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ブナ立尾根↑鳥帽子~野口五郎~水晶↓新穂高温泉 2023.8

水晶( 北アルプス・御嶽山)

パーティ: 1人 (ALPS1998 さん )

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行程・コース

天候

1日目:晴れのち小雨
2日目:晴れのち時々雨
3日目:晴れのち雷雨
4日目:晴れのち夕方雨

とにかく午前中が勝負の天候ばかり、、、

利用した登山口

高瀬ダム   新穂高温泉駅  

登山口へのアクセス

バス
その他: 【往路】
■まいたびバスにて七倉山荘~乗り合いタクシーで高瀬ダムへ
タクシーは4:30頃山荘前に複数台到着(期間ごと異なる)
5;00の開門とともに4人ずつ乗って出発
山荘泊まりの人が優先で乗り込む 2,400÷4人=800円/人
この日は20人くらいいたかな?

【復路】
いろんな選択肢のどれも混んでいたので、快適なあずさで
新穂高ロープウェイ→平湯温泉 バス910円
平湯温泉にて入浴(これ大事)
平湯温泉→松本バスターミナル バス2,700円
松本駅よりあずさにて帰宅

この登山記録の行程

【1日目】
高瀬ダム(05:15)・・・ブナ立尾根登山口(05:51)[休憩 5分]・・・三角点(09:32)[休憩 15分]・・・烏帽子小屋(11:08)[休憩 40分]・・・山頂分岐(12:15)・・・烏帽子岳(12:33)[休憩 60分]・・・山頂分岐(13:42)・・・烏帽子小屋(14:09)

【2日目】
烏帽子小屋(04:10)・・・三ッ岳北峰(06:07)[休憩 15分]・・・野口五郎小屋(08:32)[休憩 30分]・・・竹村新道分岐(10:07)[休憩 50分]・・・東沢乗越(12:15)・・・水晶小屋(13:33)

【3日目】
水晶小屋(04:20)・・・水晶岳(黒岳)(05:05)[休憩 30分]・・・水晶小屋(06:11)[休憩 40分]・・・ワリモ北分岐(07:31)[休憩 10分]・・・岩苔乗越(07:45)・・・徒渉点(08:12)[休憩 30分]・・・三俣山荘(09:27)[休憩 60分]・・・双六小屋(12:28)

【4日目】
双六小屋(05:20)・・・弓折乗越(06:12)・・・鏡平山荘(06:44)[休憩 25分]・・・シシウドが原(07:41)・・・秩父沢出合(08:21)・・・小池新道登山口(08:53)・・・わさび平小屋(09:09)[休憩 40分]・・・笠新道登山口(10:01)・・・新穂高温泉駅(10:34)

コース

総距離
約37.1km
累積標高差
上り約3,337m
下り約3,501m
コースタイム
標準24時間47
自己24時間9
倍率0.97

高低図

標準タイム比較グラフ

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

mission1
【七倉山荘前着のまいたびバス選択】
今回の核心部
七倉山荘泊も考えたけど、無謀にもまいたびの夜行バスを選択。
低体温症にならず無事熟睡がmission
極寒エアコンの中、フリースと雨具でしのぎ無事下車
山荘前のタクシー乗り場で降ろしてくれる
3:45着予定でも早いのに「今日は渋滞ないから早く着きますよ♪」と
運転手さんの嬉々としたお告げ通り、3:20着、、、むしろ遅れてくれ TT
それもあり睡眠はトータル1時間ほどに、、、激登いけるのか?
タクシーの5:00発まで荷物整理したり、朝ご飯たべたり、
歯を磨いたり、おしゃべりしたり、星空の下で過ごす。
トイレはその先ゲート脇の普通の住宅のような建物
(暗くて探してしまった!)
3:20着でよかったことは星がとても輝いていた

mission2
【北アルプス三大急登ブナ立尾根を登る】
タクシーは使ったほうがよい
なぜなら林道最後のつづら折り部分が
ブナ立尾根の序章のように激登りだから。
そして1kmのトンネルの電灯が切れていて怖すぎるから。
このルートは北アルプス三大急登の冠にふさわしい激登り
でも自分的には鳳凰三山のほうがキツかった、、、
標識はカウントダウン式に出てくる
10までがいちばんキツかった。
あとは無になって登ればいずれ着く←参考にならない笑

mission3
【山小屋の水不足】
とにかくこの界隈の山小屋の水不足が深刻だった
ルート上の沢もあちこち枯れていた
次の山小屋で補給すればよい、という楽したい考えは捨てて
しっかり宿泊した小屋で満タンにして歩いた
自宅からも600mlのペットボトルをキンキンに凍らせて
1本いつもより余分に持って行った。

【烏帽子小屋】
宿泊者も水は買う
ミネラルウォーター500mlペット600円!!
塩素雨水はもっと安いけどペットを選択
お湯はナシ
【水晶小屋】
ペットボトルはすべて売り切れ
ビールしか残っていなかった。23日まで補給はないという、、、
お湯があってありがたし 500ml 200円
【三俣山荘】
同様に水不足だったけど
サイフォンコーヒーは頑張ってくれていた
ジビエ丼売り切れ、数日前からだったかな?
■ホテル双六小屋
水道の出はちょろちょろだったが
お湯も水も飲み放題、充電し放題、さすが!
なんの変更もなく快適

※状況は刻々と変わるでしょうから随時確認を

教訓:浄水機を買う!絶対!

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フォトギャラリー:50枚

高瀬ダム着後、上から見下ろす。この登り!タクシー一択!この道沿いにある1kmほどのトンネルは電灯切れていて暗い中のヘッデンスタートは怖すぎる

高瀬ダムでタクシー下りてトンネル歩き。こちらは電灯生きてる

有名な橋。長っ!楽し♥

7番。あと6個!

あ、烏帽子見えた!

雲あがってきたなー。頂上あがる頃にはガスガスだなTT

烏帽子小屋ちゃく~♪小屋前のお花畑はほぼ終わっていたけど、きれいだったことはわかる

半個室状態。2畳使わせてもらえて広々♪

ガスってるけど山頂へ。鎖が4か所。難しくはない感じ

ここも画像のほうが怖いくらいで実際はそれほどではない。でもヘッデンだと慣れてないと怖いと思う

烏帽子岳げっと♪山頂の大きなベッドのような岩の上で20分ほど爆睡してしまった、、、信じられん。まいたびバスの後遺症だな

そのおかげ?で少しガスとれた。下山時、振り返る。かっこいいなー

なかなかない夕日ですよーと館内アナウンス。夕食はインスタントカレー。ごはんおかわり自由。ルーはNG

翌朝、ヘッデンスタート。初めてなら前日の明るいうちにテン場の先まで歩いたほうがよい。テン場には小道がいっぱいあって、人が暗やみにわちゃわちゃいて、標識みえずウロウロしてしまった!

朝焼けもよきだった

2日目は余裕の行程と思い、三ツ岳もげっと。でもアップダウンが想像以上に激し過ぎ、この先で虚無った。三ツ岳で初めてトウヤクリンドウの群生みた!

アップダウンが緩めば、いちいち気持ちの良い稜線

野口五郎小屋ちゃく~♪小屋泊まりなら初日にここまで行程組む人も多い。燕~大天井とは訳が違うアップダウン、、、私はムリ。テン場はナシ

野口五郎岳げっと

あ!あれ、水晶だよね♪と、遠い、、、

いやー、、、ここから先のゴーロ帯が今回一番やばかったなー

スライドした方もやばかったと。ヘッデンスタートだったらしく、マークが薄いところがあってやばいところに突っ込んだらしい

自分は明るい時間ながら、3回ほど立ち止まってマークしばらく探した。薄くて探せなくてちょっと焦った。間違えれば難易度が上がるので慎重に

ふう。

振り返る。雨降らずによかったよぅTT

水晶小屋手前のこっちのほうがむしろラク

すごそうに見えるけど、ほぼ巻くので

水晶小屋ちゃく~♪女性ソロ3人のお部屋。荷物置くところなく、なかなか狭い

小屋裏の水晶岳へ向かう小高い丘に!!!5人家族が~TT

今年初!こんな近くで初!ずっと逃げずに初!!

最高のバックで初!「明日はあっちのルートだよー」と教えてくれてる

「こっちは水晶山頂へのルートだよー」だって。ガスってるので山頂は朝に回します

翌朝。岩場になる前に白んでくるよう計算して、4:20スタート。まあ、こちらもほぼ巻くから問題ないけどヘッデンではコースアウトしやすそう

私は明るくなったのに、うっかり踏み跡たどってしまい、一か所アウトしたTT

無事、日の出5分前に山頂ちゃく。朝日昇って、周りが赤く染まりはじめた

槍方面も。日の出がどんどん遅くなっていますね。そろそろ秋。さみしいような楽しみのような

さ、小屋へ戻って朝ご飯、朝ご飯♪

5:00~7:00の間で食べ終わればいつ食べてもおけ。助かる~

水の制限は各小屋で、、、

雲ノ平を眺めながら出発です♥水晶まで一緒だった方々も、雲ノ平へ、高天原へ、赤牛へと別れていく

私は双六へ。今日も朝のうちだけの晴れ間だから先を急ぎます。今回は黒部源流を見たい!

ワリモ分岐を下って振り返る。このルート、上り返しがきついと思っていたら、上りはそれほどでもなく、下りのほうが長くてつらい、、、

三俣蓮華を眺めながらの最高ルートではありますが、、、

徒渉して

黒部源流碑~♪甲武信ヶ岳の千曲川源流のように、ここが最初!っていう箇所はよくわからないけど、、、

前日、水晶小屋で「黒部の山賊」読んでいたから、三俣山荘が違って見える。これ以降、雨に濡れる覚悟でお気に入りのカウンターにてボロネーゼとコーヒーをいただく♥勝てん、、、

だいぶ天気もっていたけど、選択した巻道で30分ほど雨に降られ、双六小屋ちゃく。そして翌朝の朝日は尾根にて。今日も午前中のみ晴れ

昨夜、足裏にシップという薬物のドーピングをしたから今日は久しぶりの軽快!こんな軽くなる??毎日やればよかったー

鏡平山荘でお約束のコーヒーフロートいただいたのち、鏡池へ。まずまず。小屋手前の池は水量1/3くらいだった

小池新道登山口より振り返る。本当にあちこちの沢が水量激減!水のありがたさを思い知った山行でした

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装備・携行品

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登った山

烏帽子岳

烏帽子岳

2,628m

三ツ岳

三ツ岳

2,845m

野口五郎岳

野口五郎岳

2,924m

水晶岳

水晶岳

2,986m

弓折岳

弓折岳

2,592m

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