国東半島峯道ロングトレイル

国東半島峯道ロングトレイル

JAPAN TRAIL 本線

国東半島峯道ロングトレイル

国東半島峯道(くにさきはんとうみねみち)ロングトレイルは、大分県北東部に位置する約123㎞のトレイルです。日本最古の回峰行(かいほうぎょう)の道をベースに10区間で構成され、六郷満山(ろくごうまんざん)文化や神仏習合の寺院群、世界農業遺産の自然と景観、火山由来の温泉など、多彩な魅力に触れられます。

峯を巡り、六郷満山文化に触れる道 国東半島峯道ロングトレイル

タイプ(環境) 登山、森、草原、里山
ベストシーズン 3月末〜5月上旬、10月末〜12月上旬
スルーハイク日数 4~5泊程度
総距離 122.8km

公式サイト

国東半島峯道ロングトレイルは、大分県北東部、国東半島に位置します。半島は古い火山で、中心にある両子山(ふたごさん)から海岸線へ放射状に広がる尾根には、浸食による多くの奇岩や奇峰が見られます。

ルートは、文化庁の「歴史の道百選」にも選ばれた六郷満山峯入行(ろくごうまんざんみねいりぎょう)の道がベースで、10のセクションに分かれています。六郷満山とは、国東半島一帯にある寺院群の総称で、古くから独自の山岳信仰が栄えています。

トレイルのコンセプトは「日本人の魂(ソウル)に触れる旅」。古くから栄えた六郷満山文化と神仏習合の歴史を感じさせる寺院や石造文化財が点在し、まるでタイムスリップしたかのような気分を感じられます。

さらに、世界農業遺産に認定された地域ならではの豊かな自然や、伝統的農業が生み出す文化や景観にも出会えます。火山地域ならではの温泉を豊富に楽しめるのも魅力です。

こんな人におすすめ

鎖場などごく一部危険な場所がありますが、全体としては初心者でも歩きやすい道です。歴史や文化に興味がある人におすすめです。

アドバイス

プランニング

連続した1本の道ですが、全部で10セクション(コースの始点終点には広目の駐車場があります)に分かれています。1日1セクションが目安ですが、慣れている人なら4~5日で歩き通せます。

宿泊

コース上には宿泊施設が2つ、キャンプ場が1つあります。また、近くに宿泊施設がない場所では、近くのホテルや農家民泊がコースまで送迎をしてくれます。

季節

夏季以外の春(3月末〜5月の初め)、秋(10月末〜12月の初め)がおすすめです。また、落葉後の冬季も人気があります。

アクセス

都市圏からは大分空港経由。二次交通はほとんど利用できませんので、レンタカーやタクシーとなります。

ヤマタイム

登山地図&登山計画マネージャ「ヤマタイム」で計画を立てられます。

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