行程・コース
天候
晴れ
登山口へのアクセス
バス
その他:
(行き)武蔵五日市駅より五滝10 数馬行きバスで上川乗バス停
(帰り)陣馬山登山口より徒歩で藤野駅 (午後の藤野駅行きバスは1349 1439 1549 1713 1914と頻繁に出ているが、歩いても30分弱)
この登山記録の行程
上川乗(07:51)・・・浅間峠(08:48)[休憩 4分]・・・熊倉山(09:34)[休憩 16分]・・・三国山(10:10)[休憩 8分]・・・生藤山(10:23)・・・連行峰(10:51)[休憩 4分]・・・山の神(11:15)・・・醍醐丸(11:40)[休憩 5分]・・・和田峠(12:10)・・・陣馬山(陣場山)(12:27)[休憩 45分]・・・陣馬の湯(14:04)[休憩 41分]・・・陣馬登山口(15:05)・・・藤野駅(15:31)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
GW後半は、新緑を浴びながら気楽に笹尾根を歩きました。
せっかくのGWもう一度泊りがけの縦走をしてみたい。けれど草むしりなど慣れないことをしたためか、足が痛む。街の天気予報では晴れマークが続いているけれども、大気の状態が不安定で山では鵜呑みにできない。今、新緑を楽しむなら標高1000mあたりだろうし、そもそも日帰り低山登山のどこが悪い、などと一人相撲を取りつつ立てたのが今回の計画。
オリジナルプランを捨てたいま、牛ノ寝通りを小菅の湯に降り、5月4日に開催される小菅村の「多摩源流祭り」を覗くのもいいかなと思っていた。けれども先週丹沢を登った感じでは、新緑はまだ標高1000mを大きく超えていないだろうし、歌手や戦隊モノヒーローを眺めてもなあ・・・。標高1000mくらい(つまり新緑が楽しめそう)で、GWでものんびり歩けそうなところとして笹尾根を選んだ。三頭山に端を発するこの長大な尾根は、たおやかで、広葉樹も多く、新緑を楽しむにうってつけだ。わずかに残った未踏区間を歩けば、三頭山から高尾山や草戸山まで全て繋がる。超大型連休を生かすという意味ではチクリと胸を刺すものがあるが、この時期の山登りとしては悪くないはずだ。
陣馬山を除けば人も少なく。それとて広やかな山頂と大展望で気になることもなく、静かに、のんびりと美しい新緑を満喫することができた。イカリ草がたくさん咲いていたこと、爽やかな風に吹かれながら陣谷温泉(日帰り入浴1000円)の檜風呂から眺めた新緑の谷なども、印象に残った。
フォトギャラリー:48枚
新緑の中、上川乗から浅間峠へ
山の神に無事登山をお願いします
杉林の林床にはイカリ草がたくさん咲いていた
ヒトリシズカ
杉の植林をひと登りして抜けると、目にしみる新緑が眼前に広がる
浅間峠
気持ちの良い笹尾根を満喫。地形図を睨んで広葉樹のマークが目立つところを選んだ甲斐があった
本日最初のピーク熊倉山(966m)。ベンチもあり、南側の展望も開けているけれど、少々虫がうるさい季節に。
山頂からは丹沢の峰々。左から蛭ヶ岳、檜洞丸、大室山。えーと、富士山は?
少しきに隠れていますが、回り込んだら富士山も。見えると嬉しい山の代表ですね
軍刀利(ぐんだり)神社元社 ヤマトタケルの東征にちなんだ神社
軍荼利神社前からは、富士山が大きく見えました
どうやらここから麓の軍刀利神社に下る道もあるようだ。いつか訪ねてみたい
三国山(960m)は、グループ登山者で賑やかでした
甲州、武州、相模の三国の境をなす三国山。南アルプスも霞んで見えています
展望のない生藤山は通過。下りが岩がちに、ということは・・・
やはり咲いていましたミツバツツジ
なんて事のない風景なのだけれど、新緑が美しく、頬も緩んでしまいます
和田峠の手前にあった三本の幹が絡まり合うように伸びる桜の木。神意を感じたか祠が足元にあります。この桜たちの前世はどんなだったのだろうと、しばし思いを馳せました
和田峠にはサイクリストやハイクに来た家族連れなどを載せた車が
疲れた足に、陣場山への最後の登り返しがきつい
陣馬山山頂にはこいのぼり
12時半でしたが、富士山もまだ見えています
正面が丹沢の大室山、左に檜洞丸、蛭ヶ岳と続きますが、大室山は見る角度によって印象が大きく変わりますね。標高は855mと高くないのに、ここの展望は本当に大きい
一応、陣馬山に来たら撮らずいられません
大菩薩方向の眺め。うまく撮れませんでしたが、金峰山なども見えていました
栃谷尾根を陣馬の湯目指して下ります
イカリ草に・・・
ヤマツツジ
イカリ草は、今回の山行で一番印象に残った花
人里に降りてきました
なんだかホッとします
もう菖蒲が咲いているのですね
茶摘みもそろそろでしょうか
陣谷温泉は、檜風呂から新緑の谷を見下ろしながら入浴でき、リラックスできました
藤野という地名は、藤にちなんでいるのでしょうか
うまく撮れませんでしたが、見事なツツジの斜面。「中里つつじの里」だそうです
藤野駅まで大した距離ではないので、もうバスを待たずに歩きます
牛のお化け?
この狭い隧道が、今回の核心部でしょうか(笑)ここを抜ければ藤野駅はすぐ




