徐々に秋の足音が近づいてきていて、林の中ではキノコを多くみかけ、エゾリンドウも蕾が膨らんできています
天気・気温
山頂の天気の閲覧、登山計画の保存などができるようになります。
山と周辺の状況
今年の夏は湿原の端が乾いてしまうくらい雨が少なかった夏ですが、最近は恵みの雨となっています。一昨日は白砂峠付近の岩がごろごろしている坂は水が流れる沢になるほど降りました。
ビジターセンター周辺もすっかり秋の気配を感じる日が増えてきました。昼でもフリース無しでは寒くていられない日もあります。燧ヶ岳をはじめ周辺の木々や湿原の紅葉はまだまだ先ですが、徐々に秋の足音が近づいてきているように思います。
尾瀬の花の最終ランナーとなる、エゾリンドウの蕾は、まだ固く閉じたままですが、オヤマリンドウは木道沿いに綺麗に咲いています。
また、林の中では、タマゴタケをはじめ、さまざまなキノコを見られるようになってきました。
なお、尾瀬は国立公園では法律で動植物の採取は禁止されております。また、触るだけで皮膚炎を起こす毒キノコもありますので、うかつに触らないようご注意ください。
日は短くなり、朝夕の気温がぐっと下がったり、晴れていても急に雨が降ったりするなど天候も不安定になって来ています。
登山道の状況
周辺の登山道、遊歩道で、問題箇所は特にありません。尾瀬沼の周回コースは、南岸側は倒木や木道が傾いている箇所もあるので、北岸を歩くことを勧めています。現在、三平下~沼尻間に倒木があり、通行には注意してください。
燧ヶ岳への登山は、山頂周辺は浮き石が多くなっているので、落とさないように注意してください。
・長栄新道(尾瀬沼・浅湖湿原~)は、とくに1~3合目あたりはぬかるみが多くなっています。
・御池新道(御池~)は、広沢田代周辺の階段で破損箇所に注意してください。
登山装備
雨具・防寒着を必ず持参してください。山の天気は変わりやすく、晴れていたと思っていてもいきなり雨が降り出したり、風が強くなったりします。
また雨で濡れた木道は非常に滑りやすくなっています。トレッキングシューズなど滑りにくいしっかりとした靴でお越しください。
注意点
【三平下 公衆トイレ改装工事のお知らせ】
三平下の尾瀬沼山荘裏にある公衆トイレが、明日8月1日から10月31日までの予定で改装工事に入り使用できなくなります。
付近の尾瀬沼第二公衆トイレ、一ノ瀬公衆トイレ、沼尻公衆トイレをご利用ください。
昨年の今頃の様子は?
尾瀬沼ビジターセンターは5月13日に開所しました。残雪が少なく、大江湿原ではミズバショウが咲き始めています2023.05.17
尾瀬沼ビジターセンター周辺の過去の様子
尾瀬沼ビジターセンター
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