奥穂高岳 | 穂高岳山荘

感染症対策の上、山荘泊テント泊とも要予約で営業。白出沢通行不能。天候地震の影響あり

穂高岳山荘(2020.07.22 穂高岳山荘 )
穂高岳山荘(2020.07.22 穂高岳山荘 )
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天気・気温

07/20(月) 10:00 雨
松本市の天気予報
明日
29℃
10℃
明後日
晴のち曇
28℃
11℃
日本気象協会提供 2024年4月27日 0:00発表
高山市の天気予報
明日
29℃
8℃
明後日
曇のち雨
26℃
10℃
日本気象協会提供 2024年4月27日 0:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

■7月17日から営業を開始しております。
今後の地震や天候により、状況が変わる可能性がありますので、入山前に登山道状況を必ず確認して頂くようお願い致します。

・小屋宿泊、テント泊ともに予約をお願いします。
※1名様より、山荘へのご宿泊の事前予約連絡を必ずお願いいたします。

・テントでのご宿泊を希望するお客様も事前予約連絡を必ずお願いいたします。

■天候
7/20 朝のうちガス 10時頃には雨。しっかりとした雨脚です

■自然
周囲では高山植物が咲き始めました
地震や天候の影響もあり、落石浮石が多いです。注意して下さい。

登山道の状況

今後の地震や天候により、状況が変わる可能性がありますので、入山前に登山道状況を必ず確認して頂くようお願い致します。

■登山道の状況
・涸沢~ザイテングラート~穂高岳山荘(7/19)
ザイテングラート取りつきに10mほど残雪あり。
道を切ってあるため通行に支障はありません
落石、浮石に注意してください

・穂高岳山荘~奥穂高岳山頂(7/19)
残雪なし
落石、浮石に注意してください

・穂高岳山荘~北穂高小屋
7/19時点で通行可能です
落石、浮石に注意してください
今後の地震の影響により状況が変わる可能性があります

・白出沢ルート
通行不能となっております。(7/19)
群発地震の影響により登山道の状態が悪い為、通行不能となっております
詳細は以下を確認してください
http://www.kitaalpsgifu.jp/cgi-bin/mountain/htmlview.cgi?admin=view

・穂高岳山荘~前穂高岳、岳沢
地震・大雨の影響により、落石・浮石が多く、現時点では通行危険な状態です。
※岳沢小屋は地震の影響で営業開始が遅れています。7/22営業再開予定
https://www.yarigatake.co.jp/dakesawa/blog/details/4233/

・穂高岳山荘~西穂高岳
穂高岳山荘~ジャンダルム間は、浮石は例年より多く注意が必要ですが通行は可能です。

西穂山荘~間ノ岳の状況は下記サイト(7/5の投稿)を参照してください
https://www.facebook.com/hitonotame.shizennotameni/?hc_ref=ARTcCNuTALW2YyGz9r2zmJJd5kfN8oAsD3YPvdGDuuuA6fK2UbGFJ60sinFRBqdJRf4&fref=nf&__xts__[0]=68.ARBULnOsXrjcuVlxkVoyYc-QSjLSvnujI0oPQtLpJvkH_JZ6ijMfqJ-VU1P93U-GM1wJ3KaryL-OQmBnLH3D0jcUjoq9qC-0zBlGE1bbPymaEV1DXLdZOMkINcXnvZngg96IxFmgD4WaR7PNqKkZLqrygn1bkLyF2mvf9ZAIUQnNR7OvgE-l1xyDhcjqP58ZgG72o0gww8OqiXiBRtICTlUxADc8Gt-DOrsoQZ2TKfgnJMu-_o4YQCgqUad4LSLcvQzy28ycQSsyTNe53WPd3z4LItihzybAX2i0KPzZVixViTAJrEv7B0ZNlNi5RiQqTAyvUo7Bsc-ym4odL2WV_TvX3g&__tn__=kC-R

また天狗のコルから岳沢へのエスケープルートは通行困難と聞いております。
例年以上に慎重な判断が必要であり、どのような状況でも対応できる経験技術が求められます。

登山装備

3000m級山岳の夏山登山装備が基本です。

お知らせ

■穂高岳山荘
http://www.hotakadakesanso.com/
穂高岳山荘事務所 電話0578-82-2150
現地電話 090-7869-0045 (受付時間 07:00~20:00)

穂高岳山荘は2020年の営業を開始いたしました。
宿泊、テント泊は予約制。売店、昼食も営業しています。

・穂高岳山荘Facebook
https://www.facebook.com/hotakadakesanso

・穂高岳山荘Twitter
https://twitter.com/3190

■穂高岳山荘2020年のご宿泊とテント泊 および ご予約について 
・小屋宿泊、テント泊ともに予約をお願いします。
・各客室への宿泊人数を、通常の半分程度とさせていただきます。
※1名様より、山荘へのご宿泊の事前予約連絡を必ずお願いいたします。

・テントでのご宿泊を希望するお客様も事前予約連絡を必ずお願いいたします。

・本年は宿泊・テント泊のご予約受付開始日が下記の通りとなります。
7/15~8/31のご宿泊  6月15日予約開始
9/1~営業終了までのご宿泊  8月1日予約開始

・ご予約は山荘直通電話(090-7869-0045 受付時間:7:00~20:00)
ご連絡時に満室、テント場の空き無しだった場合は別の日程にて登山をご計画ください。
詳細と空状況↓
https://hotakadakesanso.com/stayin2020

※大切なお願い
他の山小屋様や他の日程などへの複数の予約をされますと、限りのある山小屋運営において、本年はいつにもまして大きな打撃となってしまいます。体調不良や荒天での緊急時のキャンセルは可能ですので、どうか複数の予約だけはご容赦くださいませ。

詳しくはこちら
https://www.hotakadakesanso.com/stayin2020
※用意して頂くものなどもあります。

■穂高岳山荘 公式オンラインショップ
https://shop.hotakadakesanso.com/

昨年の今頃の様子は?

営業4/27~(要予約)。5/20迄の予約受付中(WEB予約推奨)。例年より雪は少な目ですが雪面カチカチ2023.04.21

本日営業開始。昨日迄のまとまった降雪により雪崩や滑落に注意。厳冬期雪山登山装備必要2023.04.27

GWのトレースは天気により消失。雪山登山装備(必ず前爪のあるアイゼンとピッケルが必要)基本2023.05.09

涸沢からでも雪の状況によりルート選びが必要。雪山登山装備(前爪アイゼン+ピッケル)基本2023.05.17

まだ降雪あり。雪山登山装備(前爪アイゼン+ピッケル)必要。雪崩、落石、クラックに注意2023.05.24

穂高岳山荘周辺の過去の様子

  • ヘリコプターの中から
  • 飛騨側、硬い氷をチェーンソーで割る様子
  • 夕焼けの白出沢
  • 満月に照らされる奥穂高の岩壁
  • 完全な雪山となりました 涸沢岳方面から小屋方面の様子
  • 凍てつく小屋
  • 凍てつく小屋
  • 北尾根も完全雪化粧
  • 稜線の標識も雪に埋まりそうです
  • 稜線から山荘を俯瞰
  • 積雪凍結がある冬山となりました
  • 涸沢も少しずつ色づいてきました。

穂高岳山荘

現地連絡先:
090-7869-0045
電話番号:
0578-82-2150
連絡先住所:
岐阜県飛騨市神岡町東町504

地図で見る
http://www.hotakadakesanso.com/

施設の詳細を見る

関連する山

長野県 岐阜県 / 飛騨山脈南部

奥穂高岳 標高 3,190m

 奥穂高岳は穂高連峰の中央にそびえる盟主である。標高3190mは富士山の3776m、南アルプスの北岳の3192mに次ぐ日本第3位の高峰で、頂上に造られた2mを超す大ケルンの上に立つと第2位になろうかという高峰なのである。しかも堂々と大きい山容がいい。  山頂で綾線が分岐し、南西に延びる岩稜は馬ノ背からジャンダルムの奇峰を経て、間ノ岳、西穂高岳、焼岳へと延びる。  もう1つの岩稜は南東へ吊尾根となってたわみ、前穂高岳、明神岳となって上高地に雪崩落ちていく。  山稜は硬いひん岩(ひんがん、ひんは「王」偏に「分」の字)の破片に覆われ、岩屑の堆積した山だ。南東側は涸沢のカールが削り取った断崖で、南面は岳沢が急角度に落ち込み、上高地や乗鞍岳が見える展望の優れた山頂である。  山頂から100mほど西へ向かってから右に折れる主稜線を、うっかり見落として直進すると急傾斜にセバ谷に落ち込んでしまう。毎年のように事故を起こす「だましの尾根」だ。主稜線を北に下ると白出乗越で、穂高岳山荘がある。  頂上から南西に延びる岩稜は、奇峰ジャンダルムに続いている。前衛峰、門番といった意味のフランス語だが、むしろ独立峰と呼びたい山で、悠々としてとりとめのない奥穂高岳をきりっと引き締めている。  初登頂は明治42年(1909)の鵜殿正雄パーティで、槍ヶ岳への初縦走の途中だった。彼は大正元年(1912)には岳沢から天狗沢に入り、天狗のコルからジャンダルムを経て奥穂高岳の初トレースをしている。穂高岳開拓のパイオニアとして銘記されるべき人である。  穂高連峰の開拓は信州の梓川側が早く、山小屋もほとんど信州人が占めているが、奥穂高岳だけは、白出乗越に飛騨の名ガイド、今田重太郎が小屋を建てて登山者の安全を期した。1度登山者の不始末で全焼したが再建し、現在では近代的な山荘になっている。  一般登山道は涸沢からザイテングラートの岩尾根を登って白出乗越に出、奥穂高岳へ向かう。涸沢から白出乗越まで2時間、それから奥穂高岳頂上まで1時間。  飛騨側からは、新穂高温泉から蒲田川右俣を白出沢出合まで2時間、白出沢を登って白出乗越まで7時間。静かな谷のいいコースで、下りに使えば白出乗越から5時間30分で新穂高温泉に着き、バス停前の無料温泉で山の汗が流せるので、山好きに好評である。  上高地から岳沢を経て前穂高岳、吊尾根、奥穂高岳のコースは9時間で頂上に着く。少しきついが、登り甲斐のある道だ。

長野県 岐阜県 / 飛騨山脈南部

北穂高岳 標高 3,106m

 北穂高岳は穂高連峰の最北端にそびえる。東は涸沢谷、西は蒲田川右俣からの支流、滝谷によって壮絶な岩壁になっている。主稜線は南北に起伏し、南は岩を踏んで涸沢岳へ、北は大キレットを隔てて南岳、中岳、大喰(おおばみ)岳、槍ヶ岳へと続いている。  この山のよさは、西面の滝谷に尽きる。日本でも超一流のロッククライミングのゲレンデである。かつて、名案内人といわれた上條嘉門次が「鳥も止まれねえ」と嘆かせた悪絶な岩壁で、初登攀は大正14年(1925)。早大の四谷龍胤(りようすけ)、小島六郎パーティとR.C.Cの藤木九三(くぞう)、ガイドの松井憲三パーティが、同じ8月13日に挑み、成功している。  滝谷は中間の合流地点からA沢~F沢が分かれ、B沢~D沢の間のルンゼや岩稜、岩壁が主な登攀対象になり、日本を代表する優れたクライマーたちを育ててきた。  北穂高岳は北峰と南峰に分かれている。北峰に三角点があり、直下に北穂高小屋があるので、普通、北穂高岳頂上とは北峰を指す。  登山道は涸沢カールから南稜の急登をがんばれば、3時間で山頂に立てる。上高地からは8時間30分の道のり。

長野県 岐阜県 / 飛騨山脈南部

涸沢岳 標高 3,110m

 穂高連峰の主な岩峰は、涸沢カールを中心に半円を描いている。テント場から見上げるとひときわ目をひくのが北の肩に鋭い三角錐の涸沢槍を従えた涸沢岳である。南に前穂高岳と奥穂高岳、北にクライマーのハイマート、北穂高岳と、すばらしい山々がそびえているが、姿のよさでは涸沢岳がまとまっている。  ひん岩(ひんがん、ひんは「王」偏に「分」の字)の筋肉質の岩峰で、北穂高岳側は険しい岩壁となり、縦走路としては一級の悪さだ。  南の鞍部は白出(しらだし)沢の突き上げる白出乗越。歴史の古い穂高岳山荘が、風力発電、太陽光発電など最新のシステムを駆使して建っている。山頂から西に張り出している西尾根は冬期コースとなり、北穂高岳・滝谷の眺めがすごい。  上高地から涸沢、ザイテングラート経由で所要8時間30分。涸沢の中腹には、近代登山史に残る涸沢の岩小屋がある。新穂高温泉からは白出沢経由で所要9時間30分。

ユーザーの登山記録から

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