雨の多いこの季節、木道が滑りやすく、ぬかるみや水たまりが多くなっています。
天気・気温
山と周辺の状況
残雪が多かったためもあり、今シーズンは比較的長く花を楽しめています。
ミズバショウ
ミズバショウ
は最盛期を過ぎていますが、山ノ鼻の一部ではまだ花が見られます。
また、
タテヤマリンドウ
タテヤマリンドウ
はいたるところで花をつけ、
リュウキンカ
リュウキンカ
や
チングルマ
チングルマ
、
ヒメ
シャクナゲ
シャクナゲ
ヒメ
シャクナゲ
シャクナゲ
も見られます。ただし、雨の多いこの時期、木道でスリップして怪我をする人も増えています。脇見歩きは控え、後続者の邪魔にならない程度に立ち止まって鑑賞するようにしましょう。
また、雪解けと雨が重なって、尾瀬ケ原全体の水位が高くなっているようです。その分、三条ノ滝は流量が多く、迫力たっぷりの景観が楽しめます。展望台への下りはぬかるんでいるところも多く滑りやすいので、慎重に。
アヤメ平では、
タテヤマリンドウ
タテヤマリンドウ
、
イワカガミ
イワカガミ
、
チングルマ
チングルマ
の花などが迎えてくれますが、最盛期はまだこれからという感じ。横田代では、まだ
ミズバショウ
ミズバショウ
が咲いていました。林のなかには残雪も見られ、一部雪で破損している箇所も。迂回路ができているので、慎重に通過してください。
小屋前のトチノキがたくさん花をつけています。朝夕はときおり雷が鳴り、ザーッと雨が降ることが多くなりました。
レンゲツヅジの花は蕾を膨らませてきていますが、咲くのはもう少し先です。
別館脇では、ツバメたちがたくさん飛んでいて、社交場になっています。
登山道の状況
雨の多いこの季節、濡れた木道は思いのほか滑りやすくなっています。歩幅を小さくして、ソールを押し付けるように歩くと安定します。
三条の滝へ下る道は、一部ぬかるんで滑りやすくなっています。
見晴から富士見平へ向かう八木沢道も、下部ではぬかるみや水溜りが多くなっています。ロングスパッツの装着がお勧めです。
登山装備
昼間は快適でも、まだ朝晩は肌寒いので防寒対策はお忘れなく。
バランスをとるのに役立つストックですが、先端のゴムキャップをお忘れなく。知らないうちに外れて落としてしまうこともあるので、歩き出す前にきちんと締めこんでおきましょう。
注意点
6/15より、大清水~一ノ瀬の低公害バスの運行開始しました。
お知らせ
7月の週末は、20日(土)のみ若干の空き室があります。平日は比較的空いているので、静かな尾瀬を楽しむにはお勧めです。個室料等はいただいておりませんので、お早目の予約をどうぞ。
原の小屋周辺の過去の様子
原の小屋
- 現地連絡先:
- 090-8921-8314
- 電話番号:
- 090-8921-8314
- 連絡先住所: