登山記録詳細

ハイキング
参考になった 2
(カヤノキ尾根)鷹ノ巣山から奥多摩小屋(ヨモギ尾根) ワンデイハイク 榧ノ木カヤノキ尾根、倉戸山、榧ノ木山、水根山、鷹ノ巣山、高丸山、七ツ石山、奥後山、ヨモギ尾根(関東)
img

記録したユーザー

モンターニャ さん
  • 日程

    2020年10月4日(日)

  • 登山口へのアクセス


    その他:行き_
    新宿駅06:46(ホリデー快速おくたま)〜08:21奥多摩駅08:30ごろ(西東京バス増発)〜08:50ごろ倉戸口バス停
    帰り_
    留浦バス停18:05〜18:40ごろ奥多摩駅18:51から乗り継いで〜20:48新宿駅

  • 天候

    終日雲量100%、ときどきガスのなか。

この登山記録の行程

(丸ガッコ内は地理院地図の表記)
09:37〜温泉神社スタート
10:20〜倉戸山
10:58〜榧ノ木山〜11:00
11:23〜石尾根縦走路に出る〜11:25
11:27〜水根山(P1620m)
11:42〜鷹ノ巣山〜11:44
11:56〜鷹ノ巣避難小屋〜12:19
12:38〜日蔭名栗山
12:55〜高丸山
13:28〜七ツ石山〜13:30
13:56〜奥多摩小屋
14:01〜ヨモギの頭(P1813m)からヨモギ尾根を下降開始
14:18〜(P1658m)付近で奥多摩小屋水場からの明瞭なトレイルと合流する
14:46〜奥後山(1466.4m三角点)
15:45〜後山林道に降りる〜15:55
※以下、地図や距離・時間に反映せず※
16:55〜お祭りバス停
17:19〜鴨沢バス停で着替える〜17:53
18:00〜留浦バス停


総距離 約21.2km 累積標高差 上り:約2,216m
下り:約2,076m
静かな奥多摩を歩くことをテーマにした二週連続のハイキング。鷹ノ巣山~七ツ石山はさすがにハイカーやランナーが多かったが、目的にほぼ達することができた。ヨモギ尾根について調べたことを最後に付け加えた。
.
○ アプローチ
またやってしまった。前夜遅くまで飲食したため03時半に起きられず二度寝。ホリデー快速おくたま1号はハイカーで7割がたシートを埋めて新宿駅を出発、鴨沢(西鴨沢?)行きのバスは時刻表より前に発車する臨時バスが出た。倉戸口バス停から原集落を通り抜けるあいだ適当な場所がなく、温泉神社の石段で準備を整える。人の気配がないひなびた集落の雰囲気に浸かって長々と一服した。
.
○ 榧ノ木尾根から鷹ノ巣山まで
倉戸山までの標高差550mは酒の残った体ではキツかった。広い山頂は麓より一ヶ月遅く花見ができるそうだ。榧ノ木山まで幅の広いゆるやかな登り、とても歩きやすい。道迷い注意喚起の案内を見たが(写真7)ガスのなかを降るときなどは注意が必要だろう。榧ノ木からは尾根らしくなるのでその心配もない。
立ち止まれば肌寒い好条件のなかをどんどん歩いて1時間45分で石尾根縦走路に出る(写真8)。ここまで指先やグローブをまったく汚さずに来れた(写真9)のは立ち木や岩につかまる場面がなかったからで、これほどスイスイ登れた尾根も珍しい。
縦走路を突っ切って水根山はすぐ、登降を繰り返し最後にザレ気味の斜面を登りきると鷹ノ巣の山頂、10人をこえるハイカーがお昼時だった。展望がないなか、富士山だけがレンズ雲をいただいて姿を見せてくれていた(写真12)。
.
○ ヨモギの頭まで
鷹ノ巣はザックを下ろさず出発し、避難小屋で中に入り腰かけて食事をとる。再スタート後は高丸山への登りで脚が終わった。あとの登りはただ辛抱してこなすしかないが、アクティブに登れる体力が尽きれば体は自然に省エネルギーモードに入るはずで、その状態を知り・コントロールできるようになるのは課題のひとつだ。
七ツ石もザックを降ろさずに通過、ブナ坂に降りてから短い登降を繰り返す。解体作業がはじまったのか、ガラ袋が山積みの奥多摩小屋前(写真19)を通過して巻き道に入らずP1813mへ上がる。雲取山方面は右折してゆくこの高みをヨモギノ頭と呼ぶそうで、あらためて山名標などを探してみたが見つからなかった(写真20)。
.
○ ヨモギ尾根
みっつのパートにわけて書く。
短いけれどもヨモギの頭からP1658m地点までのPart1は、まったく整備されていないがはっきりした踏み跡があった(写真21と22)。
奥多摩小屋水場からのトレイルに合流するP1658m地点付近から奥後オクウシロ山(1466.4三角点)までのPart2は、山中のハイウェイのよう(写真23から27)。良く整備されているうえに傾斜をゆるくとって道が作ってあり、脚への負担が少ない。難点はとても大きな九十九折の連続だから方向感覚がなくなることか。ヨモギ・ハイウェイと名づけてほくほくと降り、わずかに登り返すと三角点のある奥後山。ピーク直前、右下方(西面)にモノレールの終点が見えた。
奥後山からシオ沢沿いの林道に降りるまでがPart3、それなりに荒れていた。谷側の傾斜が急なところが多いから必要に応じて用心しながら歩く(写真28から31)。林道が樹のあいだから見えてからだと記憶するが、一ヶ所だけ悪いところがあった。斜度のあるザレた降り、歩かれずに狭くなったトレイルは谷にむかい傾斜している。その谷側が崩落しており、ここで滑ると5mくらいは落ちそうな勘定だ。山側を小指ほどの太さの根っこが這っていたから指をかけバランスをとりながら通過した。登りだと「少し足場が悪い」程度かもしれないが、降るなら要注意だと思う。林道が見えてから事故に遭うなんて残念すぎる。
.
○ エピローグ
お祭りバス停15:58発のバスに間に合わないかな、などと妄想しながら歩いてきたが、5kmをこえる林道を15分でやれるはずもなく降参。次はいきなり18時台だからのんびり歩き、トイレのある鴨沢バス停で着替え、小菅の湯始発で30分早く奥多摩駅に着くバスに乗るために留浦バス停まで移動して本日のハイキングが終了した。飲みすぎて寝坊したツケを払わされたわけだ。
.
● ヨモギ尾根について
少し調べ考えてみたが、こういうことではないだろうか。
ヨモギ尾根の山道は、東京都水道局が小河内貯水池(=奥多摩湖)の水源林を管理するために作った巡視路なのだろう。昭和17年に後山林道が着工され26年には支線である塩沢林道が出来あがった、と資料にある。
当初、巡視や作業をする人たちは今日のハイカーが歩くように塩沢林道の末端から数段の階段を上がり巡視路に入った(写真32)。しかし道は長く目的地まで遠く、危険もある。平成23年に単軌道(=モノレール)「奥後山線」が設置されるにともない、モノレールに乗って奥後山へ上がりそこから先を歩くことが増えた。
こう考えると、P1658m付近~奥後山間(part2)のハイウェイ状態とその下部(奥後山~塩沢林道=part3)の荒れ具合の対比が説明できる。いずれにせよ仕事道として作られた山道を、ハイカーが遊びに使わせてもらっているということだろう。
.
(資料)『第11次水道水源林管理計画・東京都水道局』
管理林道は70pに、森レールの愛称がついたモノレールは「森林管理単軌道」として36~37pあたりと71pにある。
https://www.waterworks.metro.tokyo.jp/files/items/21617/File/press160628-01.pdf
(了)

登山中の画像
登山画像
1.倉戸口バス停から上がった原集落内にて。道標…
登山画像
2.温泉神社。集落の雰囲気が好ましくスタート前…
登山画像
3.倉戸山への登り。ロープはつかまるためではな…
登山画像
4.倉戸山頂。
登山画像
5.道中のしっかりした道標。山中にあって目立た…
登山画像
6.倉戸山~榧ノ木山の道迷い注意喚起の案内。た…
登山画像
7.榧ノ木山~石尾根縦走路の尾根。
登山画像
8.石尾根に出る。
登山画像
9.グローブに汚れなし、珍しいなあ。
登山画像
10.水根山頂。
登山画像
11.鷹ノ巣山頂。
登山画像
12.レンズ雲を載せた富士。
登山画像
13.
登山画像
14.鷹ノ巣避難小屋。
登山画像
15.日蔭名栗山の山名標。
登山画像
16.おなじく、高丸山。
登山画像
17.七ツ石山頂。
登山画像
18.ブナ坂。
登山画像
19.奥多摩小屋。解体中か。
登山画像
20.地理院地図のP1813m地点。ヨモギの頭とも呼ぶ…
登山画像
21.ヨモギ尾根part.1に入る。倒木の巻きかたがわ…
登山画像
22.おなじく、ヨモギ尾根part.1の風景。
登山画像
23.地理院地図のP1658m付近で奥多摩小屋水場から…
登山画像
24.さほど傾斜はないのに九十九折を繰り返す。は…
登山画像
25.ヨモギ・ハイウェイ。
登山画像
26.おなじく。
登山画像
27.奥後山。落ち葉に埋もれかけた三角点と山名標…
登山画像
28.奥後山以降はヨモギ尾根part.3。
登山画像
29.簡素な道標。
登山画像
30.それなりに山道らしくなるヨモギ尾根part.3の…
登山画像
31.おなじく。崩落しかけているが通過に問題はな…
登山画像
32.林道に降りる直前、この少し前が悪かった。
登山画像
33.林道に降りる。振り返って撮影。
登山画像
34.大切にされている「東京都水源林」を歩かせて…
登山画像
35.ゲートの脇を抜ける。振り返って撮影。
登山画像
36.林道~車道と8kmほど歩き灯ともしごろの鴨沢…
この山行での装備
【その他】 サレワのSpeed Beat GTX
参考になった 2

※この登山記録が、あなたの登山計画の参考になった場合
感謝の気持ちを込めて、右のボタンを押してください

モンターニャさんの登山記録についてコメントする

関連する現地最新情報

登った山

類似するモデルコース

関連する登山記録

もっと見る

モンターニャ さんの他の登山記録

もっと見る

参考になった 2

※この山行記録が、あなたの登山計画の参考になった場合
感謝の気持ちを込めて、右のボタンを押してください

[このページのトップに戻る]

こんにちは、ゲストさん
◆東京の天気予報[山域を変更]
明日

曇のち晴
明後日

晴時々曇
(日本気象協会提供:2020年10月23日 17時00分発表)
[ログイン]
ユーザ登録・ログインすることで、山頂天気予報を見たり、登山履歴を登録・整理・分析して、確認できます。
NEW 六甲山でトレッキング入門
六甲山でトレッキング入門 神戸市在住・在勤・在学の方に朗報! 六甲山の魅力と登山の楽しさや技術を学ぶ、無料の入門ツアーを開催。
NEW 御嶽山で登山道整備の活動がスタート
御嶽山で登山道整備の活動がスタート 豪雨災害から2年の御嶽山で、登山者による登山道整備がスタート。萩原編集長も挑戦した石運びの様子をレポート!
NEW 軽量コンパクトな “ドームツエルト”【山MONO語り】
軽量コンパクトな “ドームツエルト”【山MONO語り】 山岳ライター高橋庄太郎さんによるギア連載。今回はヘリテイジ「クロスオーバードーム」の改良版!その使い勝手は…
NEW 紅葉登山シーズン到来! GoTo秋山!
紅葉登山シーズン到来! GoTo秋山! 秋の到来とともに、山は紅葉シーズンの到来となります。最高の紅葉の山を、安全に快適に楽しむ紅葉登山特集!
ステップアップ登山! 槍ヶ岳 & 双六岳
ステップアップ登山! 槍ヶ岳 & 双六岳 登山経験を積んで、長時間の山行と山小屋泊の登山に慣れてきたら挑戦したい槍ヶ岳と双六岳。飛騨側からの槍ヶ岳にもぜひ!
NEW 群馬のシンボル、上毛三山の赤城山・榛名山
群馬のシンボル、上毛三山の赤城山・榛名山 紅葉が見頃の赤城山と榛名山から、厳選6コースを紹介!
東京都最高峰、雲取山に登ろう!
東京都最高峰、雲取山に登ろう! 標高は2017m、日本百名山の一座として知られています。はじめての山中泊、はじめての縦走登山などにも適した山です。
おとな女子登山部によるリレー連載
おとな女子登山部によるリレー連載 好日山荘女性スタッフ有志による「おとな女子登山部」のリレー連載。メンバーの経験に基づくノウハウが満載!
秋の贅沢、秘湯+紅葉の山旅へ
秋の贅沢、秘湯+紅葉の山旅へ 温泉で山歩きの疲れをほぐし、山の幸を堪能する。日本の秋を満喫する至高の組み合わせに誘うコース七選
山で便利・安心! 登山用アプリ&GPS
山で便利・安心! 登山用アプリ&GPS スマートフォンの普及で高価で手の届かなかったGPS機器が誰でも使える! 初心者向けのノウハウから裏技まで、登山アプリとス...
山岳防災気象予報士が教える山の天気
山岳防災気象予報士が教える山の天気 気象遭難を避けるためには、天気についてある程度の知識と理解は持ちたいもの。登山が知っておくべき、山と天気の関係を解説。
萩原編集長のヒマラヤ未踏峰挑戦記
萩原編集長のヒマラヤ未踏峰挑戦記 NHKのTV番組でおなじみ萩原編集長、2013年秋にはネパール・ヒマラヤ未踏峰、「アウトライアー」に総隊長として参加。そ...