初日はずっとバテバテ…休憩も長くとりました。

到着時には槍様のお姿があったのですが…

一番お天気に恵まれた8月11日は、夕方になっても時折槍のてっぺんが見えていました。

2日目は雨。　

風も強く、不安になる瞬間もありました。

登山道はよく整備されていますが…視界がきかず、見通しが立たない分辛かったです。

当初の計画では、黒部五郎小舎に二泊だったので…

そのままにしていたら、黒部五郎岳も目指せたと思います。　ちょっと心残り……

3日目の朝は、よく晴れて景色が素晴らしかったです。

前日も、雨でなければずっと小屋を見下ろしながら歩けたのね…という岩岩の急登。

美しい景色に何度も足を止めてしまいます。

笠ヶ岳の美しいフォルム！

急登を登り切った先の、通称「チングルマ平」。

その名の通りチングルマだらけです。

そして…雲ノ平山荘を遠くに眺めながら歩きます。

薬師岳も美しい…！！

こんな道も…。　足の置場に迷いながら進んでいると、両脇のハイマツの枝にザックが押し戻されるような、歩きにくい道です。

中央、奥に見えているのは水晶岳。

三俣山荘が見えてきました。

山荘手前で、20m弱くらい雪渓を渡ります。

雪渓の近くでは、まだお花たちが咲いたばかり。

山荘周辺の雰囲気も素晴らしく、テント場も居心地がよさそうでした。

談話室？のようなスペース。　翌日（8月14日）は、ストーブもつけられました。

お昼前頃から雲が多くなってきましたが…

まだこんなにきれいな青空も…

寝室の窓から見えたハイマツ。　ハイマツの高さで眠れるという贅沢。

8月14日、美しい朝です。

「展望食堂」からの景色。　…このロケーションは、ずるい！！です。

新・伊藤新道は、来年開通の予定だとか。

鷲羽岳から山荘を見下ろします。

鷲羽池を見下ろすこの場所は、風が吹き付けず暖かでした。

山頂はガスガス。　風は、たぶん20m近く。　寒かったです。

昨年の同じ時期、大雨でこの場所も渡れなかったと聞きました。

今回、唯一のお弁当。　酢飯にゆかりが振ってあり、美味しかったです。

8月15日の雨が、一番キツく、気温も低くて辛かったです。

景色が見えていたら、サイコーだっただろうな…と思います。

去年のお盆時期の大雨では、一時この橋の数センチ下まで水が上がっていたそうです。

「発電機　目覚め夏山　小屋目覚め」　　…機会があれば、また泊まってみたいです。

わさび平小屋のテント場は再開されていたようです。