登山前後やドライブで立ち寄りたい! 八ヶ岳周辺の道の駅【山と溪谷8月号】

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発売中の『山と溪谷』8月号の特集は八ヶ岳。登山のアプローチに車を使う方や、八ヶ岳周辺をドライブする方は多いのではないでしょうか。早くに下山できたときや、観光の際は道の駅に寄ってお土産を探したり、おいしいものを食べたりしましょう! 八ヶ岳周辺の道の駅を4つ抜粋して紹介します。雑誌ではもっと紹介されているので、ぜひ本屋さんで手に取ってみてください。

文=横尾絢子・山と溪谷編集部 写真=花岡 凌

目次

蓼科アイス
蓼科アイス。季節のフルーツや地元産牛乳を使用している

洗練されたテナントがそろい、湖畔に立つ 道の駅 ビーナスライン蓼科湖(たてしなこ)

2020年、蓼科湖畔にオープンした道の駅。23年には観光案内所・レストラン・温泉・宿泊施設などを備えた「蓼科BASE」が併設された。「蓼科アイス」は、日本映画の巨匠・小津安二郎(おづやすじろう)監督が愛した同名喫茶店の復刻店。ヴィーガンバーガー専門店「アインソフ・リプル」はすべての素材が植物性で、胃もたれしにくく登山前後にも◎。

銀座のレストランんのバーガー専門店が蓼科に出店
リプルチーズバーガー。植物性素材とは思えないリッチな味わいが驚き!
源泉かけ流しの日帰り温泉。和モダンな浴場からは緑を眺められる
下山後の体に蓼科アイスがしみわたる~!

DATA

住所:長野県茅野市北山4035-2906
アクセス:中央道諏訪ICから約30分
営業時間:蓼科アイス9時~17時。アインソフ・リプル11時~16時(水曜は9時~15時)
日帰り温泉:11時~18時30分最終受付
駐車台数:108台

甲斐駒ヶ岳(かいこまがたけ)を背負う 道の駅 はくしゅう

空気が澄んで晴れた日に立ち寄ると、駅舎越しに甲斐駒ヶ岳をはじめ南アルプスの山々が一望できる、山を背負った道の駅。駅舎の手前には天然名水の水汲み場がある。軟らかい天然水を飲んで山の恵みを体感しよう。かもしか食堂の甲斐駒天丼はボリューム満点。塩気の利いた山脈塩(やまじお)牛乳ソフトは疲れた体にぴったり。

軟らかくておいしい天然水が無料で汲める
かもしか食堂の甲斐駒天丼。夢中でかきこみたい
夏シーズンは地元の野菜とフルーツが魅力
下山後に食べたい塩気が利いた山脈塩牛乳ソフト

DATA

住所:山梨県北杜市白州町白須1308
アクセス:中央道須玉ICから約20分
営業時間:ファーマーズマーケット9時~18時。かもしか食堂土日祝日11時~15時30分LO。カフェコーナー土日祝日10時〜17時
日帰り温泉:なし
駐車台数:85台。RVパーク2台
道の駅の内観。地元の野菜やお土産、奥には工芸品も

食と健康をテーマに上質な食材を厳選 道の駅 こぶちさわ

編笠山(あみがさやま)の登山口・観音平(かんのんだいら)に近い小淵沢(こぶちさわ)。「食と健康」「都市と農村の交流」をテーマに、地域のハブとして機能する道の駅には、地元産のこだわり食材がずらり。野菜などは品質検査を行ない、パスしたもののみ並べるとか。別荘や移住者が多いという土地柄、少し珍しい、おしゃれな野菜も多く、つい手が伸びてしまいそう。

地元産の高品質野菜は道の駅内のイタリアンレストランのシェフも御用達
延命そば処のもりそばは、八ヶ岳南麓のそば粉、地下天然水を使用
ジャム工房「夢の木」。無添加で果肉たっぷり。地元主婦の手作りという
道の駅オリジナルブランドはこのマークは目印

DATA

住所:山梨県北杜市小淵沢町2968-1
アクセス:中央道小淵沢ICから約3分
営業時間:農産物直売所9時~18時(季節変動あり)
日帰り温泉:延命の湯10時~21時30分最終受付
駐車台数:294台
農産物直売所。新鮮な食材を求めて平日も多くの人が訪れる

麦草峠の麓に2024年9月オープン! 道の駅 八千穂高原(やちほこうげん)

北八ヶ岳へのアクセスがよく、登山者のほか観光客や地元住民にも人気。直売所には、佐久穂(さくほ)のリンゴ・牛乳を使用したスイーツ、小海町(こうみまち)の名産「鞍掛豆(くらかけまめ)」などが並ぶ。佐久穂町周辺の魅力を発信するビジターセンターにはカフェもあり、オリジナル焙煎豆のコーヒーやプルーンジュース、珈琲ソフトなどを提供する。

10を超える蔵元がある佐久地域は「日本酒のまち」
広い敷地と新しい駅舎。ドッグランなど設備も充実
東信地方初のモンベルストアが道の駅に出店

DATA

住所:長野県南佐久郡佐久穂町畑1190-1
アクセス:中部横断道八千穂高原ICから約1分
営業時間:直売所9時~18時。カフェ8時30分~16時LO
日帰り温泉:コインシャワーあり
駐車台数:155台。車中泊施設5台
直売所には高原野菜や、9月ごろには珍しい生のプルーンも

山と溪谷2025年8月号より転載)

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プロフィール

山と溪谷編集部

『山と溪谷』2026年1月号の特集は「美しき日本百名山」。百名山が最も輝く季節の写真とともに、名山たる所以を一挙紹介する。別冊付録は「日本百名山地図帳2026」と「山の便利帳2026」。

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雑誌『山と溪谷』特集より

1930年創刊の登山雑誌『山と溪谷』の最新号から、秀逸な特集記事を抜粋してお届けします。

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