慧海の「チベット旅行記」には敢えて記されていないツァルカ村から先、越境への核心部へ―― 約100年前にチベットを旅した僧侶・河口慧海の足跡をたどり、さらにドルポ内部へと旅を続ける稲葉香さん。今回はツァルカ村へ。ツァルカは、のちに発見された日記によって立ち寄ったことが確認できた場所である。 2021.09.01
慧海ルートをたどってドルポへ。疲労困憊でたどり着いた野営地は100年前の慧海と同じ場所だった!? 100年前にチベットを旅した僧侶・河口慧海の足跡をたどっている稲葉香さん。2016年9月、ネパールの秘境・ドルポへ向けての旅が始まった。沢を遡り、疲労困憊の末、たどり着いた野営地は、100年前の慧海と同じ場所だったのか――。 2021.02.21
慧海ルートから寄り道。地図では探せないローマンタンの洞窟とゴンパを訪ねる 100年前にチベットを旅した僧侶・河口慧海の足跡をたどっている稲葉香さん。2016年の旅は、慧海の足跡から少し外れて、秘境ローマンタンへ。標高3700mにある城郭都市の奥にある、ガイドブックにも載っていない、現地の案内人もなかなか行くことがないという洞窟群へと足を踏み入れた。 2020.12.07
慧海が10ヶ月滞在していた村、ツァーランで、私が確かめたかったこと 今から100年以上も前に、標高5000m以上あるヒマラヤ奥地の峠をいくつもこえた僧侶、河口慧海。その足跡を辿る稲葉香さんは、慧海が10ヶ月もの長期にわたって滞在したツァーランという村へ入った。そこで見たものは? 2019.11.20
巨大なマニ壁のあるゲミ、そして、グランドキャニオンのようなダークマーを経て、ツァーランへ 今から100年以上も前に、標高5000m以上あるヒマラヤ奥地の峠をいくつもこえた僧侶、河口慧海。その足跡を辿って、稲葉 香さんらが歩いた2016年の記録。シャンボチェからスタートし、河口慧海が10ヶ月を過ごしたというツァーランに向けて歩く。 2019.09.23
アッパームスタンにて。ガイドブックに載っていない天然の仏塔を訪れる 今から100年以上も前に、標高5000m以上あるヒマラヤ奥地の峠をいくつもこえた僧侶、河口慧海。その足跡を辿って、稲葉 香さんらが歩いた2016年の記録。今回はチレからシャンボチェまでの途中に立ち寄った、ガイドブックにも載っていない場所の話。 2019.07.22
アッパームスタン入域、慧海が滞在した村ツァーランへの道 河口慧海の足跡を辿って、2年ぶりにアッパームスタンへと足を踏み入れた稲葉香さん。カリガンダキを北へ、かつてチベットとインドとの塩の交易路として栄えた道を歩く。今回は、カグベニからチレまでの道について。 2019.05.21
はるか遠くに見える慧海が歩いた山。カリガンダキを越えて、ムスタンとドルポの県境へ 100年以上も前に日本人として初めてチベットへの入国を果たした僧侶、河口慧海。その足跡を辿って、稲葉香さんらが歩いた2016年の記録を追う。今回は、ドルポの入域地点、ジョムソンからドルポとムスタンの県境、カグベニまでの旅を紹介する。 2018.10.02
河口慧海ゆかりの地ボダナートからジョムソンへ行く 100年以上も前に仏典を求めて日本人として初めてチベットに潜入した僧侶、河口慧海。その足跡を辿って日本を発った稲葉香さん率いる遠征隊は、カトマンズからアッパームスタンに向けて進む。 2018.04.26
ネパール・カトマンズで運命の再会 日本人として初めてチベットに潜入した僧侶・河口慧海の足跡を辿って、ネパール・ヒマラヤなどを歩く女性登山家・写真家の稲葉 香さん。2016年8月17日に大阪を発ち、無事“荷物とともに”カトマンズに到着。前回の遠征では大変な目にあったそうです。一体何が…? 2018.03.12