行程・コース
天候
快晴 (下山時時々曇り)
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
権兵衛峠登山口の駐車スペースに駐車しました。未舗装で25台程度駐車出来るそうです。トイレもあります。
※権兵衛街道(伊那市道羽広経ヶ岳線)の伊那市側は通年通行止めの為、権兵衛トンネルを抜けた先の「ようこそ木曽へ」と書かれた大きな看板手前の交差点を左折し登山口へ向かいます。全面舗装されていて路面状態も比較的良く、狭路ですれ違いに気を遣う以外は特に問題無い道路でした。
この登山記録の行程
計画と実際の通過時間。
05:11 [05:00] 権兵衛峠登山口
05:39 [05:50] アンテナピーク ※休憩 3分 [10分]
06:27 [06:50] 北沢山 ※休憩 18分 [10分]
07:03 [07:40] コイノコ ※休憩 4分 [10分]
07:32 [08:20] 2043mピーク(日本中央分水嶺標識) ※休憩 6分 [10分]
08:23 [09:30] 経ヶ岳 ※休憩 92分 [60分]
10:24 [11:10] 2043mピーク(日本中央分水嶺標識)
10:45 [11:30] コイノコ ※休憩 13分 [10分]
11:13 [12:10] 北沢山 ※休憩 4分 [10分]
11:53 [13:00] アンテナピーク ※休憩 9分 [無し]
12:29 [13:40] 権兵衛峠登山口
休憩時間 … 2.5時間 [2.0時間]
行動時間 … 4.8時間 [6.7時間] ※計画の72%
合計 … 7.3時間 [8.7時間]
※[ ]は計画タイム
★コース定数 … 26 (体重 58Kg / 荷物重量 15Kg)
予想消費カロリー/水分量 … 1914kcal/mL
※山と溪谷社公表の計算式より
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
【コース状況】
全体的に綺麗に整備の行き届いた登山道で特に危険箇所はありません。道標も多いので道迷いの心配も殆ど無いと思います。
【周辺情報】
下山後は伊那市内の「羽広温泉 みはらしの湯」にて入浴しました。
大人一人 ¥600です。
※JAF会員証があったので5名まで50円引きでした。
権兵衛峠登山口から25分ほど (約18Km)
わずかにとろみのある温泉です。
高台にある温泉施設で露天風呂からは甲斐駒ヶ岳や仙丈ヶ岳等々南アルプスの山々を望む事が出来、また内湯の洗い場側(西側)の壁にはタイルで中央アルプスの山々が描かれていて個人的になかなか感動しました!(山好きにはたまらないですね)
脱衣所や洗い場も広く、休憩所兼食事処も有る綺麗な良い温泉でした。
【備考・反省点等】
・今回、水をトータル2.5L持って行ったが下山前に全て飲み干してしまった。安全の為にもう少し多めに持って行けば良かった。
【感想】
前回7月上旬の金峰山登山から約一ヶ月、待ちに待った梅雨明け後の快晴日を狙って二百名山の一座である経ヶ岳に行ってきました。
経ヶ岳への登山は伊那市側の仲仙寺からの歴史有るルートがメジャーですが、今回は手持ちのガイドブック記載の権兵衛峠からのルートを選びました。このルートは令和元年に再整備された比較的新しいルートとの事です。
登りはじめから終始快晴でルート途中の展望地からは背後に中央アルプス、左に御嶽山に乗鞍岳、右に伊那谷越しの南アルプス、山頂付近からはさらに槍・穂高連峰をはじめとした北アルプスの山々…と山好きにはたまらない大展望を楽しみながら登る事が出来ました!また北沢山~コイノコ周辺ではさまざまな花々が咲いていて終始飽きることがありません。
肝心の経ヶ岳山頂も昔は木々に囲まれて展望の無い山頂だったとの事ですが、近年木々が間引かれ明るい山頂になっていました。特に山頂から仲仙寺ルート方面に少し進んだ場所からは遠く鹿島槍ヶ岳~白馬岳をはじめとした後立山連峰の山々も望む事が出来ました。(下山開始後少しして雲が湧いてきたので夏山は展望を楽しむ意味でも早出早着が基本ですね)
下山後の露天風呂からは南アルプスの展望、さらに内湯でもタイル画にて中央アルプスの山々、更に写真は撮っていませんが帰路途中の諏訪湖SAからは八ヶ岳…と山岳展望を十二分に楽しめた山行となりました。
登山道自体も整備が行き届いていてとても歩きやすく、山岳展望や様々な花々も楽しめ個人的に是非お勧めしたいルートだと思いました。(下山時に実際に笹を刈払いしているかたとお会いしました)
下記リンクは今回の登山のログデータです。
https://connect.garmin.com/modern/activity/16652010676
フォトギャラリー:61枚
本日の朝飯。
孤独のグルメ in 諏訪湖SA 下り。
「山賊ごろごろ丼」¥960
本日の山行のスタート&ゴール地点である権兵衛峠登山口駐車場。
千葉の自宅出発 00:30 → 04:45頃到着。
駐車場の奥にトイレも有ります。(下山後に撮影)
権兵衛峠登山口。(下山後に撮影)
2019年(令和元年)に整備されたルートのようです。(下山後に撮影)
綺麗に整備された登山道です。(復路にて撮影)
暫くは資材運搬用モノレールと並行した登山道を進みます。
ちょうど真下に権兵衛トンネルが貫通しているようです。
アンテナピークに到着。
木々の間から将棊頭山、木曽駒ヶ岳方面を望む。
ズームレンズで見ると赤い屋根の西駒山荘もはっきりと確認出来ました。
笹が綺麗に刈払いされていてとても歩きやすいです。
小坊主岩。
岳見岩。
登山道から少し外れた場所に大きな岩がありました。
岳見岩横からの御嶽山。
まっくん岩。
南箕輪村のマスコットキャラクターである「まっくん」の形に似た岩があることが名前の由来ではないかと思います。
日本海と太平洋を分ける分水嶺を示す標識があります。
分水嶺の尾根を歩く。
北沢山へは直登ルートと獣害防止柵に囲まれたお花畑を経由する道の二つがありました。今回はせっかくなのでお花畑経由としました。(お花畑内は狭路ですれ違いが難しい為、登り専用路となっています)
お花畑より中央アルプスの山々を望む。
写真左端にアンテナピークも見えます。
北沢山に到着。
北沢山周辺の登山道脇にはたくさんの花々が咲いていました。
北沢山より御嶽山を望む。
北沢山より中央アルプスと南アルプスの山々。
ヤナギランがたくさん咲いていました。
アヤメ山。
コイノコに到着。歩き始めてちょうど2時間くらいです。
伐採された木でベンチが作られていて休憩にちょうど良いです。
コイノコより乗鞍岳を望む。
写真はありませんが、御嶽山はもちろん穂高岳・槍ヶ岳もばっちり見えました!
岩場の展望地の先より目指す経ヶ岳を望む。
※展望地と書かれていますが、手前のコイノコのほうが眺望に優れています。岩場を経由しない迂回路もあります。
コイノコを過ぎると雰囲気が変わり写真のような苔の生えた鬱蒼とした森になります。(復路にて撮影)
2043mピーク(日本中央分水嶺標識)に到着。
2043mピークは木々に囲まれていて展望はありません。
2043mピークを過ぎると経ヶ岳山頂へ向けて一気に高度を上げていきます。
経ヶ岳西の肩に到着。
西の肩より南アルプスの山々と朝靄に包まれた伊那谷を望む。
経ヶ岳山頂へ到着!
昔は木々に囲まれて展望の無い山頂だったとの事でしたが、現在は木々が間引きされており、北・南・中央アルプスを望む事が出来るようになっていました。
山頂標識前にて記念に一枚。
石仏が立ち並んでいて信仰の山で有ることを感じる事の出来る山頂でした。
山頂より将棊頭山、木曽駒ヶ岳を望む。
宝剣岳(写真中央やや右の三角のピーク)手前に赤い屋根の天狗荘もはっきりと見えました。
槍・穂高連峰を望む。
西穂高~奥穂高間手前に鉢盛山も見えます。(鉢盛山山頂の電波反射塔もはっきり見えました)
中央に大天井岳と常念岳を望む。
大天井岳と常念岳間手前のピークが大滝山、大天井岳左側のピークが蝶ヶ岳。
写真左端に野口五郎岳、前常念岳やや右側に見える三角形のピークが針ノ木岳。
後立山連峰の山々を望む。
写真中央左から鹿島槍ヶ岳南峰・北峰(南峰手前やや左に爺ヶ岳)、五竜岳、唐松岳、白馬槍ヶ岳、白馬岳。白馬岳右側のなだらかなピークが小蓮華山、鞍部を挟み白馬乗鞍岳。
仙丈ヶ岳と白峰三山を望む。写真左端にアサヨ峰。
荒川三山、赤石岳、聖岳を望む。
だんだんと雲が出てきました…
山頂の二等三角点も忘れずに!
十分過ぎるほど休憩を取ったので下山を開始します。
岩場の分岐に戻ってきました。
復路は迂回路を進みました。
これはクルマユリでしょうか?
シモツケソウ。
綺麗な蝶が飛んでいるなと思っていたら、アサギマダラでした。
ササユリです。
ピンクの花が綺麗です。
ノアザミ。
カワラナデシコ。
里見平まで戻ってきました。登山口までもう少しです。
途中で笹を刈払いしているかたとお会いしました。こまめに整備されている登山道なんだなと再認識。頭が下がります。
里見平からの伊那谷と南アルプスの山々。
権兵衛峠登山口駐車場に無事下山、お疲れ様でした。
「羽広温泉 みはらしの湯」にて汗を流しました。
温泉内の休憩所兼食堂にて軽食(?)を。
「ざるそば」¥700、「たこ焼き」¥350。
食事後、休憩所にて1時間半ほど仮眠を取りました。
帰路途中、みはらしファームの臨時駐車場より鋸岳、甲斐駒ヶ岳、アサヨ峰。
仙丈ヶ岳。
本日の晩飯。
孤独のグルメ in 諏訪湖SA 上り。
「信州味噌豚汁定食」¥790。
装備・携行品
| 【その他】
<シューズ> Sirio P.F.431 (トレッキングシューズ) <ザック類> Gregory PARAGON 38 (35L バックパック) <アウター> mont・bell Storm Cruiser Jacket Men’s (レインジャケット) mont・bell Storm Cruiser Pants Men’s (レインパンツ) ARC'TERYX Squamish Hoody Men’s (ウインドシェル) ARC'TERYX Atom LT Jacket Men’s (化繊ダウンジャケット) <パンツ> finetrack CHRONO PANTS (薄手ロングパンツ) <シャツ> MOUNTAIN EQUIPMENT Synergy SS Zip Tee (半袖ジップシャツ) <ソックス> FITS ミディアムハイカークルー <アンダーウェア (パンツ・タイツ)> mont・bell ZEO-LINE LW Brief Men’s (ブリーフ) CW-X GENERATOR MODEL Cool (クールタイプサポートタイツ) <アンダーウェア (シャツ)> MILEET DRYNAMIC MESH Short Sleeve (ショートスリーブドライレイヤー) <その他ウェア類> mont・bell Trekking Gloves Men’s (薄手グローブ) SALOMON XA CAP (帽子) C3fit Cooling Arm Covers (アームカバー) <ギア類 (トレッキング用品・テント & 寝具類)> PETZL ACTIK CORE (ヘッドライト) アライテント ビバークツェルト ソロ (ツェルト) 東京ベル BEAR BELL 森の鈴 (熊鈴) FOX 40 MICRO (ホイッスル) LEATHERMAN SQUIRT PS4 BLACK (マルチツール) mont・bell Trail Cushion (座布団) <ギア類 (火器・ボトル・クックウェア等)> SOTO SLIDE GAS TORCH ST-487 (ライター) JETBOIL MicroMo (小型バーナー) Camelbak Peak Fitness Chill 0.75L (750mLボトル 水) Camelbak Peak Fitness Chill 0.75L (750mLボトル 清涼飲料水) mont・bell Flex Water Pack 1.0L (新2024 #4) (1.0Lソフトボトル 水) TOAKS TITANIUM 375mL CUP (マグカップ) mont・bell STUCK IN 野箸 (箸) <GPS、アイウェア等> GARMIN fēnix 7X Sapphire Dual Power Ti Carbon Gray DLC (GPSウォッチ) 眼鏡市場 i-ATHLETE IA-465 (調光レンズ眼鏡) <カメラ類> PENTAX K-1 Mark II J limited 01 (フルサイズデジタル一眼) PENTAX K-3 Mark III (APS-Cデジタル一眼) HD PENTAX-D FA 21mmF2.4ED Limited DC WR (21mm広角単焦点レンズ) HD PENTAX-D FA 70-210mmF4ED SDM WR (70-210mmズームレンズ) HD PENTAX-DA★16-50mmF2.8ED PLM AW (16-50mm標準ズームレンズ) Velbon UTC-63 (カーボン三脚) Manfrotto Advanced ホルスター S III (トップローディングカメラバッグ) TENBA Axis V2 4L Top Loader Black (トップローディングカメラバッグ) |




