行程・コース
天候
1日目:曇り時々晴れ夕方より雨 2日目:晴れ時々曇り一時雨 3日目:曇り時々晴れ
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
県道388号線は閑蔵駅周辺で土砂崩れのため不通で迂回。362号線清沢まで戻り県道60号線から畑薙第一ダムへ3時間30分遅れで到着。不通区間は8/13開通
この登山記録の行程
【1日目】
椹島ロッヂ(08:20)・・・滝見橋(08:35)・・・吊橋(08:45)・・・小石下(10:05)・・・清水平(11:15)・・・蕨段(11:50)・・・見晴岩(12:05)・・・駒鳥池(13:10)・・・千枚小屋(13:50)
【2日目】
千枚小屋(04:40)・・・千枚岳(05:25)・・・丸山(06:10)・・・悪沢岳(東岳)(06:50)・・・中岳(07:55)・・・前岳(08:10)・・・荒川小屋(09:05)・・・大聖寺平(09:35)・・・小赤石岳(10:40)・・・赤石小屋分岐(10:55)・・・赤石岳(11:15)・・・赤石小屋分岐(11:30)・・・北沢源頭(12:00)・・・富士見平(12:50)・・・赤石小屋(13:15)
【3日目】
赤石小屋(05:00)・・・カンバ段(06:30)・・・椹島ロッヂ(07:30)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
8/10発表の高層天気図を精査し山行決行を判断。メンバーも半信半疑のなか11日朝、畑薙第一ダム駐車場から椹島ロッジへ向かうと雲の間から青空が見え始める。8:20に椹島を出発。標高を徐々に上げていくと共に天気は回復傾向。しかし千枚小屋までは樹林帯の中を歩くため無風状態と湿度、それと入山時の土砂崩れによる迂回運転でほぼ不眠だったため疲労感が強かった。小屋に着くとビールで乾杯するも直ぐに崩れるように就寝。2日目は4:40に小屋をスタート。千枚岳に到着するころにはスッキリと晴れ渡り南アルプスの全貌を見渡すことができ改めて山域の大きさを実感した。千枚岳手前2800m付近から森林限界となり悪沢岳へは比較的緩やかな斜面を登りあげながら高山植物と南アルプスの眺望を楽しめる。丸山からは北側を向くと仙丈ヶ岳、甲斐駒ヶ岳、北岳など南アルプス北部の山々が姿を見せてくれた。悪沢岳山頂に到着し南側を眺めると赤石岳、聖岳をみることができた。悪沢岳から一度コルへ下り、150mほど登り返すと荒川中岳に到着。更に10分程先に進むと荒川前岳に到着し荒川三山を制覇。山頂でのひとときもほどほどに荒川小屋を目指す。途中、荒川前岳の斜面に広大なお花畑が見え、黄色や紫色の花々が緑色の斜面に鮮やかだった。荒川小屋には9:30到着し少し早めの昼食。小屋下の水場で補給し、10:10に出発し本日の核心部分となる赤石岳への登りを目指す。12:50に赤石岳に登頂。赤石岳避難小屋で小屋番主人と少し談笑を楽しみつつ本日の宿泊先である赤石小屋へ一路目指す。14時30分頃より本降りの雨となり小屋へ急ぐ。小屋に到着し一応テント場を見るも水捌けの良さそうな場所は埋まっていたため素泊り泊を決定。この3日間の天気予報が芳しくなかった為か、小屋はいずれも空いていて一人一畳は確保できた。
翌 3日目は5:00に小屋を出発し椹島ロッジを目指す。9:30到着予定で下山するも思いの外短縮でき7:50に椹島ロッジに着くも、畑薙行きのバスは5分前に出発し10:30分まで足止めを食らう。しかし天気も良かったのでメンバーそれぞれでおもいおもいの時間を過ごし山行の余韻を楽しんだ。




