午後になるとガス、その後夕立ちが来ます。吊尾根はルートの全てが岳沢側を通り、涸沢側への踏み跡へ入らないよう注意。
天気・気温
山と周辺の状況
最低気温:10℃〜13℃ぐらい
最高気温:16℃〜22℃ぐらい
昨日、一昨日と午後からガス、15:00を過ぎ夕方に夕立。遠くに雷鳴が聞こえていました。
登山道の状況
各ルートとも雪解け後のため、浮き石・落石が多くご注意ください。
・穂高岳山荘〜奧穂高岳山頂 残雪無し。浮き石注意。(7/21)
・穂高岳山荘〜涸沢岳山頂 残雪無し。浮き石注意。(7/21)
・涸沢〜ザイテングラート〜穂高岳山荘
ルート上に雪上歩行部分は無し。これから9月中〜下旬までが、無雪期となる。
シーズン初めは全般的に岩が不安定である。つかんだ岩がぼろっと取れてしまう、思わぬ落石を起こし事故に発展する、などがすでに報告されている。注意。(7/26)
・新穂高〜白出沢〜穂高岳山荘
セバ谷から2600m付近まで、長さ約100mほどの急峻な雪渓あり。雪は固く締まっており、通過の際はアイゼン(10本爪以上)・ピッケル使用のこと。(ワキを通る場合、涸沢岳側からの落石等注意、足下も不安定)なお、装備は8月頭ごろまで必要と思われる。 1800m付近のゴルジュ下徒渉地点には丸木橋あり、問題なく通行できる。(7/21)
・穂高岳山荘〜北穂高岳
コース上の99パーセントに雪はないが、1ヶ所だけー最低コルの涸沢岳側のスラブ状の岩場に5mほど氷化した残雪がルート上にある。特に朝の気温の低い時間の通過には注意が必要。迂回不可。ルート上には浮石が多いものの、崩落や通行不可能箇所はなし。
(7/13:残雪状況については、7/13時点の情報のため、現在は変化があると思われます。)
・穂高岳山荘〜前穂高岳・岳沢
ルート全般に渡って残雪は消えている。紀美子平の奥穂側にルート上に5mほどの残雪があるものの、脇を容易に通過可能でアイゼン・ピッケルの必要なし。吊尾根はルートの全てが岳沢側を通る。涸沢側への踏み跡へ入らないよう注意。落石、転滑落注意。登りに使用する際は夕方遅く到着する人が多く見られ、危険。妥当な計画、早めの行動を。(7/13)
・穂高岳山荘〜西穂高岳
特に大きな問題はこちらでは聞いていませんが、正確な情報は未確認です。一般ルートに非ず。エキスパート(岩稜経験を多く積んでいる人)以外通行不可。雪解け後の、マーキングやルート整備の不明瞭点が多く予想されます。エスケープ困難。(7/13)
登山装備
下界では35℃越えなどとも聴こえてきますが、標高3000mの稜線はあくまでも爽やかです。
朝晩の気温が10℃を越える程度なので、薄手防寒着もお持ちください。
気温差に対応できる服装でお越しください。
日焼け対策とサングラス。
ルートにより10本爪以上のアイゼン、ピッケルをお願いします。
注意点
● 落石が多くなっています。雪解け後は緩んでおり落石しやすいです。落とさない、当たらないよう注意。
● 早い出発、早い到着により、トラブルを避けやすくなり、さらにトラブル時のリスク(夕方になり救難ヘリを呼べないなど)が下がります。
● 下界の気候に惑わされず、しっかり防寒着を持ってきてください。夜は10℃程度まで下がります。
お知らせ
今シーズンの混雑状況予想
http://www.hotakadakesanso.com/konnzatsu.html
大変混雑する日:8月日(土)、22日(土)、9月20日(日)、21日(月・祝)
お盆辺りはまだ余裕があります。
カード3種(アメックス、VIZA、マスター)使用できるようになりました。ご利用ください。
トイレは水洗トイレです。
昨年の今頃の様子は?
本日営業開始。昨日迄のまとまった降雪により雪崩や滑落に注意。厳冬期雪山登山装備必要2023.04.27
GWのトレースは天気により消失。雪山登山装備(必ず前爪のあるアイゼンとピッケルが必要)基本2023.05.09
涸沢からでも雪の状況によりルート選びが必要。雪山登山装備(前爪アイゼン+ピッケル)基本2023.05.17
まだ降雪あり。雪山登山装備(前爪アイゼン+ピッケル)必要。雪崩、落石、クラックに注意2023.05.24
融雪進んでいますが、雪山登山装備(前爪アイゼン+ピッケル)必要。雪崩、落石、クラックに注意2023.06.01
穂高岳山荘周辺の過去の様子
穂高岳山荘
- 現地連絡先:
- 090-7869-0045
- 電話番号:
- 0578-82-2150
- 連絡先住所:
- 岐阜県飛騨市神岡町東町504