行程・コース
天候
8月30日 ☀/☁ 12℃ 微風
8月31日 ☀ 静穏
登山口へのアクセス
バス
その他:
畑薙第1ダム夏季臨時駐車場までマイカー
椹島ロッジ送迎バスで1時間ロッジに前泊
この登山記録の行程
Start荒川小屋(6:30)・・・前岳(08:20)・・・中岳(08:46)・・・悪沢岳(東岳)(10:36)・・・丸山(11:32)・・・千枚岳(12:59)・・・千枚小屋(13:51)泊
千枚小屋(5:30)・・・駒鳥池(06:00)・・・見晴岩(06:48)・・・蕨段(07:15)・・・清水平(07:55)・・・小石下(08:56)・・・鉄塔下(09:59)・・・滝見橋(11:06)・・・椹島ロッヂ(11:18)・・・椹島ロッヂ(11:20)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
§Ⅱ 荒川岳縦走~椹島下山編
8月30日(水) 荒川小屋06:30 →前岳8:22 →中岳8:51 →悪沢岳(東岳)10:43 →丸山11:34 →11:45昼食ポスト12:10→千枚岳13:02 →千枚小屋13:55泊
8月31日(木)
千枚小屋05:30 →駒鳥池5:58 →見晴岩06:53 →蕨段7:16→清水平07:48 →小石下08:56 →鉄塔下10:02 →滝見橋11:05 →椹島ロッヂ11:19
3日目の朝、荒川小屋の富士山の朝焼けで始まった。5時前小屋の下に陣取り撮影タイム。ちょうど富士山に逆三角形の雲がかかり、富士の△が□に写り、おもしろい富士の景色が撮れた。
今朝も小屋食を戴き出発だ。連れも昨夜の体調不良が収まり元気そう、荒川前岳へ向けて山腹をトラバースしながら登って行く。昨日初見のイワインチンが沢山みられる。トリカブト・ウスユキソウ・クロトウヒレン・タカネマツムシソウなどのお花畑が楽しめる。
振り返ると荒川小屋が朝日に照らされている。1時間ほどで、高山植物保護柵の入口へ着く。しばらく保護柵の中を登る。ここでも初見の花発見・・❕ サンプクリンドウでしょうか⁇・・・
保護地を出ると稜線はすぐだ。小屋から1時間半稜線へ出た。今日も中央アルプス・北アルプス・頚城三山迄が一望だ。もちろん南アルプスも仙丈から聖岳まで見えているそして鳳凰三山・富士山もバッチリ見えた‼・・・荷をデポして前岳へ登る。ちょうど高山裏避難小屋から登って来られた2人パーティさんと同時に山頂へ着きご挨拶。
彼女たちは、鳥倉林道から三伏峠を経て縦走中、とても健脚パーティーでこれから悪沢岳まで往復して、赤石岳へ行かれるそうです。我々も後に続いて悪沢岳を目指しますが、まずは中岳だ。先ほどの分岐へ帰りデポしたリュックを持ち中岳へ向かいます。途中小河内岳避難小屋が確認出来た。
360℃の絶景を堪能しながら中岳山頂へ、ここには三等三角点「荒川岳」3083.7mが埋標されている。避難小屋の小屋番さんが登山道の補修中。お世話になりますとお礼を述べる。小屋前で休憩後悪沢岳へ、一度下って登り返す。
荒川小屋を出て4時間、今回最高点3,141m、5座目の悪沢岳登頂…\(^o^)/
悪沢岳の標示板を抱えて記念にします。
先に到着していた健脚のお2人パーティーは此処で折返し、ほかにも身軽な登山者が折り返されている。悪沢岳ピストンで赤石岳に向かわれるのでしょう。
ゴーロの山頂から下ると、赤色チャートの露出が見られ、しばらく岩石帯を下る。やがて道はなだらかな尾根に出て、最後の3,000m峰、丸山の標柱に着く。
山頂下のなだらかなハイマツ斜面でお昼食休憩、ハイマツの上に寝そべってみた・・・松の枝は意外と柔らかく、爽やかな寝心地でした。千枚岳登り返しの難所に向け、英気を養います。
鞍部まで、下りは花畑、登り返しは岩場にタカネビランジが咲く岩壁だ。梯子や岩に手をかけて登り返す難所です。そして、登り上げると千枚岳、3等三角点「上千枚」2880.3mです。振り返ると先ほど下って来た悪沢岳から丸山の稜線が望めます。
千枚岳を13時過ぎに出て、今夜の宿、千枚小屋へ向かいます。標高が下がりハイマツ帯からダケカンバ林に下って来る。2軒小屋分岐を過ぎると下に小屋の屋根が見えた。ダケカンバのトンネルを下り、マルバダケブキの群生地になると小屋到着だ。
小屋の周りが植生保護地になっていて、タケシマランの赤い実が迎えてくれた。
14時前に千枚小屋到着です。大きな小屋で、設備も整っていて人気の小屋だ。
小屋食は自家製ハンバーグ、ニンニク入りで登山者に人気だそうです。
今日も富士山にお休みを云って、蚕棚へもぐりこみました。
標高2500m越えの山上で3連荘。毎日朝焼けが見られ、とてもいい天気に恵まれている。雨も会わず、素晴らしいい山行が続いている。今日もこの後、下山日和になりそうだ。
今朝の富士山は雲が棚引きいい感じの朝焼けです。上空の雲に朝日が当たり、緩やかにピンク色から橙色に変わる空。微妙に変化する色合いと、スピード感のある朝日の広がりは、写真好きにはたまりません・・・(^^)/
朝の行事を終え、小屋前のベンチで朝食です。今日は下るだけなのだが、バスの時刻が13時。間に合うか心配なので、小屋朝食をお弁当に変えてもらった。レトルト味噌汁と小屋弁のお結び&Caféで済ませます。
ここでちょっとしたミス。5時半スタート時に、GPSのセットを忘れていた。駒鳥池まで下って気が付いたが、30分ほど空白が出来た。4日目ともなると疲労で注意力が削がれている。気を付けよう‥(*_*;
今日の行程は小屋から駒鳥池を経て9㎞ 1700mを下るルート、12時45分、椹島がタイムリミットだ。11時過ぎには下山予定だが、途中の状況次第で変わる。
駒鳥池まではマズマズのペース。次のポイント見晴岩も7:00通過。ここは立派な林道が脇を通っている。道路わきのベンチで、3っ日間歩いて来た赤石岳・荒川岳を見返すことが出来る展望ポイントだ。
下山路は時々歩きにくいザレ道も出てくるが、概ね快適な腐葉土の道が続いている。そして次のポイント、蕨段は3等三角点「蕨段」2073.6mが登山道わきに埋標されていた。
次は清水平だが見落とした。多分2人トレランパーティが給水していた水場がそうだったのがろう?さらに下って行くと林道へ出た。ここでルートミス、登山道は林道を横断するのだが、林道を下り登山道へ復帰するのだろうと確認しなかった。
しばらく下ってルートミスに気が付いた。GPSで登山道へ復帰し、大きなロスにはならずに済んだ。清水平はまだかと思いながら下ると、小石下の三角点が現れた。ここで清水平を見落としたことに気が津付いた。
3等三角点小石下1686.9mも登山道わきに埋標されている。蕨段・小石下ともに展望はない。ここから九十九折れの急登を下り、鉄階段を降りて再び林道へ出た。
林道を少し歩いて鉄塔巡視路の下山道へ入る。細尾根の鞍部から最後の登りが始まった。岩頭展望へ岩登りがしばらく続く。高度70m程を登ると送電鉄塔下へ着く。そのまま3塔分の巡視路を辿ると、高度差200mの九十九折れの急坂下りが吊り橋まで続く。
吊り橋を渡ると登山口。滝見橋を経て椹島へ続く林道へ出る。林道を10分ほどで椹島到着です。
4つの山小屋をつないだ今回の山行。南アルプス最後の100名山を堪能出来ました。
6つの三角点を繋げた快適な登山道。雄大な山稜・素晴らしい眺望・深い森や美しい花〃そしてお天気と、とても満足な遠征登山になりました…\(^o^)/お山に感謝です
詳しいレコはブログいずみやまでどうぞ
https://izumiyama-ogawa.blogspot.com/2023/09/202383031.html



















































