行程・コース
この登山記録の行程
小仏(11:20)・・・景信山(12:11)[休憩 5分]・・・城山(小仏城山)(12:56)[休憩 5分]・・・大垂水峠分岐・・・高尾山(13:43)[休憩 30分]・・・高尾山駅(14:43)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
ヤマケイオンラインでコメントを交しあっていた皆さんにご賛同いただき、高尾山山頂に集合、「反省会」と称してビアマウントで楽しくおしゃべりをして過ごしました。
今回は集合場所と時間だけ決めて、コースについては各自で。わたしは小仏から景信山を経て高尾山に向かうこととしました。コースについては一般向けガイドブックにも載っており、とてもよく整備され危険箇所もありませんので割愛。特に小仏城山から高尾山にかけては、非常によく整備されていて雨の日でも泥濘などをあまり気にせずに歩けるでしょう。随所に東屋、トイレ、茶店などもあり、道沿いには桜や紅葉も生えていてシーズンには大いに楽しませてくれるでしょう。
正直、雨の日にわざわざ登山をやろうと思ったことはなかったけれども、今回雨の景信山ー高尾山を歩いてみて、これはこれで楽しいなとしみじみ感じ入りました。静かな雨音、水滴をたたえた草花、小さな秋の気配、霧をまとった木々が放つ香気。これらは快晴の空の下では出会えないし、香気も散ってしまうでしょう。
一方、秋山ともなれば、雨で体を濡らして体温を奪われるのは危険ですから、雨具など装備はしっかり。泥濘や濡れた木の根は滑りやすいので、足運びも普段以上に慎重に。雨具の上下を重ねると、秋とはいえ暑くて汗もかくので汗冷え対策も。危険を伴わない今回のようなコースでは風雨の程度次第で、片手がふさがりますが、折りたたみ傘もありでしょう。涼しく行動できるはずです。
先週の那須岳での混雑を経験した身としては、高尾山の魅力を大いに認めつつ、いや、だからこそハイシーズンには一般観光客に道を譲り、登山靴を履いて歩き回れる登山者は別のところに登らせてもらうのが吉かなあと、ふと思った次第。雨だというのに、高尾山山頂は老若男女、足回りもごく普通の町歩きの格好をしている人々が楽しそうに集まり、賑やか。実際、ケーブルカーの高尾山駅から高尾山山頂(1号路)は綺麗に舗装されていて、登山靴なんて不要。
今回ご参集いただいたのは普段は主に単独登山をされる方々ですが、同じ趣味を持ち互いの記録にも目を通していて、あいにくの天気にもかかわらず話題が尽きず、楽しく過ごさせていただきました。また、お目にかかりましょう!
コース定数18.6。山のグレーディングA
フォトギャラリー:33枚
あいにく雨のスタート。京王高尾駅からJR高尾駅のプラットホームを経て北口に出て、小仏行きのバスに乗り込む。自宅を9時に出るとか、普段ではあり得ないな・・・
小仏のバス停で降りたのは私だけ。雨具に身を固めて出発。歩き始め11時20分というのも、記録的遅さ!
異例づくめです
静かな山道だけど、泥濘や濡れた木の根に足をすべらさぬよう、いつもよりも慎重に進む。
登山道でヒキガエルくんに遭遇。これも雨の日ならではかな
景信山も人影が少ない。閉店している茶屋とその前に並べられたベンチの数々。天気のいい日にはさぞやたくさんのハイカーが登ってくるのだろう。
景信山山頂(727.3m)からしばらく下ったところでふと思い立って、持参している高度計3種類の比較。RuntasticGPS Watchは678m
先日衝動買いしたラドウェザーIVは、763m。うーん、やはり値段相応の結果かな?
iPhone6Sは、686m
小仏峠のたぬきさん
小仏峠の明治天皇行幸記念碑
泥濘が続く
無線塔が見えたら小仏城山山頂
霧の彼方に見える塔って、Mystを思い出させます(誰もわからんだろうな?)
小仏城山山頂では茶店が一軒だけ営業中、なめこ汁が美味しいそうだけど、この後飲み放題・食べ放題企画が控えているので我慢・・・
いやあ、雨の日の登山は遠慮したいなあと思っていたのだけど、この静かで木の香りが漂う雰囲気はなかなかいいものだと感じ入りました。
高尾山山頂で無事、すーさん(中)、西東京猛虎会さん(右)と合流。私がヘルメットを着用しているのは、集合の目印のため。
薬王院
雨のビアマウントはガラガラかと思っていたら、かなり混み合っていてびっくり
最初真っ白だった景色も、霧が切れて市街地の様子が見えるようになってきた。
帰りは、ザイルを出して皆でアンザイレンして下山(普通に表現するとお金を払って、ケーブルカーで下山)しました。




