奥津軽トレイル

奥津軽トレイル

JAPAN TRAIL 本線

奥津軽トレイル

奥津軽トレイルは、青森県津軽半島にある総距離約117㎞、8セクションのトレイルです。1本のトレイルではなく、セクションごとに異なるエリアに分かれていることが特徴です。

奥津軽トレイル

タイプ(環境) 登山、森、里山、海岸
ベストシーズン 4月中旬~11月初旬
スルーハイク日数 -
総距離 約117㎞

公式サイト

青森県津軽半島中央部に位置する五所川原市から、半島突端の龍飛崎へ至る中山山脈を巡る8セクションのトレイルで、日本海、陸奥湾、津軽海峡もエリアに含まれます。日本三大美林「青森ヒバの森」、日本初の森林鉄道「旧津軽森林鉄道」、吉田松陰「東北巡行の道」を辿ります。トレイルルートは1本の道ではなく、8つのセクションに分かれており、総延長は約117㎞、各々のセクションに土地の物語があります。

こんな人におすすめ

8つのセクションは最短3.2㎞、最長24.1㎞であり、ほとんど森林鉄道の軌道跡がベースであるため、一部を除けば高低差も少ない初心者向けのルートです。

アドバイス

プランニング

各セクションは全て日帰りルートですが、地域の事情で公共交通機関がないため、予め移動の相談と車両の手配が必要です。

宿泊

宿泊は五所川原市のホテルや民泊が基本になり、設備の整ったキャンプサイトは離れた距離で点在しています。

季節

冬場は各所の道が閉鎖されるため、トレイルの期間は4月後半から11月前半までであり、5月中旬からの新緑と10月後半の紅葉がおすすめです。

アクセス

津軽半島日本海側の公共交通は五所川原~津軽中里までの津軽鉄道、弘南バス、陸奥湾側は青森~蟹田までのJR津軽線、蟹田以北は自治体が運行するコミュニティバスのみです。日本海側の国道339号線は小泊以北の通行期間が4月15日~11月15日までとなります。金木~青森への県道2号線も同様です。

その他

数年前の豪雨災害により各所のトレイルルートが崩壊し、8セクションのうち2セクションは復旧の見通しがありません。また、近年はクマの出没が多く、単独行は特に注意が必要です。