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針ノ木・船窪・不動・野口五郎・水晶・赤牛(その3)

蓮華岳・船窪岳・不動岳・烏帽子岳・野口五郎・水晶岳・赤牛岳( 北アルプス・御嶽山)

パーティ: 1人 (ヒロ さん )

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行程・コース

天候

雨(台風接近)

登山口へのアクセス

マイカー
その他: (その1参照)

この登山記録の行程

野口五郎小屋(5:30発)~野口五郎岳(5:45)~竹村新道分岐(7:00)~水晶岳(8:10)~赤牛岳(10:25)~奧黒部ヒュッテ(14:00)

コース

総距離
約15.5km
累積標高差
上り約1,095m
下り約2,467m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

 今日は台風の接近の影響で、朝から強風が吹いている。雨はそんなにたいしたことは無いが薄暗い中でもガスが濃いことは容易に理解できる。

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フォトギャラリー:8枚

朝食後野口五郎小屋を5時30分に出発、野口五郎岳までは15分程である。台風の影響か朝から強風が吹いている。ただ雨はまだたいしたことはないのだ が、辺り一面のガスと天気の悪さも手伝ってか、まだ薄暗い。ピークで記念撮影の後水晶岳を目差す。途中の真砂岳は巻いている。竹村新道分岐までは25分程 である。

竹村新道分岐を過ぎしばらく行くと、徐々にではあるがガスが切れるようになり、左手前方に鷲羽岳やワリモ岳が見えるようになる。

さらにはもっと左に目を向けると赤茶けた地蔵尾根、その向こうに槍ヶ岳も見え始める。行く手前方の尾根上には水晶小屋も見えるようになり、今日は正直あ まり期待していなかっただけに、感激する。水晶小屋へはやせ尾根を何回か上り下りしながら徐々に高度を上げていく。右手には今日これから行く水晶岳のピー クや赤牛岳も見えていた。

水晶小屋までは2時間半とちょっとかかったが、風当たりも強く強風にさらされている。2基ほど設置されている飛行機型をした風力発電装置が音を立てて回っていたのが印象的であった。小屋の裏に出て給水の後水晶岳を目差す。
水晶岳は以前百名山挑戦の際、登頂した時には二つのピークの低い方に山頂表示が有り、なぜなのだろうと思った記憶があるが、今は当然のように高い方の ピークが山頂となっている。

至極当たり前の事ではあるが、長い間そうでは無い時期が続き最高地点ではない場所が山頂とされその場所の標高がその山の標高に なっていた事実があるのだ。何年か前に映画された「剱岳 点の記」でも明らかなように、人間の目によって測量していたため、周囲に設置する三角点が見通せ る位置にする必要があったのだ。最近になってようやく最高地点をその山の標高とする様に改められてきたのだ。当然と言えば当然のことである。

時折激しく降る雨、そしてパッと止む典型的な台風による雨の降り方だ。水晶岳を過ぎるとしばらくはごつごつとした岩稜が続く、左手下方には高天原温泉が 見えている。その高天原へ下る分岐を過ぎると赤牛までのダラダラ上りがずっと続く。天気はお世辞にも良いとは言えないが、、、それでもそこそこの視界はあ るため結構救われている。昨日歩いてきた烏帽子岳や三ツ岳等も右手対岸に見えている。左手には大きな山容の薬師岳そして黒部五郎岳、、、あまり期待してい なかっただけにありがたい。

水晶、赤牛間は結構距離があるため2時間とちょっとかかった。山頂標識のところで記念写真を撮り、風当たりも結構強いためすぐ に下山にかかる。読売新道を下り始めると、途端に風当たりは弱くなり徐々にではあるが雨足も弱くなる。行く手眼下には、遙か彼方に黒部湖も確認出来る。森林帯に入ったと ころで昼食休憩を取る。昼食後は晴れ間も出てきて台風の接近が嘘のような天気になった。長い読売新道の下りは大木の根が至る所に張り巡らされ、雨の日は滑 りやすいため、慎重に歩く必要がある。

途中、単独行の男性2人に追いつき、追い越し14時に奧黒部ヒュッテに到着である。
 今宵の奧黒部ヒュッテは私一人、お風呂にものんびりと入らせてもらい。三日間の汗を洗い流しサッパリ、、、ホントに気持ちが良い。

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装備・携行品

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登った山

野口五郎岳

野口五郎岳

2,924m

赤牛岳

赤牛岳

2,864m

水晶岳

水晶岳

2,986m

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