ぐんま県境稜線トレイル

JAPAN TRAIL 本線

ぐんま県境稜線トレイル

群馬県と新潟県・長野県の県境となる稜線をつないだ約100kmのトレイルです。谷川岳（たにがわだけ）や四阿山（あずまやさん）などの名峰が連なり、稜線をつなぐロングトレイルとしては国内最長です。

歴史と絶景のロングトレイルぐんま県境稜線トレイル

タイプ（環境）	登山、里山
ベストシーズン	6月下旬～10月中旬
スルーハイク日数	-
総距離	約100km

公式サイト

このトレイルは群馬県と新潟県・長野県の県境に位置し、日本有数の豪雪地帯として知られています。そのため、地域によっては標高1500m付近で森林限界を迎えるなど、他の地域では見られない独特の景観が広がります。谷川岳や四阿山など、日本百名山・二百名山に数えられる名峰が連なり、稜線をつなぐロングトレイルとしては国内最長を誇ります。

また、古くから修験道の舞台としても知られ、谷川岳山頂付近にある富士浅間神社（ふじせんげんじんじゃ）をはじめ、山岳信仰の歴史を感じさせる場所が点在しています。さらに、上杉謙信ゆかりの清水峠（しみずとうげ）や、戊辰戦争の戦場となった三国峠（みくにとうげ）など、数々の歴史的な舞台もこのエリアに含まれています。

厳しい自然環境の中にあるこのトレイルでは、雄大な山岳景観とともに、信仰・歴史・自然が織りなす多彩な魅力を体感できます。他の山域とはひと味違った特別な体験が待っています。

こんな人におすすめ

谷川岳馬蹄形縦走や谷川主脈縦走といった健脚向けのロングコースから、白砂山（しらすなやま）や四阿山など中級者向けの日帰り登山、さらには三国山（みくにやま）のように短時間で登頂できる初心者向けの登山道まで、さまざまなレベルに対応したコースがそろっています。自身の登山経験や体力に合わせて、最適なコースが選べます。