黒戸尾根からの甲斐駒山頂付近は粉雪の下に氷が隠れチェーンスパイクなど滑り止め必携。防寒は万全に。冬も営業(要予約)。
天気・気温
山と周辺の状況
空の青さが印象に残る一日です。
小屋の裏手から聞こえる黄蓮谷の流れも、日に日に小さく、そして静かになっていきます。
冬の訪れにそわそわとして落ち着きません。
太陽が高くなる時間帯は、日差しの暖かさを感じることもありますが、朝晩の冷え込みは相当厳しくなってきました。
今朝はマイナス5℃くらいです。
北アルプスもバッチリ見えています。この時期にしては槍穂高も積雪が少なめです。
里はまだ秋の香りが残っていますが、そろそろ山は晩秋というのも厳しくなってきました。
体が完全に冬モードにならないこの時期だからこそ、万全の防寒対策でお越しください。
小屋の中はポカポカにしてお待ちしております。
●気象
10月14日 初雪
10月21日 初冠雪
登山道の状況
●黒戸尾根
今朝登頂されたお客様の情報によると、日向はほとんど雪がなく、日陰は粉雪の下に氷が隠れている状態でとても嫌らしいとのことでした。
チェーンスパイク、アイゼン等の傾向はもちろんのこと、たとえ短い区間であっても着脱の労力を厭わないことが重要です。
登山装備
3000m級山岳の凍結や雪に対応できる登山装備が基本
防寒対策(暖かい帽子や手袋も必要)、ヘッドライト必携(日暮れが早くなってます)
チェーンスパイク(状況によっては爪の多いものが必要になるかもしれません)などの滑り止めも必要です。
注意点
●登山口の最寄り店舗
早朝出発の場合は、道の駅はくしゅうの近くにローソンがあります。
お知らせ
●甲斐駒ヶ岳七丈小屋
https://www.kaikoma.info/
予約と問い合わせ 090-3226-2967 ※電波不良時や作業中などの場合は、電話に出られないことがあります。
・宿泊は予約制です。
山の状況が許す限り、いつでもご利用いただけるよう準備をして、皆さまのお越しをお待ちしております。
●小屋から冬季営業についてのお知らせです。
皆様に快適に過ごしていただくよう、しっかりと暖房をしてお迎えしております。
昨年同様、5月中旬ごろまで、宿泊費に加えて暖房費をお一人様800円お願いいたします。
皆様のご協力、どうぞよろしくお願いいたします。
・この冬からは、夕食だけでなく朝食も準備させていただきます。
一泊二食付きで冬もご利用いただけますので、ぜひ冬の黒戸尾根にもお出かけください。
※七丈小屋での夕食、朝食では、地元北杜市産のコシヒカリを、おいしい湧き水で炊き上げてご提供しています。まさに生まれも育ちも甲斐駒ヶ岳産。ぜひ小屋にお泊まりの際は味わってください!
●小屋の入り口について
・七丈小屋受付は、三角屋根の七丈第一小屋から約10m先です。
ご宿泊、テント泊の方は受付を済ませてください。
受付口にはチャイムボタンがあります。スタッフが受付のご案内をします。
小屋泊の方は、予約状況によって、第一小屋、第二小屋のどちらかのお部屋となります。
七丈第二小屋は第一小屋から約50m先にあります。
・テント泊の方も第1小屋受付口にて一旦お声掛け下さい。
サイトはさらに約200m登山道の先です。
●イベント
12月22日と23日の夜には、ヤマテンでおなじみの山岳気象予報士の猪熊隆之さんの気象講座も開催予定です!こちらも楽しみですね!
昨年の今頃の様子は?
明日は雨予報。雨後も万全の装備で。冬山営業5/28迄。5/29~夏山営業(宿泊要予約、受付中)2023.04.14
小屋から上はピッケル&アイゼン必要。5/28迄冬山営業。以降は夏山営業(宿泊要予約、受付中)2023.04.21
小屋から上はピッケル&アイゼン必要。雪質変化あり確実なアイゼンワークで一歩一歩、慎重に2023.04.27
昨朝0℃。まだ残雪凍結あり万全の雪山装備(アイゼン、ピッケル)で。状況に応じ着脱など臨機応変に2023.05.10
今朝5℃。一部まだ雪があり心配な方はアイゼンの用意を。小屋付近でサクラ開花。山麓は新緑2023.05.19
まだ氷点下の日あり。残雪箇所あり滑り止めの用意を。イワカガミが咲き始め、クモイコザクラも開花。2023.05.25
甲斐駒ヶ岳 七丈小屋周辺の過去の様子
甲斐駒ヶ岳 七丈小屋
- 現地連絡先:
- 090-3226-2967
- 電話番号:
- 090-3226-2967
- 連絡先住所:
- 山梨県北杜市須田町若神子新町1205-25