登山成功のカギは日常生活にあり。ズボラメンテナンスが招いた悲劇!! マンガで楽しくわかる『失敗から学ぶ登山術』

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幸いなことに雪がやみ、乾いた服に着替えることができました。もし、雪が降りやまず、着替えることができなかったら、かなり危険な目にあっていたかもしれません。無理に登山を続行せず、雪がやんでいる間に下山を決断した奥さんの判断は的確なものでした。

今回の浜田さんの失敗の原因としては「登山ウェア、道具のメンテナンス」に尽きます。雪山でなくても、山の中で道具やウェアが機能を発揮しなくなると、とたんに登山が厳しいものになります。たとえば夏の高山で雨にうたれたとき、もし浜田さんと同じような撥水性の劣化したウェアを着ていたら、どうなるでしょう。

ウェアのメンテナンスについては、各社のホームページなどで説明されているので、自分の着ているメーカーのホームページをしっかりチェックしてみてください。登山の成功・失敗は普段の日常生活にもあることがわかる、今回のエピソードでした。

次回は3月上旬公開予定! どうぞお楽しみに!!

山のトラブル、アクシデントを回避し、山を愛するすべての方々が登山を楽しめるように、次回から皆さんが体験した失敗エピソードを募集します。そのエピソードをもとに浜田さんがマンガをつくります。ぜひともご協力をお願いします!

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プロフィール

浜田正則

70年生まれ。製本工場の作業場勤務→デザイン会社勤務を経て98年ライターとして独立。原作・構成・デザイン・編集をこなす。2000年に竹書房の新人賞佳作受賞し、主な掲載誌は近代麻雀(竹書房)、週刊大衆・漫画アクション(双葉社)、週刊アサヒ芸能(徳間書店)、週刊漫画サンデー(実業之日本社、休刊)など。

浜田ミケ

2015年週刊アサヒ芸能の浜田正則の連載コラムで作画・イラストデビュー。現在は玉三郎名義で双葉社Web「日刊大衆」にて同氏連載コラムのマンガイラストを担当。

マンガで楽しくわかる『登山のヤバいチェックポイント』

登山にはいくつかの大事なチェックポイントがあります。見落としがちな、あるいはいまさら人に聞けない、そんな見落とすと「ヤバい」チェックポイントを、マンガで楽しく解説します。

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