行程・コース
天候
初日(晴)2日目(曇りのち晴れ)3日目(曇りのち晴れ)
利用した登山口
登山口へのアクセス
タクシー
その他:
R147~PR326~七倉温泉駐車場~タクシーにて高瀬ダム堰堤(料金往路600円、復路1300円乗車人数割)
この登山記録の行程
【1日目】
高瀬ダム(05:20)・・・ブナ立尾根登山口(05:34)・・・権太落し(06:24)・・・中休み(07:21)・・・三角点(08:27)・・・烏帽子小屋(10:00)[休憩 9分]・・・三ッ岳北峰(11:55)・・・野口五郎小屋(13:25)
【2日目】
野口五郎小屋(01:12)・・・野口五郎岳(01:24)・・・竹村新道分岐(02:21)・・・東沢乗越(03:55)・・・水晶小屋(05:20)・・・水晶岳(黒岳)(06:03)・・・水晶小屋(06:36)・・・ワリモ北分岐(07:07)・・・鷲羽岳(08:01)[休憩 13分]・・・ワリモ北分岐(08:52)・・・水晶小屋(09:35)[休憩 21分]・・・東沢乗越(10:33)・・・竹村新道分岐(11:27)・・・野口五郎岳(12:42)・・・野口五郎小屋(12:58)
【3日目】
野口五郎小屋(04:01)・・・三ッ岳北峰(05:09)・・・烏帽子小屋(05:59)・・・山頂分岐(06:24)・・・烏帽子岳(06:36)・・・山頂分岐(06:45)・・・烏帽子小屋(07:02)・・・三角点(07:45)・・・中休み(08:10)・・・権太落し(08:52)・・・ブナ立尾根登山口(09:13)・・・高瀬ダム(09:30)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
1日目(19日)
七倉温泉から始発(5時)のタクシーで高瀬ダム堰堤に上がり、不動沢の長い吊橋を渡ってから、北アルプス3大急登の一つと称されるブナ立尾根にとりつきました。標高100mごとに12の道標があり、登山道も良く整備されていました。烏帽子小屋へ上がって小休止してから裏銀座縦走コースの大パノラマを堪能しながら三ッ岳のピークを巻き、西峰のお花畑に目を奪われながら野口五郎小屋に到着しました。
2日目(20日)
午前1時過ぎに久々にヘッドランプの明かりを頼りに水晶岳と鷲羽岳へのピストンに出発しました。天候は強風とガスに包まれ、視界は5m程もありませんでしたが、ペンキマークが随所に付けられていて心強い限りでした。野口五郎岳山頂を下り、湯俣への竹村新道分岐のある真砂岳を鞍部まで下るといよいよ東沢乗越へのゴーロ帯の急登が待ち構えていました。一歩踏み間違えたり、バランスを崩すと大岩の間に足を取られて致命的な事故になりかねないので、慎重に足場を選んで進みました。ゴーロ帯を半分以上通過したころでしょうか?あれほど明瞭に付けられていたペンキマークを見失ってしまいました。最後のマークまで戻ってはその先を探すことを何回か繰り返しましたが、見つかりませんでした。途方に暮れて今回の山行を諦めるか、夜が明けるまでこの場所でビバークするかどうかを思案し、もう一度慎重に探したところハイマツ帯の先に次のペンキ印を見つけることができました。
こうして紆余曲折の末、霧の中に水晶小屋の明かりが見えた時は安堵して一気にテンションが上がりました。ザックを小屋の指定場所にデポして、アタックザックに必要な物を詰め込み水晶岳へと向かいました。山頂はガスガスで眺望はありませんでしたが、山頂の写真撮影を行いました。ここでまたもやアクシデントが発生しました。カメラのバッテリーの電池切れのサインが点灯し始めました。
次の鷲羽岳の写真も納めなければなりませんので撮りたい被写体はいくらでもありましたが、スルーして山頂へと歩を進めました。
鷲羽岳山頂へ登る途中からガスも切れてきて、ワリモ岳からは三俣山荘の赤い屋根も見えてきました。鷲羽岳山頂写真を撮り終えてから下山し、水晶小屋の名物料理の「力丼」をいただいて、連泊する野口五郎小屋へと裏銀座の大自然を堪能しながら、ゆっくりと下山しました。
3日目(21日)
早朝小屋をたち、烏帽子岳に足を延ばしてからブナ立尾根を下り、タクシーで高瀬ダムから七倉温泉に下り、3日分の汗を流した後、下山メシにひつまぶしをいただいて今回の山行を締めました。






















































