行程・コース
天候
晴れ
登山口へのアクセス
その他
その他:
今回は、有明山神社奥社登拝の行事参加(どなたでも参加可能)だったので安曇野市にある有明山神社の役員の方が有明山神社(駐車場有)に集まったあと黒川沢の登山出発点まで無料で送ってくれました。
この登山記録の行程
黒川沢登山口(04:35)・・・妙見滝(06:40)・・・白河滝(07:15)・・・祠(08:20)・・・落合(馬羅尾登山口との分岐点)(09:20)・・・北岳頂上(11:00)・・・中岳頂上(11:10)・・・下山開始(13:00)・・・有明荘(16:20)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
この登山は、有明山神社の主催する奥社祭登拝に参加して登頂したものです。従って参加者は長野県を中心として全国から応募された方、約60名を6つのパーティーに分け集団で、有明山の黒川沢沿いの表参道から登頂後、頂上にて登拝の儀式に参加し、裏参道を辿り中房温泉に下るというものです。頂上での奥社儀式(約1時間)を含め12時間の行動で日帰りの行程になります。
有明山は別名、信濃富士と呼ばれ安曇平からは一番その威容を誇り、崇拝されている地域の山です。頂上までの表参道は、最初黒川沢渓谷に沿った道を登り、途中、実に見事な妙見滝、白河滝という2つの滝を臨み、その後は前の登山者の靴の裏を見ながらほぼ垂直の梯子のような急登を2時間余り喘ぎながら登り稜線にでて頂上に向かうというものです。下山まで山小屋はありません。かなり体力的にはきつい上に、登り下りの両方とも梯子、ロープがかなり多い修行用の登山道であり、あちこちに崖のトラバース、あるいは登山道の横は急峻に切れ落ちており、踏み外すと生命の危険にさらされる可能性が高いと感じました。表銀座の燕岳の隣にありながら人気は余りなく頂上も樹林に覆われていますが、その合間からは、表銀座方面(燕岳、大天井岳、常念岳等)が正面に望めます。体力的にはかなり要求度が高いと思われます。この表参道は、いくつかの地図、記録をみますと廃道などと書かれているものもあるようですが、地元の方々によりきれいに整備されているように感じました。所々に印が付けられ、崩壊した登山道も修理した跡があちこちに見受けられます。また、岩のトラバースには足場用に大きなハーケンが打ってあります。元々修行用の道だったようですが、その当時の修験者の苦行が偲ばれるルートと感じました。なお、登山道は隣の村、北安曇郡松川村、馬羅尾沢からもあるようですが、かなり荒れているという話もあるようですのでよく調査されてコースを選ぶのが良いでしょう。
フォトギャラリー:31枚
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア | 登山靴 |
バックパック | スタッフバック | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | 予備電池 | タオル |
帽子 | 地図 | コンパス | ノート・筆記用具 | 登山計画書(控え) | ナイフ |
ツエルト | 健康保険証 | ホイッスル | 医療品 | ロールペーパー | 携帯トイレ |
非常食 | 行動食 | GPS機器 |
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