確実に雪量増加中。状況によりラッセルやトレース消失も。天候確認の上、無理のない計画で
山と周辺の状況
■天候、積雪など
今年は各地で雪が少ないと耳にしますが、確実に雪の量は増えてきています。
お越しの際は、天気の情報を良く確認して、無理のない計画でお楽しみ下さい。
■山梨県における登山計画書の提出が義務化
山梨県では冬の南アルプスを登山する場合は、登山計画書の提出が義務化されました。
登山前に登山計画書の提出と、家族や友人への共有をお願いいたします。
登山道の状況
■黒戸尾根
雪山となり風でトレースが消えることがあります。
・1/18 黒戸尾根登山口~小屋までの状況
(小屋番交代で入山のため、小屋までの登山道の状況をお伝えします)
尾白川渓谷 1/18の雪で木々美しく雪化粧
笹の平 再び積雪。
凍結した地面の上にフワフワの雪が乗った状態で、踏み込むとズルズル滑る状態
チェーンアイゼンは役に立たない状態なので、笹の平と八丁登りの中間位で12本歯のアイゼンを装着しました。
刃渡り 雪がたっぷり
雪と岩の境目が分かり難くなっていますので、雪を踏み抜かないように気を付けて。
黒戸山のトラバース ラッセルになるかと心配でしたが意外にも積雪が少なくて快適に歩けました。トレースがしっかりと残っていました。
小屋の手前最後の難所である垂直のハシゴ場や鎖場 薄く雪が付いていました。
出来るだけ雪を払いながら登りましたが、朝方の冷え込む時間帯に通過される場合は、凍結しているので細心の注意で登り下りして下さい。
登山装備
3000m級山岳の雪山登山装備が基本
小屋から上は前爪のある12本歯以上のアイゼン、ピッケル等の本格的な冬山装備が必要
注意点
■冬の甲斐駒ヶ岳黒戸尾根ツアー
冬の黒戸尾根ツアーの募集
全日程花谷がメインガイド。
https://first-ascent.co.jp/tours/kuroto-winter/?fbclid=IwAR2J5kgCQFOdC3dLT22e6zmhVJVWXr1ka4yLsMLiSygijFY8AITnAKYuaLc
■前夜泊プラン
冬に七丈小屋をご宿泊のお客様限定の、3月29日ご宿泊分までの特別プランとなります。
https://www.kaikoma.info/agrieable
■北杜市のふるさと納税返礼品に登場
11月1日より北杜市のふるさと納税返礼品として、「弊社ツアーもしくは甲斐駒ヶ岳七丈小屋でのお支払いにご利用いただけるクーポン券」あります。
寄付額1万円、2万円、3万円で設定させていただいております。ご確認ください!(リンクは3万円)
https://furu-po.com/goods_detail.php?id=477682
お知らせ
■甲斐駒ヶ岳七丈小屋
https://www.kaikoma.info/
予約と問い合わせ 090-3226-2967
※電波不良時や作業中などの場合は、電話に出られないことがあります。
・宿泊は予約制です。
■冬の営業
通常営業しています。
冬の甲斐駒ヶ岳黒戸尾根は、誰もが登れる世界ではありません。
しかし、しっかり経験を積み上げた方には、ぜひ挑戦していただきたいと思っております。
厳しい登山であるからこそ、七丈小屋では少しでもほっこりと過ごしていただけますようご用意しております。
■冬季はお水が一部有料。
お水が必要な方はスタッフにお声掛け下さい。
小屋、テント泊の方は、2Lまで無料。
宿泊以外の方、又は宿泊のお客様でも2L以上は0.5L毎に100円で販売。
お湯は0.5L毎に200円で販売致します。
貴重なお水なので、ご理解とご協力を宜しくお願い致します。
昨年の今頃の様子は?
明日は雨予報。雨後も万全の装備で。冬山営業5/28迄。5/29~夏山営業(宿泊要予約、受付中)2023.04.14
小屋から上はピッケル&アイゼン必要。5/28迄冬山営業。以降は夏山営業(宿泊要予約、受付中)2023.04.21
小屋から上はピッケル&アイゼン必要。雪質変化あり確実なアイゼンワークで一歩一歩、慎重に2023.04.27
昨朝0℃。まだ残雪凍結あり万全の雪山装備(アイゼン、ピッケル)で。状況に応じ着脱など臨機応変に2023.05.10
今朝5℃。一部まだ雪があり心配な方はアイゼンの用意を。小屋付近でサクラ開花。山麓は新緑2023.05.19
まだ氷点下の日あり。残雪箇所あり滑り止めの用意を。イワカガミが咲き始め、クモイコザクラも開花。2023.05.25
甲斐駒ヶ岳 七丈小屋周辺の過去の様子
甲斐駒ヶ岳 七丈小屋
- 現地連絡先:
- 090-3226-2967
- 電話番号:
- 090-3226-2967
- 連絡先住所:
- 山梨県北杜市須田町若神子新町1205-25