行程・コース
天候
薄曇り。風よわし
登山口へのアクセス
電車
その他:
往路は立川駅から青梅線軍畑駅下車。帰路は青梅線御嶽駅から
この登山記録の行程
軍畑駅(07:50)・・・高水山登山口(08:15) [休憩 05分] ・・・6合目展望台(08:50) [休憩 05分]・・・常福院(09:20) [休憩 05分]・・・高水山(09:35)・・・岩茸石山(10:00) [休憩 30分]・・・惣岳山(11:05) [休憩 05分]・・・御嶽駅(11:25)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
花粉も少し収まった模様。天気が持ちそうなので高水三山に出かけた。下界は気の早い桜が咲いているが山上はまだ春浅く、木々のつぼみは堅かった。
ウグイスのさえずりを聞きながら軍畑駅を出発する。最初は車道歩き。平溝橋手前の道標を左にとり平溝川に沿って舗装道路を進む。民家の庭先に早咲きの桜が咲き、川には渓流釣りの釣り人がたくさん入っていた。高源寺手前の登山口から傾斜が増し、車道終点の駐車場から山道となる。
うっそうとした針葉樹の登りは一気に高度を稼いでゆく。山上の常福院への参道で、二合目から九合目までの石柱が立っている。斜面のつづら折りが終わり尾根に出たところが六合目、ベンチがあるちょっとした展望台で、好休憩地となっている。
石段を登った上にある常福院は江戸時代に建てられた立派な本堂である。鎌倉時代の武将、畠山重忠ゆかりの寺とのこと。本堂の裏手に公衆トイレがある。トイレはこのコースではここだけである。登山の安全を祈り、高水山に向かった。
高水山は常福院からひと登り。北側の展望が開けている。条件が良ければ関東平野の向こうに筑波山が見えるのだが、残念ながら霞んでしまった。
一度下って次の岩茸石山に向かう。尾根道の左手は針葉樹の植林帯、右手は広葉樹の雑木林が続く。登山道は乾いていて歩きやすい。
本コースで一番高い岩茸石山の山頂は広く、ゆっくり休むことができる。休んでいる間にトレランのグループや北側の棒ノ嶺方面からなど、たくさんの登山者が登ってきた。北から西にかけて川苔山や本仁田山など奥多摩の山々が連なる。両山の間には残雪をまとった雲取山がよく見えた。
急坂を下って惣岳山に向かう。ここからは関東ふれあいの道に指定されている。三年前に来た時、登山道の左斜面が大きく伐採されていたが、すっかり植林され、シカよけの柵で囲まれていた。
小さな岩場を登りきると惣岳山の山頂。立派な彫刻が施されている青渭神社の奥の院が建っているが、社殿は金網で覆われていた。
惣岳山からは針葉樹林帯の単調な下りが続く。沢井方面への分岐を分けひと登りすると左手に御岳山の宿坊街が見え、車や電車の音が聞こえてくるとお寺の隣の登山口に飛び出す。青梅線の踏切を渡り、右手の階段を降りれば御嶽駅である。
久しぶりの山歩きで足慣らしを兼ねた山行だったが、気持ちのいい汗をかいた。奥多摩入門の山といわれる高水三山であるが、棒ノ嶺を合わせるとまた違った楽しみができる。川井からバスで清東橋に入ったり、飯能から名栗湖に入って縦走したりすることも可能である。
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