行程・コース
天候
初日:快晴、微風、高温、2日目:快晴、微風、高温、3日目:快晴、無風、高温
登山口へのアクセス
タクシー
その他:
長野市のホテルに前泊して、翌朝七倉ダムダム下広場駐車場に停めて、裏銀座登山バスにて七倉山荘前、七倉山荘前からタクシーにて高瀬ダムタクシー乗り場。
この登山記録の行程
【1日目】
高瀬ダム(08:32)・・・湯俣温泉登山口(09:40)・・・湯俣温泉晴嵐荘(11:09)
【2日目】
湯俣温泉晴嵐荘(04:29)・・・槍見石展望台(05:02)・・・湯俣岳(06:58)[休憩 9分]・・・[休憩 25分]・・・南真砂岳(09:07)・・・[休憩 5分]・・・真砂岳(10:28)[休憩 11分]・・・野口五郎岳(11:18)・・・野口五郎小屋(11:31)[休憩 23分]・・・竹村新道分岐(12:52)・・・[休憩 8分]・・・三ッ岳(13:33)[休憩 4分]・・・三ッ岳北峰(13:51)・・・烏帽子小屋(14:47)[休憩 15分]・・・前烏帽子岳(15:21)・・・山頂分岐(15:29)・・・烏帽子岳(15:47)・・・山頂分岐(15:59)・・・烏帽子小屋(16:17)
【3日目】
烏帽子小屋(06:20)・・・三角点(06:59)・・・ブナ立尾根登山口(08:09)・・・高瀬ダム(08:24)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
去年9月七倉山荘野口五郎小屋の予定は大雨で様子見で七倉山荘に泊まって今年に持ち越す始め湯俣山荘を予約して青嵐荘が取れたのでキャンセルする鳥帽子小屋は予約開始日に1日半で1900回リダイヤルしてようやく取れて裏銀座周回にGO
金曜日は仕事を早く切上げて自宅で着替えして車を乗換えて近くの駅で彼女が乗り込んでくる1730浦和IC東北道久喜白岡JCT圏央道桶川北本ICで降りて道の駅で夕食にしようと車を停めると人気がなくて施設は17時で終業わざわざ来たのにふざけるなと悪態をついて高速に乗り直して鶴ヶ島JCT関越道藤岡JCT上信越道更埴JCT長野ICで降りてコンビニに寄ってすぐの外資系のでかいホテルに着く2035玄関近くのスペースに停めて入ると客は外国人が半分かフロントの要領が悪く数分待たされてチェックインして8Fだかのツインの部屋に入る大浴場行く?部屋でいいわ21時からフリードリンクだってそれ行く!と1Fに降りて朝食券に行列したり間違えてやっと見つけて席を確保するとドリンクに長蛇の列ビールとワインは無くて焼酎のソーダ割りと乾き物を取って戻ると100人近くも入ってくる相席いいですかとおばさん二人を座らせると部屋に持ち帰ったりロビーで飲んだりと無法地帯ぽいハイボールとか5杯ほど飲んで明日早いからと戻ろうよもっと飲みたいとムクレだすなんで明日早いのよ何とかなだめて交代にシャワーを使って2330ころには寝たかな朝はアラームで0515に起きるゆで卵牛乳おにぎりバナナを食べて0610に車に乗り込む長野IC更埴JCT長野道麻績ICで大町麻績IC千曲線槍ヶ岳線にコンビニがなくて45号線に戻ってコンビニで冷凍飲料を買い込んで槍ヶ岳線に戻る七倉山荘手前で係員が道を塞いで上は満車でここに停めろと七倉ダムのすぐ下の広大な広場に入る0735 15台ほどしか車はなくて左奥に停めると入口のバス停に6人ほどいる先に準備を終えてバス停に歩くと裏銀座登山バスが入って来て時刻表を見ると午前の最終便駆け戻って彼女を急がせてバスに乗り込む0745 2人とも立ったまま七倉山荘前に着いて0750料金は?ダム下からは無料ですと降りると全員がタクシー乗り場に並んで彼女がトイレに行ってる間に出発して僕らの後は4人組しばらくして来たタクシーに二人で乗り込むと0819長いトンネルは真っ暗で結構な人が歩いているそんなに金使いたくないかダムの急斜面を折り返しながら登って高瀬ダムで2700円払って降りる0832逆回りなので左手に進むと早速ダム湖に沿ってトンネルが始まる中には街灯があって出口を出てテン泊の兄ちゃんとすれ違うとまたトンネルに入るダム湖の縁を歩いていくと対岸が近づいてきて林道が終わって数台が停まっている広場が湯俣温泉登山口0940ここから木道混じりの登山道が始まって親子連れの3人を追い越して名無避難小屋1003またトンネルをぬけて湯俣山荘で1056右手に赤い屋根が見えてくるZIPラインと吊り橋を渡って青嵐荘に着く1110髭の小屋番が夕食が18時朝は弁当で3万円を払う湯量が少なくて風呂は交代制2Fの大部屋は一番乗りで下段の奥今日は8人でゆったり使っていいとか部屋の布団を敷いて着替えを済ませて食べるものはありますか?カップラーメンですねとロング缶も頼んで外のブルーシート下で食べると小屋番が話しかける小屋明けは昨日でオーナーに頼まれて小屋番は今年から冬は野沢温泉でハンバーガー屋をやっていてここはカレーなのをハンバーグに切り替えたとか続々とテン泊やあ~疲れたといいながら竹村新道を降りた客が到着して賑やかになるここいいですかとテン泊のカップルがきてどちらからですか?群馬からで高瀬ダム往復を彼女の誕プレにしたとかロング缶をもう1本空けて2時間位いて温泉湧いてるとこ行ってみようとサンダルで歩き出す右岸を進むと絶壁で進めなくて川岸に降りるとサンダルが滑って転んで腕をひどく擦りむく諦めて引き返してZIPラインで川を渡って右手に進むと伊藤新道起点の石碑があってその先がまた絶壁で終わってしまい奥に人が見えるけど渡渉しないと進めない川底の石が滑るので流されたら嫌だしと諦めて戻るともう15時過ぎで彼女は風呂に向かう暫くで戻って混んでたけど熱くていいお湯だったわと大汗をかく男女交代の17時前に降りるとテン泊の連中が食堂で大勢待ってるので一度戻って20分後に行っても脱衣所は満杯で食堂で待つと奥の入口から割込まれるので脱衣所前に移動すると僕の後ろに行列ができる4つある洗面所の蛇口からは水がながしっぱ前の客と入代りに入るとシャンプーもソープも空で濡れ手ぬぐいで擦って湯船に浸かって部屋に戻ると18時なので早めに食堂に降りて受付手前でスマホを充電機に繋ぐと食事が始まる手前側中央の席に座るとスチール皿の小ぶりのハンバーグにカップスープとブルーのゼリー載せ杏仁豆腐小屋番はハンバーガー屋らしくまあまあのお味でご飯をお代わりして皿に投入する美味しく食べ終えて小屋前で一服しようとブルーシート下のテーブルで休むと小屋番が出てきて話をする小屋泊よりテン泊が多くて驚いたとか毎朝東電のクローラーが作業者を載せてダムから来て夕方帰っていくとか明日早いからと部屋に戻って窓は開けたまま1930ころには寝たかな
朝は0330にアラームで起きるまとめておいたザックを持って食堂に降りるとぼくらの弁当だけが置いてあるヘッドライトで弁当を食べて準備をしてスイッチを入れてみると電灯が点くテン泊の連中が数人トイレに入ってきて一人は昨日竹村新道を降りたとか話しかける水は2Lで足りるかとザックに入れて小屋を出る0429テン場の右手を抜けて白濁した高瀬川右岸の絶壁を登り始める崩落個所を通過して標高を上げると早くも向かいの山頂が太陽に照らされる槍見石展望台を過ぎると0502後から来た軽装の中年カップルが追い抜いたとたんに休むので抜き返すとまたしばらくで抜かされる晴嵐荘湯俣岳1/2 0555細尾根を抜けて湯俣岳0658に着くころは日に照らされてもう暑い9分休んで給水するとあと水どのくらい?1Lづつよ足ないわよと怒り出すので僕の分飲んでいいからとなだめて軽い藪漕ぎと崩落地を通過して登ると早くも綿毛のチングルマを見つける僕も彼女も暑くてバテてソロ爺さんがいる小ピークで合計25分も休むとさっきの夫婦が南真砂岳の斜面を登っていくのが見えるぼくらも出発してハイマツの間の道を登って山頂を右に巻いて裏から上がるようにして南真砂岳0907にはさっきの夫婦と湯俣からピストンの数人がいる彼女は遅れて上がってきて夫婦は上を見上げて迷いながら引返す先で4人組とすれ違うとガレ場の小ピークの先に真砂岳が見えるあたりはお花畑なのかいろとりどりに咲いていガレ場を通過しながら写真を撮って登って行きガレ場の小ピーク1009までくると左手に水晶への稜線が見えてすれ違うソロ男性に彼女が話しかける僕が真砂岳への踏み跡を探しているとこっちらしいわよピークはこっちだよとザレ場を直登して真砂岳1028彼女は腰を下ろして靴の中の小石を取って11分休んでいると水晶方面からソロ男性が近づいてくるあれが野口五郎でその先が小屋だから水足りるねとザレ場を降り始めるけど下りの踏み跡が見つからない適当に降りていくとソロ女性が直登しようとして迷っているあたりを目印にして進んで登山道に復帰する左手には涸れかけた五郎池が小さく見えて南アルプスのような風景が広がるほとんど雲は無くて日が照り付ける道をまたピークを踏むために右手に逸れて登って行き野口五郎岳1118ピークを通過すると先に青い屋根の野口五郎小屋と左手には真っ赤な山肌の赤牛岳が見える大き目の岩がゴロゴロしている稜線を下って野口五郎小屋1132直ちに小屋に入って冷えたポカリを2本買ってその場で飲むとさっきのソロ男性が入ってきて手狭になるので外に出て飲むトイレを借りるのに受付に戻って最後にもう1本もらっていきますとまた受付何度もすみませんと小屋番は愛想のいいおじさんでどちらからですかさいたまです私は越谷なんですよ今ごろ自宅はどうなってるのか(笑)と23分休憩して先に進むとなだらかに見えた稜線は大きな岩がゴロゴロで歩きにくい岩の上を渡り歩いて通過するとまた先に大きな岩が積みあがっているのを通過して展望コースと花畑コース分岐1252なだらかそうな右を選ぶと残雪が残っていて雪解け水で手ぬぐいを濡らして顔を洗って4分休んでまた登山道を外れて三ツ岳を直登していくと雷鳥がいるのに気付くよく見ると雛が6羽ほどもよちよち歩いていて4分撮影で足が止まるまた登り始めるとコマクサがぽつぽつ生えていて踏まないように気を付けて三ッ岳1333ここから降りようとすると踏み跡はないし方角を失ってなんども山頂を行ったり来たりしてようやく方角が定まって降り始めると下からカップルが登ってくる一応雷鳥情報を教えるとマジすかと礼も言わずに行ってしまう右手には昨日スタートした高瀬ダムが見えて先には三ッ岳北峰だろうかオベリスクにそっくりな岩山を抜けて1351その先に続く稜線を行くのかと思いきやエボシ→で尾根を右手に降りて左にカーブしてその先に続く稜線を歩くと両脇はコマクサの群生地に変わる不思議なことにコマクサは一定の距離を置いて等間隔に生えてやがて右手には七倉ダムが見えてくるけど停めた車までは見えない稜線は植生に入っていってどうやら沢沿いにテン場が延びている右手の池の脇を通りテン場を抜けていくとようやく烏帽子小屋に着く1447青いお花畑の小屋前から入ると左手が受付で右手が自炊場受付と支払いを済ませると彼女が烏帽子岳って何分かかりますか?1時間半ですかね明日でいいじゃんと渋ると行くわよ頼もしいですねと女性の小屋番さんが戻ったらお部屋を案内しますと自炊場の脇にザックを置いて冷たいお茶を2本買って烏帽子岳に向かうと1503荷重がないので足が軽い巨石の脇を抜けて登って行くとものの数分で前烏帽子岳1521テン泊者数人が陣取って恰好の良い尖った烏帽子岳を眺めているのを通過するあんな尖ったの登れる?と思うと登山道は右から裏手に回りこみ鎖を使いながら登って烏帽子岳1547山頂には若い姉ちゃんたちで騒がしいさっさと降りるわよとすぐ引返して前烏帽子岳1608烏帽子小屋1618下駄箱に靴を入れて自炊場でどこから槍が見えるとか盛んに談笑している脇でザックを回収して受付奥に入っていくと窓はないけど8畳ほどの半個室のいいお部屋体を拭いて着替えをして小屋前のベンチでビールを飲むともう夕食が近い部屋に戻って食堂脇でスマホを充電していると食事が始まる左手壁際の真中の席に座ると食事はカレーとビーフコンソメ杏仁豆腐でお代わりがなくてしょぼいあっという間に食べ終わって食器を片付けて部屋に戻ると二人とも足首が酷く何ヵ所も虫刺されさっきビール飲んだ時かとアスピブナンで吸い出ししていると日没時間になる長靴下を履いて小屋前に出てお花畑の先に沈む夕日を撮って部屋に戻り消灯の20時前には寝てしまう
朝は周りの物音で目が覚める起床の0530に彼女を起こして準備を済ませて食堂に向かうと0549には朝食とは言っても海苔おにぎり2個に粉末の味噌汁こんなもんかと食べ終えて支度をして小屋を出る0620高瀬ダム下山の標識には12等分した標識があるらしいもう日は高く登っていて暑さが思いやられるアルプス三大急登とかのブナ立て尾根だけどどうということもなく数人を追い抜いてYAMAPで電波が届くと書込みがあった場所でタクシー会社に電話して0840に高瀬ダムに車を呼ぶ最後鉄の手すりを降りてブナ立て尾根登山口0809を降りると砂地の河原が広がっている都度流されるので有名な丸太橋で濁沢を通過してソロ兄ちゃんを追い越して不動沢の吊り橋を渡ってトンネルをくぐって高瀬ダムに出ると0824数人の帰り客がいて登りのタクシーに乗って帰っていく朝早くなら呼ぶ必要ないなと言ってるとソロ兄ちゃんがたどり着く折立から縦走してきたとかで帰る手段を調べていないどうやら僕らに寄生するつもりらしい40分にタクシーが来るけど名前も確認せずいい加減七倉山荘まで走って兄ちゃんは1/3を払って降りて僕らは七倉ダム下で降りる車に乗込むとお風呂に入りたいわ検索しても時間が早すぎるので七倉山荘に戻ると0909日帰り入浴できるアルカリ泉だかの風呂に入ってさっぱりしてテラス前のソファで待つと彼女が風呂から上がってくるかき氷でも食べようかと食堂に向かうとまだ営業していませんなんだよ表に幟をだしてたじゃんあきらめて車に戻って0953大町のコンビニでトイレを借りて麻績へ向かうそういえばリンゴの木オーナーだよね立ち寄ってもいいかと電話すると是非来てください麻績IC近くから丸子信州新線で奥に入っていくと数分でリンゴ園に到着して1053また電話してすぐ行きますとちょっと太めのご主人が歩いてきて脇の公民館の駐車場に停めて気に入った木を選んで収穫に来てもいいし来れなかったら発送する以前広島の人がオーナーだった木を選んで世間話すると元は埼玉出身らしい礼を言って車に乗込み1111食事しようと検索して近くの蕎麦屋に向かう麻績ICに戻って403号を走って蕎麦屋に入ると混んでいない1119天ぷらはお休みで地粉を使った石臼挽きのそばらしいので僕も彼女も大盛りを頼む出てきた蕎麦は細打ちなのに茹で加減が絶妙で香りが高いわらびのお浸しとつまみに蕎麦生地の端を揚げたのが付いて交互に食べて美味しいねぇと食べ切って満足して店を出る1141麻績ICから長野道更埴JCT上信越道藤岡JCT関越道大泉JCT外環道戸田ICと渋滞なく走って彼女の家に着く
裏銀座ブナ立て尾根周回ルートは長距離で1泊でもいいけど余裕をもって歩くなら2泊したいなかなか3連休がないので延び延びになったのと七倉山荘と高瀬ダムまでの通行の情報が少なくて日程が組めない今回もなんとか裏銀座登山バスに滑り込んで時間のロスなく出発できたのがよかった裏銀座自体はテクニカルでもなく体力勝負で烏帽子と真砂岳の区間は単調な稜線歩きで槍は遠くに見えるだけで大した迫力があるわけでもなくなんであんなに自炊場が盛り上がってたのかよくわからないまあそれでも天気に恵まれて楽しく登ってこれた烏帽子小屋も晴嵐荘も居心地がいいけど烏帽子小屋の食事が貧弱なのには少々まいるあれではカロリー補充ができないよね93まで来た百高山もこれで96まで伸びて再来週の仙涯嶺南駒ケ岳と赤牛祖父岳の2回の山行で達成できるかねぇ



