行程・コース
天候
初日~3日目:快晴、無風、猛暑、4日目~5日目:午前中快晴、午後ややガス気味、微風、猛暑、6日目:7時頃まで曇り、のち晴れ、無風、猛暑
登山口へのアクセス
その他
その他:
往路:信濃大町から七倉山荘まで乗合タクシー ¥1,700
(七倉山荘にテント泊でも利用できる)
復路:折立から亀谷温泉まで富山地鉄の夏山登山バス ¥2,300
この登山記録の行程
【1日目】
七倉山荘(05:38)・・・船窪小屋(14:10)[休憩 46分]・・・七倉岳(15:10) 幕営
【2日目】
七倉岳(04:27)・・・船窪乗越(05:05)[休憩 5分]・・・2459m峰(07:35)[休憩 18分]・・・不動岳(12:22)・・・南沢岳(15:12)[休憩 9分]・・・山頂分岐(17:04)・・・烏帽子小屋(17:48) 幕営
【3日目】
烏帽子小屋(04:52)・・・山頂分岐(05:37)・・・烏帽子岳(05:59)[休憩 15分]・・・山頂分岐(06:27)・・・烏帽子小屋(07:10)[休憩 10分]・・・三ッ岳北峰(10:26)・・・野口五郎小屋(13:24)[休憩 8分]・・・竹村新道分岐(14:23)・・・東沢乗越(15:57)[休憩 13分]・・・水晶小屋(17:16) 小屋泊
【4日目】
水晶小屋(05:10)・・・水晶岳(黒岳)(05:53)[休憩 31分]・・・ワリモ北分岐・・・岩苔乗越(08:11)・・・徒渉点・・・三俣山荘(10:40)[休憩 50分]・・・三俣蓮華岳(13:06)[休憩 6分]・・・巻道合流点(13:51)・・・黒部五郎小舎(15:11) 幕営
【5日目】
黒部五郎小舎(05:24)・・・黒部五郎岳(中ノ俣岳)(08:49)[休憩 22分]・・・中俣乗越(11:10)[休憩 15分]・・・北ノ俣岳(上ノ岳)(13:33)[休憩 13分]・・・太郎平小屋(15:30)[休憩 5分]・・・薬師峠(16:00) 幕営
【6日目】
薬師峠(05:11)・・・太郎平小屋(05:28)・・・三角点(06:58)・・・折立(08:08)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
七倉山荘~船窪テント場:長い登りだが、それほど辛くはない。
天狗の庭までの明るい樹林帯が猛暑では却ってありがたい。
船窪テント場は上下2段に各3~4張は可能。
水場では冷たく旨い水が適量出ていた。水場へはハシゴを使うので両手は空けておく必要がある。
トイレは簡易仮設トイレが1基のみ設置されている。紙は要持参で使用後は持ち帰る必要がある。
船窪テント場~不動岳:北アルプス随一の悪路と言われるだけのことはある。体力、技術に加えてそれなりの覚悟が必要。
船窪岳の崩落箇所は船窪小屋によって補修されていた。感謝。
不動岳~南沢岳:悪路で辛くて長い登り。本当に長く感じる。心が折れそうになるが、悪路はここまで。
南沢岳~烏帽子小屋:南沢岳からは緩やかな縦走路となる。カール側のお花畑が素晴らしい。
残雪から流れ出る水を補給した。冷たくて甘い。かき氷も楽しめた。
烏帽子小屋の親父さんが朝4時から烏帽子岳の登山路を修繕されていた。感謝。
竹村新道は晴嵐荘前の吊橋流失で通行不可。晴嵐荘も休業中。
東沢乗越~水晶小屋:少し緊張を強いられる。最後の登りがつらい。
水晶小屋には夕食時間までに到着できなかった。ごめんなさい。
水晶小屋で就寝中に何かに脚を咬まれた。ダニ?
水晶小屋から三俣山荘まで、ワリモ、鷲羽は踏まず、小屋から1hで水場のある源流ルートを下る。
三俣山荘~黒部五郎小舎:巻道の雪渓は雪切されているものの、前日通った人の話では雪渓以外が荒れていると三俣山荘のスタッフからお聞ききし、アドバイスに従って三俣蓮華岳経由にする。
巻道合流点から黒部五郎小舎までが遠い。いったいどこまで下るのか?と思うくらい下る。
黒部五郎のカールは、水が流れ、花が咲き、岩に風情、趣が感じられ、実に素晴らしい庭園だった。
黒部五郎岳からの眺望も素晴らしい。遠かったが登って良かった。
黒部五郎岳から北俣岳を経て薬師平までは緩やかな縦走路。
眺望も素晴らしい。猛暑でなければもっと楽しめたろうと思う。
太郎平から折立への道は改修工事中の区間あり。
全行程を通じて異常気象かと思えるほどの猛暑に消耗し、思ったように歩けなかった。
GPSの記録では平均速度0.97km/h、移動時平均速度2.27km/hだった。
腕時計の温度計は腕につけた状態で行動中43℃~44℃を表示していた。
山頂からのパノラマ動画&パノラマ写真
https://www.flickr.com/photos/tok2009/albums/72157699448479185
フォトギャラリー:25枚
天狗の庭から。やや左側奥に槍。
右の花はタカネヤハズハハコ?
チングルマとイワカガミ。
どちらも多く咲いていた。
西に移動するに連れてチングルマは綿毛
(実)になっているものが多かったように思う。
船窪乗越から見る不動沢。深く鋭く侵食している。正面奥に槍穂。
船窪の崩落箇所は船窪小屋によって補修されていました。感謝。
キスゲ
黒部湖と立山、剱
烏帽子岳
烏帽子岳頂上
ライチョウの親子。全行程を通じて3~4回見た。好天でも会える?
水晶小屋から水晶岳に向かう途中。
正面やや左:鷲羽、左奥:西穂、
鷲羽の右奥:乗鞍、その奥:御嶽、右奥の尖り:笠、その手前:双六~三俣蓮華
水晶小屋から水晶岳に向かう途中。
正面ピークの左肩:水晶小屋、
左奥:大天井、その右:常念、
右奥:槍、穂高
水晶岳北峰から。
左手前:赤牛、その奥:立山、
正面奥:白馬連山、その右:後立、後立の手前:スバリ、針ノ木、蓮華、その手前:南沢、烏帽子
水晶岳北峰から見た水晶岳南峰
水晶岳南峰から。
正面奥:鷲場、左奥:槍、穂高、
右奥:双六~三俣蓮華、その奥:笠、笠の左奥:乗鞍、御嶽
ハクサンイチゲと思う。
この花も多く見かけた。
コバイケイソウも多く咲いていた。
甘い香りに癒される。
黒部五郎テント場の朝。白い花はコバイケイソウ。右奥の山は薬師岳。
後ろは手前から順に笠、乗鞍、御嶽
白山
槍穂
北ノ俣岳はなだらかで大きい。
薬師峠まではまだまだ遠い。
太郎山近辺のキスゲは花弁が大きいように思う。
昭和レトロな旧小見驛、現有峰口駅。
亀谷温泉から汗をかかないように歩いて30分弱。
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | レインウェア | 登山靴 | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス |
ヘッドランプ | タオル | 帽子 | グローブ | サングラス | 着替え |
地図 | コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) |
ナイフ | 修理用具 | 健康保険証 | ホイッスル | 医療品 | 虫除け |
ロールペーパー | 非常食 | 行動食 | テーピングテープ | トレッキングポール | GPS機器 |
ストーブ | 燃料 | ライター | カップ | クッカー | カトラリー |
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