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烏帽子岳、南沢岳2024 (七倉)

烏帽子岳、四十八池、南沢岳( 北アルプス・御嶽山)

パーティ: 1人 (つちのこくん さん )

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行程・コース

天候

くもり→7時頃、一時雨、ガス→晴れ

利用した登山口

七倉山荘  

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 夜も灯りのついてる綺麗なトイレあり
水道の水は飲めないと書いてある
自販機あり

この登山記録の行程

七倉山荘(02:55)・・・高瀬ダム(03:47)[休憩 6分]・・・ブナ立尾根登山口(04:10)[休憩 4分]・・・三角点(06:13)[休憩 14分]・・・烏帽子小屋(07:17)[休憩 31分]・・・山頂分岐(08:03)・・・南沢岳(09:00)[休憩 38分]・・・山頂分岐(10:21)[休憩 13分]・・・烏帽子岳(10:48)[休憩 11分]・・・山頂分岐(11:05)[休憩 6分]・・・烏帽子小屋(11:32)[休憩 27分]・・・三角点(12:29)・・・ブナ立尾根登山口(13:41)[休憩 10分]・・・高瀬ダム(14:05)・・・七倉山荘(15:14)

コース

総距離
約24.5km
累積標高差
上り約2,639m
下り約2,639m
コースタイム
標準17時間40
自己9時間39
倍率0.55

高低図

標準タイム比較グラフ

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

地元大町市の秀峰、烏帽子岳へ
地味なイメージだけども、静かでステキな山です
四十八池もこの時期はお花畑でステキ
南沢岳のコマクサは数も密度も燕岳や蓮華岳よりも上だと思う…まだちょい早かったみたいで、お花はいまいちだった…
コマクサは烏帽子岳にもいっぱい咲いてた

七倉〜高瀬ダム間は3月に落石があって、一部区間は徒歩のみ通行可。こないだからタクシーも復活したけども、落石の区間は歩いてタクシーを乗り継ぐ。
警備員さんの話では、工事の許可がまだ取れなくて8月中の工事開始は難しそうとのことでした。

ブナ立尾根、何回も登ってるけど思ってたよりも崖っぷちのトラバースが多いと感じた
ものすごい危険なわけではないけど…疲労や暑さでやられてると、下りで滑落事故がありそうな雰囲気

水とドデカミン合わせて4Lでスタート、一時雨も降って朝方はわりと涼しくて、3Lしか飲まなかった
ブナ立尾根登山口の水場マークは土石流に飲み込まれてて、当てにしないほうが良いと思います

続きを読む

フォトギャラリー:74枚

前烏帽子岳から烏帽子岳と右に南沢岳がステキ。
この景色を見たくて行ってきた

七倉のゲートからスタート

最初に山の神隧道を歩く。夜間は灯りも消えてて出口の外も真っ暗で、1.2kmの完全な闇の中…途中ライトを消すと、真っすぐ歩いてるつもりでも真っすぐ歩けていなかった…

壁にはおばけもいっぱいいます…

その後もトンネルをいくつか通過。灯りのついてるトンネルもある。

高瀬ダムを通過して、不動沢の吊り橋…あの世へつながってそうでこわい

濁沢の橋、大雨で流されてて渡れなかったけど、3日前に復活してた。暗い中、ゴウゴウと濁流の音が聞こえてこわい。

「この先要体力!」の看板がなくなってた…土石流で流されたのか?

最初は直管を組んだ階段をジグザグに登る

0から12まで標高100mおきにポイントが

ショウマさん、暗闇の中でもお綺麗やった

「うめ〜うめ〜」って声が聴こえたら……ヤマナメクジさんがキノコをむさぼってた…

延々と急登が続く…急登は一気に登れて実はらくらくと思うようにしてる

かわいいいもむしさんも「ぴょんっ」と抱きついてきた

粘菌のスクランブルエッグスライムがいた!右上あたりが「じわ〜っ」と動いてて、何回撮ってもピントが合わなかった…

三角点…展望もなく地味な感じ

ギンリョウソウさん、スケスケでかわいかった

小っちゃくてかわいいキノコさんにほっこりと

かわいいツマトリソウさんもいっぱい

烏帽子小屋ステキ

小屋前にはイワギキョウさんがいっぱい。朝はくもりの予報だったが、ここで本降りの雨になってしばらく雨宿り。

小雨とガスの中出発。予定変更してまず南沢岳へ向かうと…ホシガラスさんがステキ。

シャクナゲさんもかわいい

四十八池手前からあちこちお花畑でステキ。チングルマさんとコイワカガミさんと。

アオノツガザクラさんもかわいい

四十八池手前は、登山道がなかなか手強い…木の枝が覆いかぶさってたり…

ちょいちょい笹薮を漕いだり…雨で濡れてるのでびしょ濡れに

池の周りもお花だらけでステキ

ガスの四十八池も趣深い。これはこれで良いな…と。

チングルマさんに水滴が付いててステキ

ヨツバシオガマさんもお美しい

コイワカガミさんもいっぱい

クマか!と思ったら…おサルさんやった…

キンポウゲさん?も見渡す限りどこまでも咲き続いててステキ

南沢岳手前はコマクサさんがいっぱい

一面コマクサさんだらけで、登山道にも生えてるコマクサさんを避けながら歩く…だけども、お花にはちょい早かったみたい

南沢岳山頂は三角点のみで山頂標識はなし…

ここまで来ると黒部ダム湖が見える。立山、剱岳の頭は最後まで雲がとれなかった…

休憩してると…三ツ岳、水晶岳の雲が晴れてきてステキ ※スマホなので縦のパノラマで

赤牛岳、薬師岳もステキ

唐沢岳、餓鬼岳、燕岳もステキ。いつも大町市街地から見てるけども、裏側から見れて新鮮。

四十八池へと戻ると…お花だらけで良い雰囲気で天国のようでステキ。でも、右に写ってる烏帽子岳は、北から見ると「ぬぼっ」としてていまいちだ。

チドリさんもお綺麗

四十八池から南沢岳を振り返る

タテヤマリンドウさんも小さいけども格好良い

烏帽子岳分岐まで戻ってきた。ここから見る烏帽子岳はまずまずステキ。

山頂直下はまず鎖場をヨジヨジ登って左へトラバース

トラバースは高度感はあるけども、鎖もあるし足場の幅もあるし(狭い所でも靴1足分はある)行ける

山頂標識ステキ

山頂標識右奥の鎖を登ると、てっぺんのトンガリさんのすぐ下まで登れる

てっぺんのトンガリさんがステキ

眼下に四十八池、奥には南沢岳〜不動岳〜船窪岳〜七倉岳へのつらくてきつい周回ルートが。さらに奥には針ノ木岳、蓮華岳。

暗い中通過した高瀬ダムも見える

烏帽子岳からも水晶岳、赤牛岳、薬師岳がステキ

前烏帽子岳からの烏帽子岳、南沢岳がステキだ

砂礫の白とハイマツの緑もステキだし、本当にしあわせな場所

ブナ立尾根を下る…下りももちろんきつい

きついけども…ステキなホトトギスさんがいっぱい咲いてて癒やされる

タマゴタケさんも美味しそう

ブナ立尾根最初の直管階段ゾーンが、なんか格好良い。おかげさまでらくらくだし、整備ありがとうございます。

オレンジちゃんもいた

ブナ立尾根登山口横の沢…土石流でぐっちゃぐちゃだ…以前は整備された水場もあったが…落ち葉や枝も落ちてるし、飲まないほうが良さげ

濁沢の橋、丸太2本に板も張ってあって歩きやすい…けど、やっぱりなんかこわい…写真撮らせてくれたお兄さんも「こわいこわい」と…

不動沢の吊り橋もけっこう揺れるし、足元もわりとスカスカだし…

吊り橋から船窪岳方面…不動岳〜船窪岳あたり、きついし危ないしこわいし…本当にしんどかった……
七倉からの周回ルートは、早月尾根、黒戸尾根、ダイグラ尾根なんかよりも、きついしこわい……

高瀬ダムから、中央上のトンガリさんが烏帽子岳だ

高瀬ダムの放水路、すごい迫力

ダム本体をジグザグに登り降りステキ

黒部ダムに次ぐ日本第2位の高さのダム、肉眼で見るとすごい迫力だ

七倉〜高瀬ダム間で3月に落石があって、しばらく通行止めやった…

落石現場…警備のおっちゃんがいて、ヘルメットを貸してくれる。まだ工事許可が取れてないらしく、8月中の復旧は無理とのことでした…

むちむちのニホントカゲさんステキ

1.2kmの山の神隧道、昼間は一部灯りも付いてる。そして出口が明るいのが安心。行きは出口も真っ暗闇で…あの世へ歩かされてるんじゃないかと…

七倉のゲートも明るいとステキな雰囲気。この時期は暑くてきついけども、お花だらけでたのしかった。

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ソフトシェル・ウインドシェル ロングパンツ 靴下 レインウェア
登山靴 バックパック 水筒・テルモス ヘッドランプ 予備電池 タオル
帽子 グローブ サングラス 地図 コンパス ノート・筆記用具
腕時計 登山計画書(控え) 修理用具 健康保険証 熊鈴・ベアスプレー ロールペーパー
非常食 行動食

登った山

南沢岳

南沢岳

2,625m

烏帽子岳

烏帽子岳

2,628m

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