山陰海岸ジオパークトレイル

山陰海岸ジオパークトレイル

JAPAN TRAIL 本線

山陰海岸ジオパークトレイル

鳥取県から京都府京丹後市まで、日本海沿岸をつなぐ全長約230km、全27コースで構成されたトレイルです。自然歩道を中心に、日本海沿岸の原風景や漁村の暮らし、歴史文化も体感でき、絶景と地域の魅力が詰まっています。

日本海ならではの自然と文化に触れる道 山陰海岸ジオパークトレイル

タイプ(環境) 海岸、町歩き、舗装路
ベストシーズン 4月〜11月
スルーハイク日数 -
総距離 230km

公式サイト

西は鳥取県鳥取市の青谷町から東は京都府京丹後市までの全長約230km、全27コースで構成されています。コンセプトは「うみわたり、街つなぐ」で、海岸線のルートをつなぎ、山陰海岸の雄大な自然の風景、日本海で育まれた漁村の風景、歴史文化など、日本海沿岸の原風景を楽しめます。

また、日本海の誕生や地殻変動によって生まれた多様な地形・地質の上に、古代から人々の暮らしや文化が築かれてきた歴史ある道です。城下町や宿場町、古墳など、各地に歴史的な遺跡や街並みが残り、歩くことで地球の成り立ちと人の営みの両方を体感できます。

こんな人におすすめ

最短コースで2.8km、最長コースで21.4kmの距離があります。また、最大高低差が332mあるコースから、ほとんど高低差がないコースまであり、トレイル初心者から上級者まで、スキルや時間に応じてコース選びができます。

アドバイス

プランニング

見どころが多いため、余裕をもったプランニングをしましょう。初心者や時間が限られる場合は、見どころごとに区切って歩く「セクションハイク」がおすすめです。公共交通機関を活用し、無理のない行程を組み、天候や体調にも充分注意してください。

宿泊

テント泊は指定されたキャンプ場(柳茶屋キャンプ場、牧谷キャンプ場など)でのみ可能で、それ以外の場所での野営は禁止されています。宿泊は民宿やホテルも活用しましょう。キャンプ場は海沿いが多いため、天候や風対策も忘れずに準備しましょう。

季節

おすすめシーズンは春(4~6月)と秋(9~11月)で、気候が穏やかで歩きやすく、絶景や海の幸も楽しめます。真夏は高温や直射日光、熱中症に注意が必要で、こまめな水分補給と休憩を心がけてください。積雪期(12~3月頃)は一部区間で通行困難や危険が伴うため、事前に最新情報を確認する必要があります。

アクセス

各コースには最寄りの駅やバス停が設定されており、公共交通機関でのアクセスが可能です。

ゴミは必ず持ち帰りましょう。また、岩石等の地質物品の採取は禁止されています。トイレは施設や携行トイレを利用し、住民やほかのハイカーに配慮した行動を心がけてください。コースには滑りやすい場所や急斜面、野生動物の出没もあるため、事前に最新情報を確認しましょう。

その他

迂回路・通行止めしている箇所があります。公式サイトにて最新情報をご確認ください。