浅間ロングトレイル

浅間ロングトレイル

JAPAN TRAIL 本線

浅間ロングトレイル

浅間ロングトレイルは、長野県と群馬県の6市町村をまたぎ、浅間山の周辺の高原と山麓エリアを繋げたトレイルです。自然、歴史、文化、暮らしを体験する機会を提供する「体験型観光周遊トレイル」として、現在整備が進められています。

浅間山麓を巡る体験型観光トレイル 浅間ロングトレイル

タイプ(環境) 登山、森、草原、町歩き、舗装路
ベストシーズン 5月初旬~10月下旬
スルーハイク日数 -
総距離 整備中

浅間山をテーマに、自然、歴史、文化、暮らしを体験する機会を提供する「体験型観光周遊トレイル」として、浅間山を囲うように長野県小諸市・東御(とうみ)市・御代田(みよた)町・軽井沢町、群馬県嬬恋村・長野原町の6市町村を巡るルートです。

山道が少なく、スタートとゴール地点を設けていないため、途中からスタートしたり、誰でも簡単に挑戦することができます。小諸城址懐古園(こもろじょうしかいこえん)をはじめとする、今もなお宿場町の面影が残る小諸宿、追分宿を通ります。そんな北國街道は江戸時代に整備された主要な街道の1つで、中山道から分岐し、善光寺、新潟、高田を経て北陸道へとつながります。また、北陸地方の諸大名が参勤交代で利用し、佐渡金山の開発でにぎわった歴史があります。

こんな人におすすめ

火山や地質、歴史や文化、食を満喫できるので、旅好きな方やドライブ好きな方におすすめです。登山ルートは初級者レベルでも大丈夫ですが、雄大な浅間山を正面から見るには黒斑山に登る必要があり、中級者レベルになります。

アドバイス

プランニング

スタート・ゴールがないコースなので、好きなところから始められます。また再開も途中からもできますし、ほかのエリアからもできるのが、このロングトレイルの最大の魅力です。交通機関をご利用の方は本数が少なかったり、バスなどの路線がない区間もありますので、気をつけましょう。

宿泊

宿泊施設が多いのも特徴です。長野原町だけやや少なめですが、少し足を延ばせば草津も近く、拠点はどこでも申し分ありません。キャンプ場も近年は小諸市や東御市にも増えてきていますので、キャンプ場を拠点にする方もいます。

季節

おすすめは秋で、紅葉がどのエリアもきれいです。秋は少し肌寒くなりますので、暖かい服装が必要です。11月に入ると雪が降る可能性が出てきますので、装備や交通手段に注意をしましょう。

アクセス

起点となる駅は小諸駅、佐久平駅、軽井沢駅、万座鹿沢口駅です。

その他

嬬恋車坂鳥居線は例年5月中旬まで通行止め(2025年は工事の都合で8月末まで)、湯ノ丸高峰林道は冬季通行止めです。詳細は高峰高原ビジターセンター(TEL 0267-23-3124)までお問い合わせください。