白い砂浜、青い海……まるで南国！ 大絶景の低山へ

みなさま、いつまで経っても残暑厳しいですが、お元気ですか？　ビストロきっちょむ登山隊の興津（おきつ）です。もはや残暑とは、いつのことを言うのか？って疑問に思うレベルで絶好調で暑いですね。ちょっと誰か「いい加減にしろよ！」って太陽に言ってきてもらってもいいですか？

そんな酷暑だったら、やっぱり標高が高い山で涼しい風の中を歩きたいですよね〜。ってことで、今回我々は、標高200mの山に行ってきました。2000mの誤字ではありません。200mで合ってます（笑）。「おい、ふざけんな！」って思った、そこのあなた！　まぁそう言うなって（笑）。最後まで読んでくれたら、きっと納得してくれるはずです。

そして今回の山は、九州・福岡県の糸島市にある立石山（たていしやま）です。

「おい、ふざけんな！　遠すぎるぞ！」って思ったあなた！　まぁまぁ、そう言うなって（笑）。飛行機に乗ってでも行きたくなること間違いなしなので、最後までぜひ読んでみてください。っことで、福岡県の標高200mの低山へGO！

今回のレポートは山とは関係ない写真からスタート（笑）！

糸島と言ったら、この「二見ヶ浦 海中大鳥居」が有名なんだって。知ってましたか？

この鳥居まで福岡空港から車で1時間ほど。今回登る立石山は、この鳥居から車で20分ほど南に行ったところにあります。

駐車場は芥屋（けや）第二駐車場が最寄りです。駐車料金は無料で、ここにお手洗いもありました。

登山口は芥屋海水浴場のすぐ横！　水着とか持ってきてたら、下山後すぐに海水浴ができちゃう好立地！　水着を持ってこなかったことを、マジで後悔しました（笑）。

この道標が目印です。地図も設置してくれてあるので、道迷いの心配はありません。

登山道はよく整備されているので、とても歩きやすいです。

20分ほど登ってくると、さっきの芥屋海水浴場が見えてきました！　海と砂浜がめっちゃキレイだ！

汗だくになりながら、どんどんと登っていくと、

ちょうどいいところに「ここに立ってください。」って言わんばかりの岩がありました。このお立ち台に立ってみると……

どひゃーーーー！　なんですか、この景色！　なんですか、この青は！

こんな山があるなんて、知らなかったので、海と空のキレイさに、本当にびっくりしました。かくいう私も「ど〜せ、大したことがない低山だろ。」って完全に舐めていたことを、ここでお詫びして訂正させていただきます（笑）。申し訳ありませんでした（笑）。

眼下には先ほどの芥屋海水浴場。右の駐車場が車を停めた芥屋第二駐車場です。にしても、ギラギラな太陽に照らされて海の色が本当にキレイ！　灼熱で汗だくだけど、夏に来てよかった！

この立石山のポイントは、ちょっとした岩登りポイントもあるってところです。ほどほどに岩登りも楽しめちゃいます。

「ハワイに来ました♡」って言ったら、おじさんの40％は騙されちゃうレベルで（笑）、本当に真っ青。こんなにキレイな海を見ながら山登りできる場所なんて、滅多にないでしょ！　ほかにどこかありますか？　あったら編集部までご連絡ください。

登り出して1時間ほどで、山頂に到着しました！　真面目に登ったら1時間もかからないと思いますが、ぜひとも海を眺めながらのんびりと不真面目に登ってください。

山頂からは日本海。海よ〜俺の海よ〜、って若大将を歌っちゃうよね〜。

青い海を見ながらタラタラと下りても、下山は30分ほどでした。 帰りに小学生に満たないお子様連れの方ともすれ違いました。初心者の方、お子様連れの方でも問題なく来れます。が！　夏は灼熱なので、飲み物を多めにお持ちください。

ね！　よかったでしょ？　私も下調べマジでゼロで行ったので、「今回はノーレポートか。」って舐め切っていたんですが（笑）、糸島の海の青さは、もう「沖縄か！」ってレベルで本当にキレイでした。

度肝をズバン！って抜かれました。山に登って海の美しさを知る。そんなにすてきな山、糸島の立石山。最高でした〜。

北アルプスもいいけど、たまにはこういう海を見る山ってのも、それはそれでいいものですね！

次回はアルプスかなぁ、それともまた里山かなぁ。次回も天気次第、気分次第でレポートを書きたいと思います。それではみなさま、暑いですが、お体お大事になさってください。チャオ！

（山行日程＝2025年8月21日）