9月に人気の山はどこ?みんなの登山記録からオススメの山をピックアップ!
構成・文=山と溪谷オンライン
9月によく登られている山はどこ?
記録的猛暑となった8月も終わり、もう9月。平地ではまだ暑い日もあるが、山では秋の花が咲き始め、高山や北海道の山からは早くも紅葉の便りが聞こえてくる季節。そんな9月には、いったいどんな山が登られているのか、「みんなの登山記録」をひも解いてみよう(2024年9月の記録調べ)。
北海道では大雪(だいせつ、たいせつ)山系の旭岳(あさひだけ)や黒岳(くろだけ)のほか、羊蹄山(ようていざん)、幌尻岳(ぽろしりだけ)、斜里岳(しゃりだけ)、雌阿寒岳(めあかんだけ)、雄阿寒岳(おあかんだけ)、羅臼岳(らうすだけ)、トムラウシ山などが登られていた。東北では月山(がっさん)、安達太良山(あだたらやま)、八甲田山(はっこうださん)、鳥海山(ちょうかいざん、ちょうかいさん)がよく登られていた。ほか登られていたのは磐梯山(ばんだいさん)、蔵王山(ざおうさん、ざおうざん)、早池峰山(はやちねさん)、岩木山(いわきさん)、西吾妻山(にしあづまやま)、一切経山(いっさいきょうざん)など。
上信越周辺では谷川岳(たにがわだけ)が一番多く、次いで苗場山(なえばさん)、雨飾山(あまかざりやま)、越後駒ヶ岳(えちごこまがたけ)など。篭ノ登山(かごのとやま)、湯ノ丸山(ゆのまるやま)、黒斑山(くろふやま)など浅間山(あさまやま)周辺の山々もよく登られていた。ほか登られていたのは、巻機山(まきはたやま)、平ヶ岳(ひらがたけ)、妙高山(みょうこうさん)、黒姫山(くろひめやま)、高妻山(たかつまやま)など。
関東北部周辺では那須岳(なすだけ)が一番多く、至仏山(しぶつさん)、尾瀬沼(おぜぬま)や尾瀬ヶ原(おぜがはら)、会津駒ヶ岳(あいづこまがたけ)など尾瀬周辺や、日光白根山(にっこうしらねさん)など日光周辺の山々がよく登られていた。ほか登られていたのは赤城山(あかぎさん、あかぎやま)、榛名山(はるなさん)、筑波山(つくばさん)など。
関東南部周辺は主要エリアごとに見ていくと、奥武蔵・秩父周辺は棒ノ折山(ぼうのおれやま)、日和田山(ひわださん、ひわだやま)が多く、ほか登られていたのは伊豆ヶ岳(いずがたけ)、両神山(りょうかみさん)、秩父御岳山(ちちぶおんたけさん)、武甲山(ぶこうさん)、天覧山(てんらんざん)、日向山(ひなたやま)など。奥多摩では御岳山(みたけさん)が一番多く、次いで日の出山(ひのでやま)、大岳山(おおだけさん)。ほか登られていたのは御前山(ごぜんやま)、鷹ノ巣山(たかのすやま)、浅間嶺(せんげんれい)、川苔山(かわのりやま)、三頭山(みとうさん)など。
中央線沿線では高尾山(たかおさん)が一番多く、次いで小仏城山(こぼとけしろやま)、景信山(かげのぶやま)が多かった。ほか登られていたのは、陣馬山(じんばさん)、倉岳山(くらたけやま)、高川山(たかがわやま)、高畑山(たかはたやま)など。丹沢では塔ノ岳(とうのだけ)が一番多く、次いで大山(おおやま)。
奥秩父・大菩薩周辺では瑞牆山(みずがきやま)、甲武信ヶ岳(こぶしがたけ)、金峰山(きんぷさん)、大菩薩嶺(だいぼさつれい)が多かった。ほか登られていたのは笠取山(かさとりやま)、小金沢山(こがねさわやま)、鶏冠山(けいかんざん)、西沢(にしざわ)渓谷など。富士・箱根・伊豆周辺では9月上旬まで登れる富士山が一番多く、次いで金時山(きんときやま、きんときざん)がよく登られていた。ほか登られていたのは明神ヶ岳(みょうじんがたけ)、石垣山(いしがきやま)など。
八ヶ岳周辺は赤岳(あかだけ)が一番多く、次いで蓼科山(たてしなやま)、硫黄岳(いおうだけ)。ほか霧ヶ峰(きりがみね)、美ヶ原(うつくしがはら)、横岳(よこだけ)、編笠山(あみがさやま)がよく登られていた。ほか登られていたのは北横岳(きたよこだけ)、権現岳(ごんげんだけ)、阿弥陀岳(あみだだけ)、天狗岳(てんぐだけ)など。
アルプス周辺は、北アルプスでは穂高岳(ほたかだけ)周辺が一番多かった。次いでよく登られていたのは槍ヶ岳(やりがたけ)、剱岳(つるぎだけ)、五竜岳(ごりゅうだけ)、唐松岳(からまつだけ)、白馬岳(しろうまだけ、はくばだけ)、鹿島槍ヶ岳(かしまやりがたけ)、蝶ヶ岳(ちょうがたけ)、針ノ木岳(はりのきだけ)、乗鞍岳(のりくらだけ)、焼岳(やけだけ)、燕岳(つばくろだけ)。
ほか笠ヶ岳(かさがたけ)、蓮華岳(れんげだけ)、立山(たてやま)、爺ヶ岳(じいがたけ)、雲ノ平(くものだいら)、大天井岳(おてんしょうだけ)、双六岳(すごろくだけ)、鷲羽岳(わしばだけ)など、多くの山々が登られていた。
中央アルプスは木曽駒ヶ岳(きそこまがたけ)が一番多く、次いで空木岳(うつぎだけ)、三ノ沢岳(さんのさわだけ)がよく登られていた。南アルプス周辺では北岳(きただけ)が一番多く、次いで甲斐駒ヶ岳(かいこまがたけ)、赤石岳(あかいしだけ)、聖岳(ひじりだけ)、間ノ岳(あいのだけ)がよく登られていた。ほか登られていたのは農鳥岳(のうとりだけ)、入笠山(にゅうかさやま)、鳳凰三山(ほうおうさんざん)、仙丈ヶ岳(せんじょうがたけ)、荒川岳(あらかわだけ)、守屋山(もりやさん)など。
東海・北陸・近畿では白山(はくさん)が一番多く、次いで霊仙山(りょうぜんざん、りょうぜんやま)や国見岳(くにみだけ)、御池岳(おいけだけ)、入道ヶ岳(にゅうどうがたけ)などの鈴鹿山地、金剛山(こんごうさん、こんごうざん)などのほか各地の低山もよく登られていた。中四国では剣山(つるぎさん)が一番多く、次いで大山(だいせん)、石鎚山(いしづちさん)、三瓶山(さんべさん)などが登られていた。九州では、くじゅう連山の山々、阿蘇山(あそさん)、祖母山(そぼさん)などが登られていた。
それでは、9月に登られていた山々からいくつかピックアップして、以下紹介しよう。
なお各コースには、「コース詳細ページへ」のリンクを設けてある。山と溪谷オンラインへの会員登録(無料)・ログインが前提となるが、コースデータを自分の登山計画にコピーしたり、コースデータのGPXデータをダウンロードできるのでご利用いただきたい。そして山歩き後は登山記録を作成して、「みんなの登山記録」で公開してみよう!
みんなの登山記録から、月ごとにオススメの山をご紹介
どんな山が登られているのか、みんなの登山記録をひも解いて、月ごとにオススメの山をピックアップしてご紹介します。
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