甲斐駒ヶ岳 | 甲斐駒ヶ岳 七丈小屋

10/21初冠雪。山頂付近うっすら積雪しチェーンスパイクなど必要。黒戸尾根は黄葉見頃。通年予約にて営業。

今朝は見事なご来光を拝むことができました!(2018.11.01 甲斐駒ヶ岳 七丈小屋)
今朝は見事なご来光を拝むことができました!(2018.11.01 甲斐駒ヶ岳 七丈小屋)
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天気・気温

10/25(木) 晴 06:00の気温0度

山と周辺の状況

10/20は午後から小屋周辺もみぞれが降る時間があり、夜外に出てみるとうっすら地面が白くなっていました。
また小屋から上部も雪となりました。

10/21朝は登山道も白く雪化粧。登山者は八合目から先はチェーンスパイクを装着。この時期の心強いアイテムです!登りはもちろん、下り歩行時のスリップには十分ご注意ください。
午前の山頂周辺は岩の上も一面白くなりました。
摩利支天にもうっすら雪が積もりました。

10/25今日は終日爽やかな秋晴れの一日。
朝6時、日の出時の気温は2℃でした。
山頂はうっすら積雪があります。
今後も天候により雪解けや積雪の状況は日々変わりますので、万全の準備でお出掛けくださいますようお願いいたします。

日没時間も日に日に早くなっています。
遅くとも16時前には小屋に到着いただける計画でお越しくださいますよう、重ねてお願いいたします。


●自然
黒戸尾根は黄葉見頃
標高1600m付近、日向山の山頂付近の紅葉も見ごろのようです!

●気象
10/14 初雪
10/21 初冠雪 日の出6時頃の気温0℃ 素晴らしいご来光

●飲料の販売について
小屋のソフトドリンクと缶ビールがまもなく在庫終了となります。
本日よりしばらくの間こちらのアイテムについてはお一人様一本までの販売とさせていただき、在庫終了後は販売も終了となります。

11月中旬のヘリ荷上げ以降はまた通常通りの販売に戻す予定ですが、それまでは必要なスポーツドリンクや缶ビール等につきましてはお手数ですが各自ご持参いただけますよう、お願いいたします。

※七丈小屋の水場は問題なくご利用いただけます。
11月中旬頃までに凍結防止の止水作業を行います

●ヤマケイオンライン付加情報
・小屋主人 花谷泰広さんTV出演されました。「グッと!スポーツ」(NHK総合)
10/23の再放送が10/30 午前1時45分(月曜深夜)に予定されています。
NHKサイトはこちら
http://www4.nhk.or.jp/g-sport/
花谷泰広さん Twitter
https://twitter.com/hana1976

登山道の状況

●黒戸尾根  
主な登山道に通行止めの連絡はありません

八合目から山頂には積雪が想定されます。チェーンスパイクの用意を。

登山装備

3000m級山岳のいつ雪がきても対応できる登山装備が基本
暖かい手袋(素手は寒い気温です)、防寒対策(日帰りでも万一に備えて)、ヘッドライト必携(日暮れが早くなってます)
チェーンスパイクなどの滑り止めも必要です。

注意点

昨年は10月末の積雪はその後一旦解けてなくなりましたが、今後も積雪はいつあってもおかしく無い季節です。
これからお出かけ予定の方は、最新の情報を確認いただき、十分な防寒対策と足元の装備を整えてお出掛けくださいますようお願い致します。

・黒戸尾根上は七丈小屋以外に水場はありません。

●「乗り合いタクシー付き七丈小屋ご宿泊予約」
タクシー付きプラン https://www.kaikoma.info/taxi
・お一人様より催行!
・小淵沢駅→登山口(片道) の乗合タクシー付き! 七丈小屋 ご宿泊プラン
 ¥11,800(税込・1泊2食付)
・期間:平成30年7月15日~11月3日の毎日
※ご不明な点は七丈小屋までお電話にてお問い合わせください。
皆さまのご利用、心よりお待ちしております!

●登山口のもより店舗
早朝出発の場合は、道の駅はくしゅうの近くにローソンがあります。
朝8時以降であれば尾白川渓谷駐車場の売店が開店します。

●周辺交通機関(ヤマケイオンライン付加情報)
・南アルプス林道バス 戸台口~北沢峠
http://www.inacity.jp/kankojoho/sangaku_alps/minamialps/minamialps_jikokuhyo.html

・南アルプス市営バス 広河原~北沢峠
https://www.city.minami-alps.yamanashi.jp/docs/4034.html

・南アルプス登山バ 甲府駅・芦安~広河原線
http://yamanashikotsu.co.jp/

お知らせ

明日からの週末、小屋の中を暖めて皆様のお越をお待ちしております。
ソフトドリンク、ビールの在庫が残り僅かとなってしまいました。すみませんが売り切れの際にはご勘弁を。
南アルプス甲斐駒ヶ岳のおいしい水はまだ出ております。そちらはたっぷりどうぞ。

●​甲斐駒ヶ岳七丈小屋
https://www.kaikoma.info/
予約と問い合わせ 090-3226-2967 ※電波不良時や作業中などの場合は、電話に出られないことがあります。
・宿泊は予約制です。
山の状況が許す限り、いつでもご利用いただけるよう準備をして、皆さまのお越しをお待ちしております。

七丈小屋での夕食、朝食では、地元北杜市産のコシヒカリを、おいしい湧き水で炊き上げてご提供しています。まさに生まれも育ちも甲斐駒ヶ岳産。ぜひ小屋にお泊まりの際は味わってください!

●小屋の入り口について
・七丈小屋受付は、三角屋根の七丈第一小屋から約10m先です。
ご宿泊、テント泊の方は受付を済ませてください。
受付口にはチャイムボタンがあります。スタッフが受付のご案内をします。

小屋泊の方は、予約状況によって、第一小屋、第二小屋のどちらかのお部屋となります。
七丈第二小屋は第一小屋から約50m先にあります。

・テント泊の方も第1小屋受付口にて一旦お声掛け下さい。
サイトはさらに約200m登山道の先です。

昨年の今頃の様子は?

小屋から上はピッケル&アイゼン必要。5/28迄冬山営業。以降は夏山営業(宿泊要予約、受付中)2023.04.21

小屋から上はピッケル&アイゼン必要。雪質変化あり確実なアイゼンワークで一歩一歩、慎重に2023.04.27

昨朝0℃。まだ残雪凍結あり万全の雪山装備(アイゼン、ピッケル)で。状況に応じ着脱など臨機応変に2023.05.10

今朝5℃。一部まだ雪があり心配な方はアイゼンの用意を。小屋付近でサクラ開花。山麓は新緑2023.05.19

まだ氷点下の日あり。残雪箇所あり滑り止めの用意を。イワカガミが咲き始め、クモイコザクラも開花。2023.05.25

雨により地盤が緩んでいるので注意。小屋から上の残雪も少なくなりアイゼンなど不要2023.06.02

甲斐駒ヶ岳 七丈小屋周辺の過去の様子

  • 樹林帯の状況
  • 山頂付近の様子
  • 小屋から山頂へのルート 全体的にコンディションがよく登りやすいですが、ピッケルとアイゼンが必須。万全の装備で
  • 小屋から山頂へのルート 全体的にコンディションがよく登りやすいですが、ピッケルとアイゼンが必須。万全の装備で
  • テント場の様子。雪が半分残っている状態。第1+第2テント場あわせて10張りほど地面の上に設営できそう(小型テントであれば)。
  • 小屋から上の残雪はまだまだ豊富
  • 八合目と九合目の間にあるルンゼは、一部氷化した雪の急斜面となっており、滑落の危険あり。ピッケル、前爪有りのアイゼンは必須
  • 眼下には雲海。寒暖差によって登山道のコンディションはとても難しいくなる時期。万全の装備で
  • 小屋の前の雪も少しずつ溶けていますが、固く滑りやすくなっています。
  • 小屋付近の様子
  • 夜半から強風。今朝は晴れて厳しい冷え込みとなりました。不安定な天気です
  • 強い西風が吹いていますが晴天が続いてまいす

甲斐駒ヶ岳 七丈小屋

現地連絡先:
090-3226-2967
電話番号:
090-3226-2967
連絡先住所:
山梨県北杜市須田町若神子新町1205-25

地図で見る
https://www.kaikoma.info

施設の詳細を見る

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甲斐駒ヶ岳 標高 2,966m

 全国に駒ヶ岳を名のる山は20座を超えているという。その中で最も高いのが甲斐駒ヶ岳である。作家の宇野浩二は、『山恋ひ』の中で、「山の団十郎」と絶賛した。ふもとから仰いだその山姿は、正にその名に価する高貴な山容をもって迫ってくる。  太古、武御雷命(たけみかずちのみこと)が生んだ天津速駒(あまつはやこま)という白馬がいた。羽があって空中を飛んでおり、夜になると、甲斐駒ヶ岳の頂上で眠ったとのこと。これが命名の由来といわれている。  また、天平3年(731)には、甲斐国から朝廷に、身が黒色、尾が白い馬が献じられた。その馬に乗って聖徳太子が甲斐駒ヶ岳を往復したとか。ふもとを巡る川は、それにちなんで尾白(おじら)川と呼ぶ、などの伝説も残っている。  それはともかく、かつては駒ヶ岳講の名において、白装束の講中登山の山であった。開山したのは、信州・諏訪の小尾権三郎(弘幡行者)で、文化13年(1816)6月15日、20歳のときであった。しかし、文化11年編『甲斐国志』には、すでに「山頂巌窟ノ中ニ駒形権現ヲ安置セル所アリ」と記しているので、その真偽のほどは分からない。  登拝路のメインルートであった黒戸尾根上に残る、おびただしい信仰のモニュメントの数々を目にすると、そんな歴史上の小さな矛盾は消し飛んでいくような気がする。  かつては、白崩山の異称さえあった、真っ白な花崗岩とハイマツの緑に覆われた山頂からの眺めは、さすがに一等三角点の本点だけのことはある。この三角点のやぐら(覘標(てんびよう))は明治24年7月10日に建てられ、同年7月14日に標石を埋めた。同年9月12日から25日まで観測が行われている。南アルプス三大急登の1つに数えられる黒戸尾根を、重さ90kgもある標石を担ぎ上げた先人の苦労には頭が下がる。  甲斐駒ヶ岳は、伊那の人たちは東駒ヶ岳と呼んでいる。目と鼻の先に見える山に、他国の名を冠するほど人間はお人好しではない。  さて、甲斐駒ヶ岳を巡ってたくさんの花崗岩の岩壁がある。この一帯に集中的に挑みルートを開拓していったのは、主として東京白稜会のメンバーであった。1949年から1970年にかけてのパイオニア・ワークは、一頭地抜きん出ている。この会の代表であった、恩田善雄氏の「甲斐駒ヶ岳―わたしの覚書き」は、甲斐駒周辺の地誌、登攀記録、山名の由来、伝説などを網羅したものである(未刊行)。  登山コースは尾白川渓谷から黒戸尾根経由で山頂まで9時間。南西の北沢峠からは双児山、駒津峰を越えて約4時間の登りで山頂へ。

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駒津峰 標高 2,752m

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双児山 標高 2,649m

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