行程・コース
天候
1日目:晴れ午後雲多い、南の風。2日目晴れ午後雲多い、南の風。3日目:晴れのち曇。
登山口へのアクセス
タクシー
その他:
静岡駅から乗合タクシー
畑薙駐車場から東海フォレスト無料送迎バス
この登山記録の行程
【1日目】
椹島ロッヂ(04:30)・・・滝見橋(04:53)・・・鉄塔下(05:45)・・・小石下(06:37)[休憩 10分]・・・清水平(07:52)[休憩 8分]・・・蕨段(08:34)[休憩 15分]・・・見晴岩(09:00)[休憩 20分]・・・駒鳥池(10:22)[休憩 20分]・・・千枚小屋(11:19)
【2日目】
千枚小屋(04:05)・・・千枚岳(04:49)[休憩 35分]・・・丸山(06:11)・・・悪沢岳(東岳)(06:46)[休憩 13分]・・・中岳(08:03)[休憩 15分]・・・前岳(08:27)・・・荒川小屋(09:30)[休憩 15分]・・・大聖寺平(10:19)・・・小赤石岳(11:23)・・・赤石小屋分岐(11:35)[休憩 6分]・・・赤石岳(11:58)[休憩 25分]・・・赤石小屋分岐(12:43)・・・北沢源頭(13:16)[休憩 14分]・・・富士見平(14:28)・・・赤石小屋(15:11)
【3日目】
赤石小屋(06:07)・・・カンバ段(07:38)・・・椹島ロッヂ(09:03)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
夏の名残と秋の走り。二つの季節が混在する山行。
コース概況
静岡駅〜椹島:千代田タクシーの登山タクシーで畑薙駐車場まで。1日往復1便。予約制だが席が空いていれば飛び込みでも乗れる。片道5000円。9月25日まで。畑薙から東海フォレストの無料送迎バス。対象施設の宿泊が条件。宿泊予約時にバス利用も予約する。乗車時名簿で点呼を取る。乗車中は備え付けのヘルメットを被る。道中落石多い。
椹島ロッジ:ロッジというより作業員宿舎。整備は行き届いているので気持ちよく泊まれる。食事は美味しい。クーラー、コンセントあり。風呂のシャワー温度調節がシビア。気をつけないと熱湯が出るので注意(女湯は未確認)。昼間9時から12時30分まで風呂場のシャワーが誰でも使える。併設のレストハウスで券を購入。500円。
椹島〜千枚小屋:最初はゴーロの急登で面食らうが、1基目の鉄塔あたりから緩やかな登りとなる。林道と交差、並走しながら標高を上げる。山と高原地図では清水平に水場が2ヶ所とあるが、ひとつしか見つけられなかった。展望は岩頭見晴で東岳(悪沢岳)山頂が、見晴台で荒川赤石全景が見れる。駒鳥池は水苔に覆われた小さな池。
千枚小屋:テント泊も要予約。富士山がよく見える。テント場は小屋から離れた場所にある(片道2〜3分)。トイレも離れているので注意。
千枚小屋〜荒川岳:暗くてよく見えなかったが、二件小屋分岐のあたりで森林限界。千枚岳山頂から西に降りると小さな岩場でハシゴあり。その先の小ピークは登らず右に巻く。東岳〜中岳間のコルにビバークできそうな小さな平地。緊急時に使えそう。前岳山頂は標柱近くまで山体の崩壊が進んでいるので、崩壊部に近づかないこと。
荒川岳〜赤石岳:中岳前岳間の分岐からカールを降る。カール斜面はお花畑。鹿柵あり。荒川小屋手前の水場は枯れることがあるそう。荒川小屋は水場まで片道3分。大聖寺平〜小明石の肩までの登りが厳しい。赤石避難小屋に休憩できるベンチあり。
赤石岳〜赤石小屋:椹島下降点から砲台型休憩所までは北沢水源に沿った急坂。登りはキツそう。北沢源頭水場あり。富士見平までは本ルート核心部。谷側に切れ落ちた足場の悪いトラバース道。道幅も狭く桟道多数。気を抜かないこと。
赤石小屋:テント泊も要予約。テント場狭い。今年は水源が乏しく汲み上げるのに時間がかかるそう。できれば北沢源頭で補給して行くのが良い。
赤石小屋〜椹島:ボッカ返しが厳しい急坂。登山口付近も厳しい。
初めての南アルプス南部域。天気と休暇のタイミングが合わなくて8月がズルズルと過ぎていき、こんな時期の山行になってしまった。次は花の時期に来たい。
フォトギャラリー:97枚
畑薙夏季臨時駐車場。
東海フォレストの無料送迎バス。
乗車中はヘルメットを被る。
椹島ロッジに前日泊。
夕食美味しかった。
早朝、登山届を出して出発。
椹島スタート。
吊り橋を渡って千枚小屋へ。
登り初めはゴーロの急登。
鉄塔。
鉄塔付近からなだらかな登りになる。
岩頭見晴から東岳(悪沢岳)が見える。
ミズナラの大木。
林道通過。
小石下三角点。
清水平の水場。
蕨段三角点。
いろんなキノコが生えていた。
きのこの山である。
本ルート唯一の好展望地
赤石岳、荒川岳が見渡せる。
セリバシオガマ。
木馬道。
駒鳥池。
千枚小屋到着。
千枚小屋からは富士山がよく見える。
夜明け前に千枚小屋を出発。
二件小屋分岐。このあたりで森林限界。
千枚岳山頂で夜明け。
目指す赤石岳。
小さな岩場。手前の小ピークには登らず右に巻く。
丸山に陽が当たる。
ホシガラス。
稜線上は草紅葉が始まっている。
コケモモの実。
東岳(悪沢岳)山頂。
中岳前岳へ。
トウヤクリンドウ。蕾はたくさん見かけたが咲いているのを見つけることはできなかった。
東岳〜中岳のコル。ビバークできそうな小さな平地あり。
緑と赤のせめぎ合い。
中岳避難小屋。
中岳山頂。
中岳より北を望む。塩見、千丈、甲斐駒、間ノ岳、農鳥、鳳凰三山まで見渡せる。
前岳山頂。
荒川小屋へ。
カールを下っていく。
イワベンケイ。
荒川小屋。
荒川小屋手前の水場。枯れることもある。
荒川小屋。
大聖寺平。
振り返って荒川三山。
小赤石の肩までの急登。
小赤石の肩から赤石岳方面を望む。
イワヒバリ。
小赤石岳山頂。
あともう一息。
椹島下降点にザックをデポ。山頂へ。
赤石岳山頂。
クロマメノキの実。
赤石小屋へ下降する。
北沢源頭水場。
赤石小屋は水が少ないとの情報を得たので4L汲んでいく。
砲台型休憩所。
タカネマツムシソウ。
桟道と足場の悪いトラバース道の連続。
富士見平。
赤石小屋は工事中。ヘリ荷下ろし準備でテント場も狭くなっていた。
朝食は乾燥野菜入りマッシュポテト。
さらば赤石岳。
左には上河内岳、聖岳。いつか行ってみたい。
下山開始。
ボッカ返しの急坂を下る。登りはキツそう。
廃林道を歩く。山側が崩れて道幅は半分以下になっている。
中電基準点。
赤石岳登山口。
椹島ゴール。
ロッジのシャワー500円。9時から12時半まで。レストハウスで券を買う。
平日午前中から飲むビールは美味い。もちろん1杯で終わらない。
送迎バスで帰路に着く。
装備・携行品
| シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
| 登山靴 | バックパック | スタッフバック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ |
| 傘 | タオル | 帽子 | グローブ | サングラス | 着替え |
| 地図 | コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) |
| ナイフ | 修理用具 | ツエルト | 健康保険証 | ホイッスル | 医療品 |
| 虫除け | 熊鈴・ベアスプレー | ロールペーパー | 非常食 | 行動食 | テーピングテープ |
| トレッキングポール | GPS機器 | ストーブ | 燃料 | ライター | カップ |
| クッカー | カトラリー |




