2018/06 縦走（上高地～徳本峠～蝶ヶ岳～常念岳～大天井岳～中房）

日帰り

蝶ヶ岳、常念岳、大天井岳（北アルプス・御嶽山）

2018.06.29（金）～2018.07.01（日）

パーティ： 1人 (mkuroda さん )

mkurodaさん

行程・コース

天候

初日：曇りのち雨・強風、２日目：稜線は雲の中、のち晴れ・強風、３日目：快晴

利用した登山口

上高地バスターミナル　中房・燕岳登山口　

登山口へのアクセス

バス
その他：バスタ新宿から夜行バスで上高地BTに

この登山記録の行程

【1日目】
上高地バスターミナル(05:45)・・・河童橋(05:50)・・・明神(06:35)・・・徳本峠(08:45)[休憩 10分]・・・明神見晴(10:05)・・・大滝槍見台(11:35)[休憩 10分]・・・大滝山(15:00)[休憩 40分]・・・鍋冠山・小倉分岐(15:55)・・・蝶ヶ岳(17:30)

【2日目】
蝶ヶ岳(06:45)・・・横尾分岐(07:10)・・・蝶ヶ岳三角点(07:20)・・・常念岳(10:55)[休憩 25分]・・・常念小屋(12:15)[休憩 20分]・・・横通岳南肩(13:20)・・・東天井岳分岐(14:50)・・・大天荘(16:00)

【3日目】
大天荘(03:55)・・・大天井岳(04:05)[休憩 60分]・・・大天荘(05:15)[休憩 90分]・・・切通岩(07:15)・・・大下りの頭(08:10)・・・燕山荘(09:30)[休憩 15分]・・・合戦小屋(10:25)・・・第2ベンチ(11:30)・・・中房・燕岳登山口(12:10)

コース

総距離: 約38.6km

累積標高差: 上り約3,600m; 下り約3,653m

コースタイム: 標準24時間35分; 自己24時間45分; 倍率1.01

高低図

標準タイム比較グラフ

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登山記録

行動記録・感想・メモ

今回の2泊３日の縦走は、かなりチャレンジな内容でした。
当日朝の天気予報では「曇りのち晴れ」となっていたが、実際には
徳本峠に到着する前から雨が降り出し、初日は一日中雨の中を
徳本峠～蝶が岳の縦走（今季初めての縦走者と思われ、倒木で登山道がふさがれていたり
雪渓に踏み後がなかったり）を行うこととなった。途中、熊が剥いだと思われる
樹皮があったため大声を出しながら樹林帯のなかをずぶぬれになりながら蝶が岳に。
蝶が岳ヒュッテ到着直前に雷が鳴り、直前の雪渓横断に使用したピッケル、アイゼンを
放り出してハイマツの陰で小さくなり雷をやり過ごし、雷が落ち着いてから
蝶が岳ヒュッテに逃げ込みました。
２日目は雨は降っていなかったが、稜線上は雲の中で蝶が岳からの景色は
全く見えない状態で縦走を再開。
蝶が岳ピークの少し手前の藪の斜面で、登山道から10m程度の距離でクマに出会う。
クマのほうもこちらを認識していたが、逃げる様子がなかったが、同じ斜面にいた猿の
警告の吠え声により登山道から離れていき、無事に通過できました。
常念岳に到着しても、まだ雲の中であったが、常念小屋まで降りてきた頃から
やっと晴れだし、大天荘までは快晴の中の縦走となった（但し、穂高、槍などの稜線は雲で隠れたままなのが残念）
２日目夜は大天荘前で天泊したが夜中強風が吹き荒れ、安眠できない状態でした。
３日目の朝は、強風吹き荒れていたが快晴で、ご来光を見るために大天井岳山頂に。
雲海からのご来光だけでなく、朝日に染まった穂高・槍と赤い雲、月と感動的な
絶景を眺めることが出いました。
３日目は、快晴のなか、大天井から燕荘を経由して中房温泉に下山し、３日間の
疲れを中房温泉で流し、過酷な縦走完了となった。

フォトギャラリー：18枚

装備・携行品

シャツ	アンダーウェア	ダウン・化繊綿ウェア	ロングパンツ	靴下	レインウェア
登山靴	バックパック	スタッフバック	スパッツ・ゲイター	水筒・テルモス	ヘッドランプ
傘	タオル	帽子	グローブ	着替え	地図
コンパス	ノート・筆記用具	腕時計	カメラ	登山計画書（控え）	ナイフ
修理用具	健康保険証	医療品	ロールペーパー	非常食	行動食
テーピングテープ	ストーブ	燃料	ライター	カップ	クッカー
【その他】アイゼン、ピッケル