行程・コース
天候
1日目;曇りから小雨。2日目;雨のち晴れ。3日目;くもりで強風のち晴れ。4日目;晴れ。
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
畑薙第一ダムまでマイカー。午後10時ごろ到着。駐車場で車中泊をして翌朝7:30始発の東海フォレスト送迎バスにて椹島に到着。
この登山記録の行程
【1日目】
椹島ロッヂ(08:42)・・・滝見橋・・・吊橋・・・小石下・・・清水平[休憩 20分](12:20)・・・蕨段・・・見晴岩・・・駒鳥池[休憩 10分](15:00)・・・千枚小屋(16:00)
【2日目】
千枚小屋(08:50)・・・千枚岳・・・丸山・・・悪沢岳(東岳)[休憩 10分](11:30)・・・中岳・・・前岳[休憩 20分]・・・荒川小屋(15:30)
【3日目】
荒川小屋(06:00)・・・大聖寺平・・・小赤石岳[休憩 10分]・・・赤石小屋分岐・・・赤石岳[休憩 120分](09:00)・・・赤石小屋分岐・・・北沢源頭・・・富士見平[休憩 60分](13:00)・・・赤石小屋(14:25)
【4日目】
赤石小屋(05:20)・・・カンバ段[休憩 10分]・・・椹島ロッヂ(08:20)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
1日目
椹島から千枚小屋までは樹林帯の長いダラダラした登りが延々と続く。曇りや小雨の天候だったので山の景色も望めず、挫けそうになったが何とか千枚小屋に到着。
夕方に多少ガスが切れ、小屋から富士山が良く見えた。
千枚小屋は4年前に建て替えたらしくきれいで食事も美味しく、スタッフも親しみやすかった。
2日目
5時に朝食を済ませるも予想通り雨でしばらく様子見。停滞も考えるが午後から回復するだろうと読み8:50に出発。
千枚岳から丸山へ、3000mに突入するも雨のため視界なし。そして、百名山の荒川三山・東岳(悪沢岳)も雨で通過するのみ。そのころから風も出始める。
中岳を越えるころからガスが切れはじめ、前岳に到着してようやく晴れた。雲の間を縫うようにそれぞれの山が顔を出した瞬間に写真を撮りまくる。それから荒川小屋へ向かった。
夕食の荒川カレーはなかなかのものだった。
3日目
ガスと強風。大聖寺平に差し掛かるともはや暴風で姿勢を低くしながら登る。自分の後ろを登っていた中年の6人パーティ(自分も中年だが・・・)は、大聖寺平から引き返すのが見えた。小柄な女性もいたので大事を取ったのだろう。勇気ある撤退だ。
小赤石岳の登りに入るともろに風を受け、体感温度は下がる一方だ。気温は5℃くらいだったので体感はマイナスだろうか・・・。
そして、赤石岳で登頂。強風のままだがガスが切れ始めている。赤石岳避難小屋でしばらく休憩。そして、また頂上に登り返し、風を避けながら待機。
待つこと1時間。ついに晴れた。最高の展望である。さすがに名峰・赤石岳だ。
北を望めば塩見岳(北岳、間ノ岳、農鳥岳は塩見の影になって見えない)、甲斐駒ケ岳、仙丈ケ岳が見え、東は富士山、南は赤石岳、聖岳、光岳と続き、西は雲の切れ間に木曽駒ケ岳と宝剣岳が見えた。北アルプスは残念ながら雲で見えなかった。
さて、赤石小屋に向かう途中にある富士見平という展望台からの眺めは圧巻だ。荒川三山と赤石岳、聖岳の眺望が最高である。時間的に余裕があったので、岩に寄りかかり、前二日分の思いを込めて1時間ほど景色を堪能した。
充分に堪能し赤石小屋に向かう。
夜、天の川が満点の星空の中を流れているのが忘れられない。
4日目
5:20に出発。まずまずの天気に中、樹林帯の登山道をひたすら下り、8:30に椹島に帰着。バスの発車時間まで2時間もあるのでのんびりと待つ。
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