尾瀬や東北、北海道各地でミズバショウが見頃【開花情報/5月23日更新】
5月下旬から7月にかけて、花が白い苞に包まれ、守られるようにして咲くミズバショウの開花情報が各地から届いている。
文=山と溪谷オンライン編集部、トップ写真提供=八幡平ビジターセンター
尾瀬
尾瀬沼(おぜぬま)ビジターセンターと尾瀬山の鼻(おぜやまのはな)ビジターセンターによれば、尾瀬沼、尾瀬ヶ原(おぜがはら)では、それぞれすでにたくさんのミズバショウが開花し、来週には見頃を迎えるそうだ。鳩待峠(はとまちとうげ)から山の鼻間にあるテンマ沢湿原では、すでにピークを迎えている。雪解けも早かったという今年、ミズバショウも例年より1週間ほど早く開花しているという。
八幡平
東北地方随一のミズバショウ群生地でもある八幡平(はちまんたい)でも、例年より早い雪解けの影響を受け、大沼(おおぬま)や大場谷地(おおばやち)湿原ですでに開花。八幡平ビジターセンターによるとピークは少し過ぎたとのこと。山頂付近は雪解けがもう少し先のようで、見頃は6月上旬くらい。
大雪山・旭岳周辺
大雪山(たいせつざん)・旭岳(あさひだけ)周辺のミズバショウ群生地として知られ、水中花という水の中で花を咲かせるミズバショウも見られる勇駒別園地(ゆこまんべつえんち)では、5月中旬から満開となり、5月23日現在も見頃。旭岳ビジターセンターによると、旭岳山麓でも、ミズバショウ開花は例年よりも1週間ほど早いという。
開花情報
山に春の訪れを告げるスプリング・エフェメラルから夏のアルプスに咲き誇る高山植物まで、折々の花の開花情報をまとめました。
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