書籍・書評

【書評】没後50年山と文芸の世界にあらためてふれる『尾崎喜八選集 私の心の山』

(評者=石黒敦彦)本書は21世紀の日本の文化・文学への「山からの贈り物」である。20世紀の近代登山と博物学的な詩精神の最良の部分が一冊にまとめられて、21世紀に引き継がれたことを喜びたい。

「もっと力持ちだったらなぁ」登山道整備に草刈り・・・山小屋外作業は力仕事!

登山道整備、草刈り、小屋周りの整備・修繕。今回は山小屋の外作業の話です。

【書評】支配人昇格新たな魅力で文庫本化『黒部源流山小屋暮らし』

(評者=三宅 岳)さっぱりしつつも巧みな文章に、そしてさすがは画伯とほめちぎりたくなる絵の数々に、背負った責任はグンと重くなっているはずなのだが、そんなものをぱっと振り切った明るさがあふれている。

どんくさくて憎めない、山小屋の同居人ヤマネさん

山小屋の同居人は人間だけではないようです。ヤマネのほのぼのエピソード。

がんばれ新人!ハラハラの山小屋シーズン初めから、いつの間にやら頼もしく成長

山小屋にシーズン初めに入ってくる新人さん。新しい空気が入るのはよいことです。

山小屋では下界以上にコミュニケーション能力が必要⁉ 山小屋の従業員ってどんな人?

黒部源流の山小屋、薬師沢小屋で働くやまとけいこさんが、イラストとともに綴る山小屋暮らし。

【書評】 日本唯一の北極冒険家デビュー作『北極男 増補版 冒険家はじめました』

(評者=花岡 凌)人生を変えた一冊は何かと聞かれたら、私はこの本だと断言できる。北極男こと、著者の荻田氏は北極冒険家である。アルバイトで資金を貯めては北極へ冒険に向かう。

【書評】志半ばで遭難した6人の軌跡を辿り人生と時代を回顧『未完の巡礼 冒険者たちへのオマージュ』

(評者=長谷川昌美)植村直己、長谷川恒男、星野道夫、山田昇、河野兵市、小西政継。「昭和」という時代の後半に活躍したこれらの著名な冒険家、写真家、登山家に共通するものといえば、いずれも志半ばにして海外で遭難、生還できなかったという事実だ。

【書評】山の危険と救助のリアルに迫る『剱の守人 富山県警察山岳警備隊』

(評者=木元康晴)富山県警察山岳警備隊は60年に近いその歴史のなかで、ノウハウを積み重ねてきた。山の危険を熟知した上で、二重、三重のバックアップも講じ、確実な登山者の救助をめざしている。

【大地震を経験した私の結論】災害時もスマホ電池切れの心配なし モバイルバッテリー使いこなし術とは?

コードレスのアイテムを快適に使いこなすコツは、いつでも手軽に充電できるようにしておくことだと思っています。ついつい後回しにして、使いたい時に充電切れでがっかり……なんてことにならないために、すぐ充電できる場所を作っておくのがおすすめです。

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