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テーマ:三百名山

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北アルプス・御嶽山 (富山県 長野県)

野口五郎岳 

標高 2,924m

 後立山連峰から延々と延びてきた主稜線が烏帽子岳に続き、さらに裏銀座コースとして南下する途中にずっしり、わだかまるようにそびえるのが野口五郎岳。東は高瀬川、西に東沢の谷が深々と流れ、水晶岳、赤牛岳の稜線と平行して、東沢乗越の先で合流する。  山頂部は新期花崗岩の岩塊と風化砂礫とでまぶしいくらい明るい。  北側は舟窪状の凹地で野口五郎小屋があり、南へ行った真砂岳(2862m)の先から湯俣に下る竹村新道が分かれている。  野口五郎という名は、岩のごろごろ散乱している地形を「ゴーロ」と呼ぶので、「野口のゴーロ岳」という意味である。  直接の登山道はなく、裏銀座コースを縦走するか、竹村新道を登れば最短距離になる。  登山口の高瀬ダムから烏帽子小屋経由で所要9時間。

周回 一泊二日 19時間
裏銀座コースの展望稜線を行く

コース定数:74

縦走 三泊四日 26時間20分
岩苔小谷から水晶岳に登り、高瀬ダムへ

コース定数:96

縦走 三泊四日 31時間25分
裏銀座縦走 前夜泊3泊4日

コース定数:116

縦走 三泊四日 35時間5分
雄大な山稜を槍ヶ岳に向かう裏銀座縦走

コース定数:129

北アルプス・御嶽山 (富山県 岐阜県 長野)

三俣蓮華岳 

標高 2,841m

 三俣蓮華岳は名前どおりに富山県、岐阜県、長野県の3県を分ける山である。北アルプス中央にあり、この山から北へ向かう稜線は、剱・立山連峰へ、北東への稜線は裏銀座コースから後立山連峰の白馬岳へ、さらに南下する稜線は西鎌尾根から槍ヶ岳へと向かう扇の要の位置にある。花崗閃緑岩のゆったりと大きい山容は東面にカール地形を見せ、ちょうど巨大な鳥が翼を広げたように見える。江戸時代の前田藩による黒部奥山廻り役の古文書に鷲ノ羽岳と記されていたのだが、近世の地図製作のときに誤記されてしまったらしい。深田久弥によると、学生時代の地図には三俣蓮華岳ではなく鷲羽岳と記されていたという。  ここから双六岳へは悠々とした起伏の少ない稜線で、花の数も多い。  登山コースは新穂高温泉から双六岳経由で所要9時間強。

縦走 三泊四日 19時間50分
黒部五郎岳 3泊4日

コース定数:79

縦走 三泊四日 20時間30分
折立から雲ノ平を楽しみ新穂高温泉へ

コース定数:77

往復 二泊三日 24時間15分
高山植物と展望を楽しむ、伸びやかな稜線漫歩

コース定数:93

周回 三泊四日 25時間20分
黒部源流の山々をめぐる人気のコース

コース定数:97

縦走 三泊四日 26時間5分
折立から高天原、雲ノ平を楽しむ3泊4日

コース定数:92

北アルプス・御嶽山 (富山県 長野県)

蓮華岳 

標高 2,799m

 後立山連峰が南へ延び、針ノ木峠で高度を下げてから一気に大きくそびえるのが蓮華岳。いわゆる後立山の南端の山である。地籍は長野県大町市と富山県の立山町。登山者にとっては大町の山で、登山道も大町から針ノ木峠経由になる。  山頂部はゆったりと広く、輝石安山岩の砂礫に覆われ、コマクサの群落がすばらしい。若一王子神社の奥宮が祭られているのも里とのつながりを感じさせる。  天正12年に雪の佐良佐良越えをした佐々成政は、針ノ木峠を越えたという。歴史にも関わる山だ。  この山から南は主稜線が複雑に屈曲し、風化、崩壊が激しい。北葛岳、船窪岳、不動岳、南沢岳などを経て烏帽子岳へと続く。登山道はアルペンルートの扇沢から針ノ木大雪渓を針ノ木峠に登り、さらに頂上へ。所要6時間。

往復 一泊二日 11時間30分
針ノ木岳(針ノ木雪渓・蓮華岳) 前夜泊1泊2日

コース定数:46

縦走 三泊四日 23時間5分
蓮華岳・船窪岳・烏帽子岳縦走3泊4日

コース定数:86

南アルプス (山梨県)

アサヨ峰 

標高 2,799m

 南アルプスの展望台、早川尾根の盟主である。この頂からは南に北岳、仙丈ヶ岳、西に甲斐駒ヶ岳、北に八ヶ岳、金峰山、東に鳳凰三山や富士山と、実に眺めがいい。  漢字で浅夜峰、朝与峰などと書かれたこともあるが、最近はアサヨ峰と書く。江戸時代に、野呂川流域に伐採に入った人たちが朝日峰と呼び、書いていた。ところが、何かの拍手に「日」の第一画が落ちて朝ヨ峰となり、アサヨ峰と書くようになったのではないだろうか。  広河原まで車で入り、西広河原沢のルートを北に広河原峠に上がる。早川尾根を西に縦走して登頂、栗沢ノ頭を経て北沢峠へ。ここから村営バスで広河原に戻るのが一番容易なコース設定である。  所要時間は、広河原から広河原峠経由6時間で山頂へ。北沢峠への下りは3時間ほど。

縦走 一泊二日 10時間5分
北沢峠から早川尾根、栗沢山・アサヨ峰を縦走

コース定数:36

北アルプス・御嶽山 (富山県 長野県)

唐松岳 

標高 2,696m

 後立山連峰のほぼ中央に位置するが、地味な存在である。ピラミッド型をしたこの山が大きく美しく見えるのは、主稜線の大黒岳付近からである。  主稜線を振り分けに、長野・富山両県からそれぞれ1本ずつの登山道が通じている。東からの八方尾根は、山岳スキー場として知られるが、途中の八方池は不帰ノ嶮を間近に仰ぐ憩いの場である(八方集落よりリフトなど利用して所要4時間)。西からの南越(なんこし)の道は、黒部渓谷からのもので、難路であったが、昭和61年、大黒鉱山跡まで尾根上をたどる新道に切り替えられた(祖母谷温泉より所要9時間)。  唐松岳北方の主稜線は、両側面からの浸食によって険しいやせ尾根となって、不帰ノ嶮と呼ばれている。ここは白馬岳からの縦走では、電気回路における抵抗のような存在となっているのである。南方への稜線はすぐに牛首岳を起こすが、ここも険路である。  八方尾根と主稜線とのジャンクションをなす小突起の西側に、抱かれるようにして唐松岳頂上山荘が建っている。間に深い黒部の谷を挟んで望む、ここからの剱岳の眺めは、後立山八景の1つに数えられよう。

往復 一泊二日 7時間30分
八方尾根から唐松岳を往復する

コース定数:29

縦走 二泊三日 11時間5分
唐松岳から祖母谷温泉、喧騒の静かな山域っへ

コース定数:42

縦走 二泊三日 12時間52分
八方尾根から唐松岳・五竜岳を縦走する2泊3日

コース定数:49

縦走 二泊三日 17時間10分
白馬岳から不帰ノ嶮を経て唐松岳へ2泊3日

コース定数:69

北アルプス・御嶽山 (富山県 長野県)

爺ヶ岳 

標高 2,670m

 後立山連峰の南部にあり、3つのピークからなる。北から一直線に南下してきた後立山の主稜線は、この爺ヶ岳で西方へ大きく湾曲し、越中側にすり鉢を半分に切ったような、ハイマツの見事な大斜面をつくっている。一方、東面には大きな白沢天狗尾根を張り出している。この天狗尾根や扇沢にはかつて登山道があったが、現在は廃道となり、種池山荘の柏原正泰氏が拓いた柏原新道がある。新道は扇沢出合から爺ヶ岳南稜をたどって種池に登るもの(扇沢出合から所要3時間30分)で、2つの廃道の欠点を取り除いた、後立山連峰の主稜線へ登るものとしては、最も容易なコースである。  爺ヶ岳の山名は、南峰と中央峰との間、白沢の上部に、残雪期に種子蒔き爺さんの雪形が現れることから付けられたもので、爺さんが蒔く種を漬ける種池だ、というおまけまでついている。種池は主稜上の池塘で、そばには種池山荘があり、幕営地にもなっている。この西方にも棒小屋沢乗越の池がある。種池から南峰にかけて、またその南斜面も広大なお花畑である。  積雪期の爺ヶ岳東面は、ヒマラヤひだが発達して壮観で、いくつかのバリエーション・ルートが拓かれている。

縦走 一泊二日 13時間50分
花と展望の爺ヶ岳から後立山連峰の盟主に向かう

コース定数:54

縦走 二泊三日 19時間36分
五竜岳から鹿島槍ヶ岳に縦走する2泊3日

コース定数:71

中央アルプス (長野県)

越百山 

標高 2,614m

 中央アルプス北部と南部の境に位置し、上伊那郡飯島町と木曽郡大桑村の境にそびえる山。中央アルプスの縦走路もこの山を過ぎるとアルペン的な雰囲気は薄れ、ヤブ山に近くなっていくので、この山を縦走の終点として下山する人が多い。  稜線はハイマツに覆われ、なだらかな女性的な山容。南の南越百山まで下ると樹林帯となり、クマザサの縦走路と変わっていく。標高のわりには激しい北西風による積雪が東面に積もり、中小川ルートの越百小屋は幾度となく倒壊し、現在は木曽側の須原道に建て替えられている。  登山コースは伊那側に飯島口があり、山頂まで6時間。中小川の沢沿いのルートだから増水時は注意。木曽側は須原口で、約8時間30分で山頂に立てる。シラビソやコメツガの原生林の中を下る、中央アルプスらしい道。

周回 二泊三日 19時間20分
四峰を走破する山旅は最大の花園が待つ

コース定数:72

縦走 二泊三日 19時間20分
南部主脈縦走(越百山、摺古木山、安平路山)

コース定数:69

縦走 三泊四日 21時間45分
中央アルプス北部主脈縦走3泊4日

コース定数:68

南アルプス (長野県 静岡県)

茶臼岳 

標高 2,604m

南アルプス南部の茶臼岳から南側の稜線は、樹林帯の地味な山域というイメージがあるかもしれません。しかし、決して面白味がないわけではなく、明るくなだらかな道や落ち着いた景観があり、十分に個性的です。

縦走 二泊三日 20時間30分
南アルプスの魅力を堪能するロングコース

コース定数:84

往復 三泊四日 22時間15分
「日本百名山」でにわかに脚光をあびた山

コース定数:90

関東 (山梨県 長野県)

国師ヶ岳 

標高 2,592m

 奥秩父の盟主といえば、誰もが金峰山と答える。五丈石を屹立させた特徴ある山容なので、充分説得力がある。だが、国師ヶ岳の南の北奥千丈岳が2601mで一番高い。  国師ヶ岳もこの山続きにどっしりとした山。金峰山から東を見れば、大弛(おおだるみ)峠を隔てて堂々と胸を張って、ドンと構えている。一等三等点の貫禄を備えている山だ。岩がちの平らな頂上の南西が開け、富士山や南アルプスなどの展望が得られる。大弛峠から約1時間。  この国師ヶ岳に最初に登った登山者は、27歳で早逝した荻野音松24歳、明治39年8月のこと。記録は『山岳』第2年2号(明治40年発行)に「国司岳紀行」の題で発表された。  国司は大化改新の地方長官のことである。また、国師とは天皇から徳の高い禅僧に授けられた称号でもある。でもこれでは、どちらも山名の由来に結びつかないようである。

往復 日帰り 1時間40分
大弛峠から北奥千丈岳・国師ヶ岳へ 日帰り

コース定数:7

縦走 二泊三日 15時間35分
甲武信ヶ岳から大弛峠、金峰山へ 2泊3日

コース定数:65

南アルプス (長野県)

奥茶臼山 

標高 2,474m

南アルプス南部の主稜線にある大沢岳の北側から北西へ延びる支脈は丸山屋根と呼ばれ、ギタ山、丸山、キダル山、奥茶臼山、前茶臼山とピークを連ねています。茶臼山の名は、地元(大鹿村)の古老の話では、上村との境にある地蔵峠方面から眺めたとき、摺鉢を伏せたような形に見えたからだといいます。奥茶臼山への登山は10年くらい前までは皆無に等しかったのですが、ここ数年増加し、とくに中高年の登山者が多くなっています

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