冬でも登れる! 全国の「ふるさと富士」から、おすすめの低山5コースをピックアップ!【後編】

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圧倒的な大きさと標高、美しい山容で、古来より多くの人々の心を惹きつけてやまない富士山。各地には、「富士」の愛称や別名が付けられた山が数多くある。今回は、そうしたふるさとの富士山に注目し、冬でも登れるおすすめの低山をピックアップ!

構成=山と溪谷オンライン

目次

なお各コースには、「コース詳細ページへ」のリンクを設けてある。山と溪谷オンラインへの会員登録(無料)・ログインが前提となるが、コースデータを自分の登山計画にコピーしたり、コースデータのGPXデータをダウンロードできるのでご利用いただきたい。そして山歩き後は登山記録を作成して、「みんなの登山記録」で公開してみよう!

また、12月1日から2月1日まで登山記録投稿キャンペーンを開催中だ。テーマは「ふるさと富士」なので、ぜひご応募を!

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生瀬富士(なませふじ)

茨城県/406m

月居山側から見る生瀬富士
月居山側から見る生瀬富士(写真=有栖川金太郎

茨城県大子町(だいごまち)にある低山。すぐそばには日本三名瀑に数えられる袋田(ふくろだ)の滝がある。頂稜部が岩がちな尾根となっていることから「茨城のジャンダルム」とも称される。町営駐車場から登るコースがよく歩かれているが、頂上部に出る手前には急斜面があるので慎重に。山頂からは、すばらしい展望が広がる。山頂を後にアップダウンがある尾根歩きを経て、かずまの分岐から滝見橋へ下る。

岩がちな頂稜部は慎重に進みたい
岩がちな頂稜部は慎重に進みたい(写真=masap

下山後は名瀑・袋田の滝を観賞して、山歩きをしめくくろう。なお健脚の場合は、月居山(つきおれさん)に足を延ばしてみるのもよいが、一度下って登り返すことになるので無理は禁物だ。

名瀑・袋田の滝
名瀑・袋田の滝(写真=登登路

MAP&DATA

高低図
最適日数:日帰り
コースタイム: 4時間9分
行程:袋田駅・・・町営第一駐車場・・・生瀬富士・・・かずま・・・滝見橋・・・袋田の滝観瀑台・・・滝見橋・・・町営第一駐車場・・・袋田駅
総歩行距離:約9,094m
累積標高差:上り 約619m 下り 約619m
コース定数:17 
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