ザ・ノース・フェイス
「マウンテン ラウンダー ジャケット」

象徴的な名品に加わった一着。
環境にも配慮

文＝大堀啓太（ハタケスタジオ）、写真＝小山幸彦　
[PR]2025.03.28

ノースフェイスを象徴するアイテムのひとつ、マウンテンジャケット。その系譜に新たなシリーズが加わる。マウンテンジャケットは、厳冬期の8000m峰に対応する機能やタフさを備えたハードシェルとして1985年に発表され、多くのアルピニストのチャレンジをサポートしてきた。機能だけでなく洗練されたデザインが注目され、やがてライフスタイルウェアとしても受け入れられ、代表的なマウンテンパーカーのひとつになった。

それから40年。さまざまなアウトドアシーンで活躍するアウターシェルとして登場するのが「マウンテンラウンダージャケット」だ。伝統的なツートンカラーのデザインを引き継ぎながら、軽さとタフさを両立した50デニールの生地を採用。3シーズンの登山でレインウェアとして使用するのはもちろんのこと、ボックスシルエットのため街でも着回しやすい。40年前と大きく変わったのは、環境への配慮だ。有害なフッ素を使用しないゴアテックスePEメンブレン、環境負荷を低減したPFCフリーの撥水加工を採用。生地の一部にはリサイクルポリエステルを使用している。

機能や使いやすさに加え、自然に対するやさしさをもつ一着。登山道具に求めるのは、もう機能だけではないはずだ。