【11月21日更新】奥多摩、氷川渓谷の紅葉が見頃に。御岳山は紅葉ライトアップ中。秋山紅葉情報2025
秋の深まりとともに、紅葉前線は標高を下げ、奥多摩でも終盤を迎えつつある。都民のハイキングエリアとして人気の奥多摩エリアの紅葉情報をお届けしよう。
構成=山と溪谷オンライン
紅葉前線は山頂から降下し、渓谷が見頃に
東京都最高峰の雲取山(2017m)をはじめ、低山から中級山岳まで個性的なら山々が連なる奥多摩は、四季を通じてよく歩かれているエリアだ。水源かん養林となっている森はさまざまな落葉樹が生育し、秋には美しい紅葉を見せてくれる。雲取山で始まった紅葉は徐々に標高を下げて、氷川渓谷などが見頃を迎えている。
11月21日 御岳山内の紅葉は見頃から散り始め(御岳ビジターセンター)
御岳紅葉は場所や木により見頃~散り始めとなりました。歩くとどこかできれいな紅葉に出会えます。ロックガーデンの沢沿いの紅葉は赤というよりは黄色やオレンジなどの優しい色合いが楽しめます! 綾広の滝の周りも秋らしい景色となっています。ビジターセンター前広場は、ギリギリ見頃~散り始め。ケーブルカー脇は見頃となりました。色づき始めたと思ったら、あっという間に見頃となり、散り始める木もあり、、御岳山の秋をお見逃しなく! ぜひお早めにお越しください。勤労感謝の日の三連休はお天気もよさそうです。
天空モミジ祭りが開催中です。11月24日までの期間中は山内の紅葉スポットがライトアップされています(5時30分〜21時30分)。暖かい装備とライト、雨具などの装備でお越しください。午後になると気温が低下します。日没は16時半ごろ。日没1時間前から暗くなってきます(森の中の道が多く早くから暗くなります)。安全圏は15時半には下山完了です。
詳しくはこちらを参照ください。
https://momiji.tenku-geisha.com/
11月21日 倉戸山などは散り始め(奥多摩ビジターセンター)
今週、奥多摩の天気はよい天気が続きました。紅葉前線はかなり標高を下げていますが、山でも800m前後はまだ見頃です。現在の紅葉情報は
雲取山(2017m) 終了
倉戸山(1169m) 散り始め
氷川渓谷:(300m) 見頃!
この週末が紅葉の見頃は見納めとなり、あとは名残となりそうです。
奥多摩のお出かけは温かい装備とライトを忘れずに。雲取山ではマイナス9℃も観測しています。日没も日々早まり、16時半は薄暗く、17時には真っ暗です。16時前に下山完了しましょう。安全圏は15時半(計画はこの時間推奨)。15時台に行動終了できない登山計画は危険です! 念のため両手が空くヘッドランプを必ず持って行きましょう。
11月14日 氷川渓谷が見頃に(奥多摩ビジターセンター)
氷川渓谷が見頃になってきました。チドリノキの黄色、カエデ類の緑から赤色のグラデーションが目に鮮やか。今週末も充分きれいです! 白丸のダム周辺でも多摩川沿いのスギの緑とケヤキの橙色、フジの黄色などが混じり合い、とてもきれいです。大多摩ウォーキングトレイルを歩く方も、白丸ダム堰堤に寄るとよい時期です。
昨日巡視した倉戸山は、紅葉の見頃は標高800~1000m付近。ナラ類の黄色に、時折混じるカエデ類の赤色が映えます。山頂付近は落葉し始めていますので、お早めに。ただし女の湯ルートは急登で落ち葉が積もり、滑りやすいので足元に注意。また道が不明瞭な箇所もあり。倉戸口の往復をおすすめします。
11月11日の五十人平野営場周辺の野営場からは冠雪した富士山が見えました。付近のカラマツは散っていますが、鴨沢コース、七ツ石小屋までの道わきや対岸の山々の紅葉はまだとてもきれいでした! 道脇には霜柱が立っていましたが、ぬかるむほどではありまりせんでした。
奥多摩の日没は16時36分(11月13日)。日没1時間以上前から暗くなってきます。植林の多い奥多摩では、15時台に行動終了できない登山計画は危険です。両手が空くヘッドランプを必ず持って行きましょう。午後からは気温も急激に下がり ます。
奥多摩ビジターセンターでは11月1日(土)~11月16日(日)の期間中「ひかわウォークラリー」を開催しています。当日受付のイベントです(11月10日は休館日)。
https://www.ces-net.jp/okutamavc/info/4475/
11月14日 御岳山内の紅葉は全域が見頃に(御岳ビジターセンター)
山内の紅葉は至るところで見頃です。黄色やオレンジ、赤色などの葉のグラデーションがきれいです。ケーブルカー御岳山駅を降りてすぐ!御岳平のイチョウが美しくお出迎えします。参道、武蔵御嶽神社周辺でもきれいな紅葉が楽しめます。ビジター横のオオモミジも赤く色づき、きれいです。
富士峰園地から見る御岳集落もきれいに色づいています。晴れた日には双眼鏡で見るとスカイツリーもクッキリ見えました。ぜひ温かい装備で御岳山へお越しください。手袋や帽子などの防寒具もあると安心。雨具は防風にもなります。日没が早くなっています。15時半には下山完了する計画で。念のためライトも用意しておきましょう。
天空モミジ祭りが開催中です。11月24日までの期間中は山内の紅葉スポットがライトアップされています(5時30分〜21時30分)。
詳しくはこちらを参照ください。
https://momiji.tenku-geisha.com/
11月7日 三条の湯は3連休ごろから見頃に(奥多摩ビジターセンター)
今年、奥多摩の紅葉は全体的に悪くない色づきです。三条の湯あたりは3連休ごろから見頃になりました。川苔山細倉橋周辺は今月に入りカラマツなど、樹種によっては黄葉が見頃。カエデ類は日当りのよい所から赤くなっています。氷川渓谷の紅葉は色づき進み、見頃にあと一息。ケヤキも去年のように茶色くならず黄が輝いています。気候もよく、見どころ満載の奥多摩。標高高いところは特に寒くなりました。暖かい装備の用意をしてぜひ遊びにきてください。
奥多摩ビジターセンターでは11月1日(土)~11月16日(日)の期間中「ひかわウォークラリー」を開催しています。当日受付のイベントです(11月10日は休館日)。
https://www.ces-net.jp/okutamavc/info/4475/
11月5日 御岳山の紅葉は見頃に(御岳ビジターセンター)
御岳山の紅葉は見頃を迎えました。場所によりピークです。歩いていればどこかできれいな紅葉に出会えます。山内の紅葉は11月中旬くらいまでが見頃。美しい紅葉が見たい方はぜひお早めに。
御岳山の紅葉自体は例年12月上旬でもまだ場所により残っています。その頃になると山内のにぎわいも落ち着いてきます。歴史ある神社や史跡とともに、ゆっくりと紅葉の残る山を回ってみてはいががでしょうか。ビジターセンターでは、紅葉や自然だけでなく、山内の歴史などもお知らせしています。ぜひお立ち寄りください。
天空モミジ祭りが始まりました。11月24日までの期間中は山内の紅葉スポットがライトアップされています(5時30分〜21時30分)。
詳しくはこちらを参照ください。
https://momiji.tenku-geisha.com/
11月1日 御岳山で紅葉始まる(御岳ビジターセンター)
御岳山の紅葉が始まりました。富士峰園地では真っ赤になったサクラやコハウチワカエデの葉が落ちています。全体的な例年紅葉の見頃は11月中旬以降。見頃にはまだ早いですが、徐々に進んできています。このところ気温が下がり日中でも10℃前後。温かい装備でお越しください。
「天空モミジ祭り」も始まりました(10月25日~11月24日)。
https://momiji.tenku-geisha.com/
11月1日 氷川渓谷ではカエデの緑色が少し抜け色づきはじめ(奥多摩ビジターセンター)
ビジターセンター近くの氷川渓谷ではカエデの緑色が少し抜け色づきはじめました。見頃はまだこれからです。カエデの紅葉は標高1500~1600mあたりが見頃になっています。奥多摩周遊道路の月夜見峠あたりから見下ろす奥多摩湖も少しづつ紅葉が進んでいます。標高2000m(雲取山あたり)の紅葉は終わり、日によっては氷点下4℃を観測しています。
紅葉が進んでいるということは、日没が早まり、気温も下がってきています。温かい装備を用意して、時間にゆとりを持って楽しんでください。奥多摩ビジターセンターでは11月1日(土)~11月16日(日)は「ひかわウォークラリー」を開催しています。当日受付のイベントです。
https://www.ces-net.jp/okutamavc/info/4475/
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この記事に登場する山
紅葉情報
秋が深まるにつれて、山の表情は刻々と移ろっていきます。北は北海道、標高の高い日本アルプスから九州の山まで紅葉前線を追いかけて、全国の登山エリアの最新情報をお届けします。
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