硫黄岳・横岳 | 硫黄岳山荘

山の上は積雪量が増えています。主ルートのトレースはほぼあり。一部不明瞭区間は要注意。雪と風と防寒への対策が必要。

天狗岳の東西のピークと根石岳(右手前)(2018.01.19 硫黄岳山荘)
天狗岳の東西のピークと根石岳(右手前)(2018.01.19 硫黄岳山荘)
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天気・気温

01/11(木) 夏沢鉱泉 :標高2060m 07:00雪(のち晴れ) 気温‐15℃ 周辺積雪30cm
松本市の天気予報
明日
22℃
14℃
明後日
曇一時雨
23℃
15℃
日本気象協会提供 2024年5月5日 6:00発表
甲府市の天気予報
明日
曇時々晴
23℃
15℃
明後日
曇一時雨
22℃
17℃
日本気象協会提供 2024年5月5日 6:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

<今日の状況>
夏沢鉱泉 :標高2060m 07:00 雪(のち晴れ) 気温‐15℃ 昨夜からの降雪10cmで止みました。周辺の積雪30cmほどです。

<このところの山の陽気>
この1~2日は気温が上がりましたが、昨夜から通常の冷え込みに戻っています。久しぶりに降雪がありましたが少なかったです。

<降雪、積雪量>
例年より、寒くなるのが早く、降り出すのも早いです。山の上は、積雪量が増えています。ご注意ください。
分岐(唐沢鉱泉と夏沢鉱泉の分岐)2~3cm:マイカーの方の送迎車待ち合わせ場所
桜平駐車場(中)5cm前後
夏沢鉱泉 20~30cm
夏沢峠 40~80cm(峠の硫黄岳山荘方面、吹きだまりでは100cm以上)
赤岩の頭(北側)70~100cm以上
硫黄岳、天狗岳の頂上、稜線の高山帯 10~50cm

登山道の状況

<雪の登山道>
支障となるものはなく、グリーンシーズンと同じで 下記の2件を除いて通行可能です。
雪と風と防寒への対策が必要です。

トレースは、ほぼついています。
降雪直後、トレースなくとも、登山道は開いた感じになっていますのでわかりやすいです。
森の中は赤テープを、硫黄や天狗への稜線ではオレンジ杭を、登山道の目印にしてください。
・赤岩の頭~オーレン小屋の区間は積雪量が増え不明瞭です。冬道ご存知でない方は、このルートの通過を避けてください。
・白砂新道(東天狗と根石岳の鞍部~本沢温泉)は、不明瞭で危険なため冬期通行禁止です。

<雪の桜平登山口:1/11木 時点>
2WD車は危険です!進入できるのは4WD車のみです。
・桜平駐車場(上)までは、進入をご遠慮ください。積雪増えているため。
・桜平駐車場(中)にご駐車ください。約60台の駐車可能です。進入できるのは、冬用のタイヤの装着した4WD車に限られます。 途中で路面が圧雪された状態になっていて滑りやすいです。慎重に運転されてください。
・2WD車は、分岐(唐沢鉱泉と夏沢鉱泉の分岐)までしか入れません。ノーマルタイヤ不可。

登山装備

【装備のポイント:冬山に登る支度が必要です】
<具体的に>
・冬用の上下アウター(2500mまでの森林限界まで:透湿性の雨具の上下でも可)
・アイゼン 前爪のある10本歯以上のもの(森林限界まで:軽アイゼン、チェーンスパイクでも可)
・耳までおおえる帽子(できれば目出帽、バラクラバ)、厚手の手袋(できればダブルタイプ)
・ピッケル、ストックをお持ちください。
・登山靴は冷えないように。冬用登山靴か、防寒の効く靴か、防寒の対策をしてください。
・現時点からしばらく先まで、スノーシュー、ワカンは、不要です。そこまで積雪や、降雪予報ありません。

注意点

【冬期の桜平登山口について:お知らせ】
★安全のための「進入制限」について、現地にて 適宜 看板を立てて告知させていただきます。
ご理解、ご協力の程、よろしくお願いいたします。
<ポイント>
①通常は 12/下旬~4/中旬の期間、積雪量が多いため一般車の通行は、分岐(唐沢鉱泉と夏沢鉱泉の分岐)までとし、ここに駐車していただいております。約10台の駐車が可能(無料)。
②上記の期間内で、積雪が少ない場合は、桜平駐車場(下)まで進入して、駐車することができます(70台。無料)。
(*桜平駐車場(下)は、分岐より1km先。桜平ゲートの手前約3kmの位置です)。
③夏沢鉱泉の「雪上車」や「雪専用の業務用車」が、これより上で運行していますが、同じように進入することは危険です。
④進入できるように見えますが、入るとすぐに雪深くなり、Uターンできなくなります。
⑤ごくまれに、無理をして入る車もありますが、とても危険です。脱出をお手伝いすることもありますが、できない場合もございます。

2018年4月中旬まで 国道299豪(麦草峠)は冬期通行止めです。

お知らせ

【山荘営業の情報】
・夏沢鉱泉は通年営業中、根石岳山荘は 1~3月の休前日、3/17土~20火の宿泊営業行います。
稜線の硫黄岳山荘と根石岳山荘は、現在 冬期休業中です。
→ 2018年は、硫黄岳山荘は4/21土、根石岳山荘は4/28土、からの営業を予定しております。

<周辺1/11時点>
・営業中:本沢温泉、しらびそ小屋、黒百合ヒュッテ、高見石小屋、赤岳鉱泉、赤岳天望荘、
・休業中:オーレン小屋、山びこ荘、ヒュッテ夏沢、行者小屋、赤岳頂上山荘

NEW!!【根石岳山荘の冬限定サービス】 稜線の営業小屋で画期的、それも冬期に! 
冬期営業に合わせて、JR茅野駅からの無料送迎を行います。「お迎え」と「お送り」に対応いたします。
①お迎えは、午前便のみ「9:15茅野駅東口」発 →10:40ころ桜平ゲート着(中京方面からの9:21着にも対応)
②お送りは、午後便のみ「14:00桜平ゲート」発 →15:30ころJR茅野駅着
③夏沢鉱泉の送迎便を利用するスタイルになります。定員がございます。ご予約順です。
→ 特定の週末に、上記時間の約1時間後に出発する、追加便を設定いたします。ご要望が多いため。 
具体的には、お迎え便「10:15駅東口」、お送り便「15:00(15:30)桜平ゲート発」となります。
④FreeWi-Fi設備ございます(通年)。

【夏沢鉱泉の以前から対応しておりますサービスを、あらためて「ご案内」さしあげます】
①FreeWi-Fi設備ございます。
②カード決済に対応しております。(少額の場合は、対応難しい場合ございます)
③冬期でも水洗トイレ、温泉に入浴でき、温水シャワーもご利用可能です。
④就寝まえに、皆様に湯たんぽのサービスを行っております。+ 歯ブラシ付のタイルセットをさし上げております(お一人ひとつ)。
⑤ご希望の方には、JR茅野駅(唐沢・夏沢分岐)~桜平ゲートまでの「お迎え」「お送り」を無料で行っております。
(時刻が決まっており定員ございます。要ご予約:ご予約順になります。)

【イベント情報】
① 稜線トレッキング 「硫黄岳と天狗岳を愉しむ」 (登山教室スタイル)定員4名限定(催行は2名様から)
安全に、ゆったりしたペースで、「すばらしい冬の八ケ岳」を歩いてみませんか。冬山基礎技術の講習、山の楽しみ方の話などあります。
★料金と内訳:¥38,000税込(当日に宿にてお支払、予約金不要)
1泊3食、ガイド料、下山時の入浴、傷害保険料、すべて含みJR茅野駅~登山口までの送迎無料、

Bコース 根石岳山荘(泊) 1~3月の土日 16企画
1月企画:1/13.14土日、1/20.21.土日、1/27.28.土日
2月企画:2/3.4土日、2/10.11土日、2/17.18土日、2/24.25土日
3月企画:3/3.4土日、3/10.11土日、3/17.18土日、3/24.25土日、3/31.4/1土日
1日目9:15茅野駅東口集合 天狗岳登山、2日目 硫黄岳登山 15:30同場所 解散
(催行日により集合時間がお昼頃になり、登る山のタイミングが変わる場合がございます)

Cコース 夏沢鉱泉(泊)4/7.8土日、4/14.15土日、 2企画
1日目9:15茅野駅東口集合 硫黄岳登山、2日目 天狗岳登山 15:30同場所 解散

*装備:冬用のアウター上下、ピッケル、前爪のある10本歯以上のアイゼン必要(レンタルあり)
*上記以外に、平日でも催行いたします(月~木:特別¥5,000割引)。具体的な日程で、お問い合わせください。

硫黄岳山荘周辺の過去の様子

  • みんなの登山記録 yasuhiroさんの投稿から
  • 根石岳
  • 根石岳に向かう登山道
  • 夏沢峠
  • 冬へ向かう硫黄岳(みんなの登山記録 yasuhiro さんの投稿から)
  • 赤岩の頭から硫黄岳へ(みんなの登山記録 リュウイチ さんの投稿から)
  • 硫黄岳山荘から硫黄岳
  • 硫黄岳山荘
  • 根石岳山荘周辺の様子
  • 根石岳山荘周辺の様子
  • 根石岳山荘周辺の様子
  • 根石岳山荘周辺の様子

硫黄岳山荘

現地連絡先:
090-3142-8469
電話番号:
0266-73-6673
連絡先住所:
長野県茅野市中大塩13-73

地図で見る
https://iodake.jp/

施設の詳細を見る

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 南八ヶ岳の最北端に位置し、北面は夏沢峠へ深く落ち込んでいる。長野県茅野市と同南佐久郡南牧村の境にあって、北面に火山活動のなごりの巨大な火口壁を残している。南面は緩斜面の岩礫帯で、大ダルミの鞍部にかけてはキバナシャクナゲの自生地として有名で、コマクサ、ウルップソウなどの高嶺の花々が見られる。  眺望は中央・北アルプス、北八ヶ岳の山々、浅間山、奥秩父連峰、富士山、阿弥陀岳、赤岳、横岳など、多くの山々に恵まれている。  山名は火口から硫黄を産したことによるが、佐久地方では箕をかぶせたような山容から箕冠岳(みかぶりだけ)と呼んだ時代もあった。  本沢温泉から夏沢峠を経て2時間強、横岳から1時間、赤岳鉱泉から赤岩ノ頭経由で1時間30分、桜平からオーレン小屋を経て4時間強の行程である。

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横岳は長野県茅野市と同南佐久郡南牧村との境にあって、南北800mほどにおよぶ岩稜の連なりからなる山である。諏訪側、とりわけ柳川北沢上部からの眺めは、小同心、大同心の怪しい岩峰を擁した大岩壁の威容であり、佐久側からの峨々とした山容は赤岳の翼角のようにも見える。横岳は多くの峰塔で形成されており、最高点の奥ノ院、2829mが主峰である。そのほか、石尊大権現を祭る石尊峰、鉾岳、日の神を祭る日ノ岳、二十三夜峰など山岳宗教時代のなごりをとどめるものが連続し、三叉峰(さんじやほう)からは杣添尾根(そまぞえおね)が海ノ口高原へと下っている。最南端の二十三夜峰の南には地蔵尊の石の座像があって、地蔵尾根が行者小屋方向へと下っている。 眺望は赤岳とさして変わらないが、主峰、赤岳北面の雄姿は、八ヶ岳の代名詞ともいえよう。 コマクサ、タカネツメクサ、タカネシオガマ、イワオウギ、イブキジャコウソウ、トウヤクリンドウ、ミヤマダイコンソウ、ミヤマナデシコなど、稜線上に咲く高山植物は、比較的豊富である。 赤岳天望荘(旧赤岳石室)から横岳主峰までは1時間、硫黄岳から1時間30分、野辺山駅から杣添尾根を経て三叉峰までは7時間の行程である。 2019年1月、標高の改定により1m高くなり2830mとなった。具体的には、「奥の院」と呼ばれる場所が最高地点2830mとなり、これまで山頂とされてきた箇所は2826mとなっている。

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