には お互いに譲り合って通行してください。
・分岐よりマイクロバスの侵入はご遠慮ください。幅員が狭隘のためすれ違い、Uターンできません。
・桜平ゲート下200mの仮設簡易水洗トイレは、10/20に撤去いたしました。夏沢鉱泉のトイレをご利用ください。

<冬の登山口情報:桜平>
・例年、年末くらいまでは、冬用タイヤの4WD車は、入ることは可能です。
・冬用タイヤであっても2WD車は、危険です。チェーンがあっても難しいです。
・正月以降は、分岐(唐沢鉱泉と夏沢鉱泉の分岐)までにしてください。この先は、積雪が増え危険です。
夏沢鉱泉にご宿泊の方は、この分岐~桜平まで 無料送迎の対応させていただいております(事前予約要:標準時間あり)
・このHPで、定期的に降雪の状況と 車道のコンディションの情報を適宜、掲載いたします。ご参考になさってください。

<その他、重要情報>
11/19(木)の朝より、国道299号において、麦草峠の前後が冬季閉鎖。
来年4月20日ころまでの予定です。

登山装備

日が短くなってきました。秋は、日没とともに急に暗くなります。ヘッドランプなどの照明をお持ちください。
相変わらず紫外線が強いので、日焼け止めクリームやサングラスのご利用をおすすめいたします。

注意点

<注意ポイント>
1.日が短くなってきました。秋は、日没とともに急に暗くなります。ヘッドランプなどの照明をお持ちください。
2.相変わらず、紫外線は強いです。日焼け止めクリームやサングラスのご利用をおすすめいたします。

お知らせ

<営業期間について>
1.夏沢鉱泉は、通年営業です。
2.根石岳山荘は、11/3日~12/28月の間、冬期の一時休業に入らせていただきます。
・冬期営業は、年末年始 2015年12/29火~2016年1/2土の宿泊まで。
・1月~3月の間は、毎週土曜日、休日の前日、宿泊営業を行います。
稜線での冬期営業は貴重です。
前冬、ご好評いただきましたので、今年もOPENいたします。ご予約お待ちしております!
3.硫黄岳山荘は、11/3日~2016年4/21木の間、冬期休業とさせていただきます。4/29金OPEN予定。
4.周辺の山小屋
・営業中:本沢温泉、しらびそ小屋、黒百合ヒュッテ、唐沢鉱泉(~1/10宿泊まで)、など
・休業中:オーレン小屋、ヒュッテ夏沢、山彦荘など
・年末年始:山彦荘は 12/29火~1/2土に限定営業。硫黄岳への登山におすすめ。

<とっておきのイベント情報!>
1.12/19土 クリスマスイベント「雪の森のホワイトクリスマス」演奏会 夏沢鉱泉にて開催。<ご予約:満室御礼>
テノール歌手(絹川氏)、バイオリニスト(工藤氏)、ピアニスト(掛札氏)、にご出演いただきます。
通常料金¥12,000、クリスマス特別料理、お飲み物サービス。

2.クリスマスウィークのワインサービス:12/20日~12/25金 期間サービス 夏沢鉱泉(泊)の方
ご宿泊の方に、夕食時 1グラスワインのサービスを差し上げます(赤と白を選べます)。

3.ネイチャースクールの新企画「冬山登山教室」「スノーシュートレッキング」「写真教室」、間もなく掲載いたします。

<とっておきの情報!>
1.夏沢鉱泉にご宿泊の方は、JR茅野駅~桜平まで無料送迎対応いたしております(年間を通して)。
八ケ岳へアプローチの起点として、下山時の温泉として、送迎をご利用いただきますと、たいへんお得です!
茅野駅東口お迎え:午前 09:15、午後 15:30
茅野駅へお送り(桜平発):午前 08:00、午後 14:30
事前に、ご予約が必要です。1名様でも対応可能ですが、定員ございます。
(満員、作業日など、対応できない日もございますのでご注意ください。冬期は、お送り時刻が多少変更になります。)

2.多くの方にご利用いただきありがとうございました。
硫黄岳山荘の温水シャワー、根石岳山荘の展望風呂、ともに今年は終了いたしました。
湧水のみ使用していることもあり、「さっぱりして気持ちよかった」「温まった」などと、たいへん好評でした。

硫黄岳山荘周辺の過去の様子

  • みんなの登山記録 yasuhiroさんの投稿から
  • 根石岳
  • 根石岳に向かう登山道
  • 夏沢峠
  • 冬へ向かう硫黄岳(みんなの登山記録 yasuhiro さんの投稿から)
  • 赤岩の頭から硫黄岳へ(みんなの登山記録 リュウイチ さんの投稿から)
  • 硫黄岳山荘から硫黄岳
  • 硫黄岳山荘
  • 根石岳山荘周辺の様子
  • 根石岳山荘周辺の様子
  • 根石岳山荘周辺の様子
  • 根石岳山荘周辺の様子

硫黄岳山荘

現地連絡先:
090-3142-8469
電話番号:
0266-73-6673
連絡先住所:
長野県茅野市中大塩13-73

地図で見る
https://iodake.jp/

施設の詳細を見る

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硫黄岳 標高 2,760m

 南八ヶ岳の最北端に位置し、北面は夏沢峠へ深く落ち込んでいる。長野県茅野市と同南佐久郡南牧村の境にあって、北面に火山活動のなごりの巨大な火口壁を残している。南面は緩斜面の岩礫帯で、大ダルミの鞍部にかけてはキバナシャクナゲの自生地として有名で、コマクサ、ウルップソウなどの高嶺の花々が見られる。  眺望は中央・北アルプス、北八ヶ岳の山々、浅間山、奥秩父連峰、富士山、阿弥陀岳、赤岳、横岳など、多くの山々に恵まれている。  山名は火口から硫黄を産したことによるが、佐久地方では箕をかぶせたような山容から箕冠岳(みかぶりだけ)と呼んだ時代もあった。  本沢温泉から夏沢峠を経て2時間強、横岳から1時間、赤岳鉱泉から赤岩ノ頭経由で1時間30分、桜平からオーレン小屋を経て4時間強の行程である。

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横岳 標高 2,830m

横岳は長野県茅野市と同南佐久郡南牧村との境にあって、南北800mほどにおよぶ岩稜の連なりからなる山である。諏訪側、とりわけ柳川北沢上部からの眺めは、小同心、大同心の怪しい岩峰を擁した大岩壁の威容であり、佐久側からの峨々とした山容は赤岳の翼角のようにも見える。横岳は多くの峰塔で形成されており、最高点の奥ノ院、2829mが主峰である。そのほか、石尊大権現を祭る石尊峰、鉾岳、日の神を祭る日ノ岳、二十三夜峰など山岳宗教時代のなごりをとどめるものが連続し、三叉峰(さんじやほう)からは杣添尾根(そまぞえおね)が海ノ口高原へと下っている。最南端の二十三夜峰の南には地蔵尊の石の座像があって、地蔵尾根が行者小屋方向へと下っている。 眺望は赤岳とさして変わらないが、主峰、赤岳北面の雄姿は、八ヶ岳の代名詞ともいえよう。 コマクサ、タカネツメクサ、タカネシオガマ、イワオウギ、イブキジャコウソウ、トウヤクリンドウ、ミヤマダイコンソウ、ミヤマナデシコなど、稜線上に咲く高山植物は、比較的豊富である。 赤岳天望荘(旧赤岳石室)から横岳主峰までは1時間、硫黄岳から1時間30分、野辺山駅から杣添尾根を経て三叉峰までは7時間の行程である。 2019年1月、標高の改定により1m高くなり2830mとなった。具体的には、「奥の院」と呼ばれる場所が最高地点2830mとなり、これまで山頂とされてきた箇所は2826mとなっている。

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