ロングトレイルハイクに頼もしい軽量浄水器 ハイドロブルー「ヴァーサフローフィルター」 | あの人の山道具[3]
山好きのあの人に、お気に入りの山道具について聞く、連載「あの人の山道具」。第3回はモデルの加藤由佳さんに、ジョン・ミューア・トレイルで活躍したハイドロブルーの浄水器「ヴァーサフローフィルター」について聞きました。
アメリカのジョン・ミューア・トレイルを歩き始めて3日目。
トレイルに入る前は胃がキリキリするくらい緊張していたけど、少しずつ慣れてきた。
ジリジリと照りつける日差しの中、スイッチバックを繰り返し標高を上げていく。
登りきったところに勢いよく流れている沢をみつけ、私はすかさずペットボトルに水を汲み、浄水器をつけてガブガブ飲んだ。冷たい水が体に染み渡るのを感じる。
トレイル上は水が豊富だけど生で飲むのは危険なので、必ず浄水器で濾過する必要がある。
ハイドロブルーのヴァーサフローフィルターは、大腸菌やサルモネラ菌などのバクテリアや原虫嚢胞を99.999%除去してくれるので安心して水を飲むことができる。
おかげでこの旅中、お腹を壊すことはなかった。
ヴァーサフローフィルターはとにかく濾過がスピーディー。
歩きながらの水分補給はもちろん、調理時もストレスなく使うことができた。
初日はウォーターキャリアに水を汲んでいたけど、歩いているとペットボトルに直接つけて飲む方が使い勝手がよくて、それ以降は使わなくなってしまった。
ペットボトル2本を用意して、一つは生水専用で浄水器をセットし、もう一つは濾過した水でタブレットや粉のジュースを溶かしたものを入れる。このスタイルが快適だ。
道具の使いこなし方や選び方を歩きながら学び、スキルアップしていく自分を嬉しく思う。
11日目、いよいよゴールに向かう。ウィルダネスを堪能した私は、スッキリとした顔をしていた。
プロフィール
加藤由佳
広告やアウトドア系メディアで活動するモデル。3年前、高尾エリアに移住し、山をより身近に感じながら暮らす。ゆるふわスタイルで近場の低山から海外トレイルまでを歩く。 Instagram:https://www.instagram.com/_yuka_kato_/