紅葉写真コンテスト2023結果発表! 大賞作品は九重連山・三俣山の燃えるような紅葉を写した一枚

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2023年9月から12月まで募集した紅葉写真コンテストでは、340作品の応募をいただきました。

当初予定していた大賞1作品、特賞3作品に加えて、佳作2作品を追加し、結果発表をします。

大賞(1名)

大鍋の紅葉

「大鍋の紅葉」

撮影者 さっくん さん
撮影場所 三俣山
コメント 大鍋で朝日浴びる紅葉と登山者を狙いました。
編集部より まさに燃えるような紅葉! 稜線から差す朝日がドラマチックな画面を演出しています。
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特賞(3名)

僧ヶ岳の色彩

「僧ヶ岳の色彩」

撮影者 tbs0412 さん
撮影場所 僧ヶ岳
コメント 雪国の紅葉はやはり素晴らしいです。海と紅葉の絨毯が楽しめる僧ヶ岳の紅葉はオススメです。
編集部より 秋空の下の稜線歩きはしみじみよいなぁと感じる素朴な一枚。僧ヶ岳というやや渋めの場所もいいですね。
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絶景を背に

「絶景を背に」

撮影者 カンカン さん
撮影場所 涸沢カール
編集部より 紅葉写真の大定番ともいえる涸沢。こちらの作品は、そのなかでも新鮮さを感じる構図でした。
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黄葉のトンネルを抜けて

「黄葉のトンネルを抜けて」

撮影者 むーぶらりー さん
撮影場所 那須岳
コメント 那須岳でも有名な紅葉スポットのひょうたん池にて。湖面のすぐそばで撮影する人が大勢いる中、一歩下がってみるとちょうどトンネルのように葉がなっていることに気づき撮影しました。
編集部より まるでトンネルのように縁を彩る黄葉と、中心に浮かぶ那須岳の構図がおもしろい作品。
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佳作(2名)

彩りに聳える

「彩りに聳える」

撮影者 いさな さん
撮影場所 石鎚山
コメント 真っ赤に染まる天狗岳を見に朝駆けするも、まさかの霧氷と紅葉のコラボレーション。彩り鮮やかとまではいかないものの、その日限りの表情を拝むことができた。
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一瞬の輝き

「一瞬の輝き」

撮影者 ゆうへい さん
撮影場所 白山
コメント 紅葉最盛期を迎える前に訪れた初冠雪。ナナカマドの実と霧氷が見せる神秘の光景に酔いしれました。
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テーマ「冬の絶景」

募集期間:
2023年12月15日(金)~2024年3月14日(木)

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この記事に登場する山

大分県 / 阿蘇・くじゅうとその周辺 九重連峰

九重山 三俣山 標高 1,748m

 大分県西部、九重連峰の北に位置し、九重町と久住町(現・竹田市久住町)との境にある。  三峰の堂々たるその山容は、ふもとに広がる長者原湿原とともに、九重町のシンボルになっている。どこから眺めても三峰に見えるのが山名の由来で、別名三岐山(みつまたやま)ともいわれるが、実際には四峰からなる山体。つまり主火口丘である主峰を3つの外輪山が囲んでいる。  各峰からはそれぞれ変化に富んだ展望が楽しめる。南西尾根伝いには兄弟峰の硫黄山(1580m)があり、イオウ臭の強い噴煙は遭難事故の一因ともなるので注意が必要。その奥には星生山があり、眼下の北千里ヶ浜には各峰へ誘うケルンが並ぶ。東峰からは坊ガツルや大船山(1787m)が一望だ。また、草つきの台地にはイワカガミの群落やシャクナゲ、ミヤマキリシマなどが咲き、美しい。  また、火口跡の大鍋(おおなべ)・小鍋(こなべ)のお鉢巡りも楽しい。ここは紅葉期にお勧めしたい。  国立公園内にある山だけに、登山口の長者原にはビジターセンターなどの施設があり、一年中賑わっている。ここから見る山容は格別すばらしい。長者原登山口からスガモリ越コースで頂上まで2時間。雨ヶ池コースは2時間10分。

富山県 / 飛騨山脈北部

僧ヶ岳 標高 1,855m

 富山平野から望む立山連峰は、主峰立山を中心に剱岳から薬師岳まで3000m級の峰々を連ねるが、その北端にあるのが駒ヶ岳と僧ヶ岳だ。位置的には富山県魚津市と黒部市宇奈月温泉(うなづき)との境にある。駒ヶ岳までが中部山岳国立公園で、僧ヶ岳は含まれないのだが、魚津市内から望む僧ヶ岳の姿は堂々として実に立派だ。  富山の山好きな人たちは、立山、剱岳、薬師岳など立山連峰のめぼしい山へ登ると、次に県内中級山岳に目を向ける。そこで一番先に登るのが僧ヶ岳だろう。山体が大きく、平野部から高く仰がれ、残雪が多く、山頂付近はニッコウキスゲやタカネバラなどの高山植物も豊富で、頂上からの展望もよい。山麓の宇奈月温泉から日帰りで登れるのも魅力の1つだ。毎年春には僧ヶ岳の僧の雪形が新聞に載る。  黒部川の河畔にある宇奈月温泉からの登山道は古く、今日最も多く利用されている。ほかに黒部市側からと魚津市側からもそれぞれ登山道がある。そしていずれも、毎年山開き登山が行われている。  山腹に僧ヶ岳林道が通じており、林道の最高地点まで車で上がれば、およそ2時間30分で頂上に立てる。

長野県 岐阜県 / 飛騨山脈南部

涸沢岳 標高 3,110m

 穂高連峰の主な岩峰は、涸沢カールを中心に半円を描いている。テント場から見上げるとひときわ目をひくのが北の肩に鋭い三角錐の涸沢槍を従えた涸沢岳である。南に前穂高岳と奥穂高岳、北にクライマーのハイマート、北穂高岳と、すばらしい山々がそびえているが、姿のよさでは涸沢岳がまとまっている。  ひん岩(ひんがん、ひんは「王」偏に「分」の字)の筋肉質の岩峰で、北穂高岳側は険しい岩壁となり、縦走路としては一級の悪さだ。  南の鞍部は白出(しらだし)沢の突き上げる白出乗越。歴史の古い穂高岳山荘が、風力発電、太陽光発電など最新のシステムを駆使して建っている。山頂から西に張り出している西尾根は冬期コースとなり、北穂高岳・滝谷の眺めがすごい。  上高地から涸沢、ザイテングラート経由で所要8時間30分。涸沢の中腹には、近代登山史に残る涸沢の岩小屋がある。新穂高温泉からは白出沢経由で所要9時間30分。

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