行程・コース
天候
晴れ時々曇りで、鹿島槍手前で数分間霧雨が降りました。また、正午過ぎから、霧が出たり入ったりの繰り返しでした。
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
大町市扇沢:柏原新道登山口まで、自家用車で来ました。登山口周辺の駐車場が満車だったので、一つスノーシェードを下った駐車場に2台分空いて居たので駐車しました。(無料) 1か月前の国道19号線の土砂崩れ箇所の工事の為、21:00~6:00通行止めので迂回したので、登山開始が40分遅れました。上記以外の時間は、片側交互通行出来ます。
この登山記録の行程
柏原新道登山口(05:40)・・・種池山荘(08:10)[休憩 4分]・・・爺ヶ岳南峰(08:52)[休憩 5分]・・・赤岩尾根分岐(冷乗越)(09:45)・・・冷池山荘(09:55)[休憩 15分]・・・布引岳(11:18)・・・南峰(12:03)[休憩 10分]・・・布引岳(12:43)・・・冷池山荘(13:18)・・・赤岩尾根分岐(冷乗越)(13:27)・・・爺ヶ岳南峰(14:27)・・・種池山荘(14:52)[休憩 20分]・・・柏原新道登山口(16:50)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
登山準備と装備を確認して、登山口を出発の5時40分頃は、まだ薄暗くヘツドライトを装着しました。登山届を投函ロストに入れ、自然石を配置した階段や木造階段等登山道が整備されてます。比較的階段が多く、高度を稼ぎますがマイペースで慌てずに樹林帯を登って行きます。途中木立の合間から、黒部立山アルペンルートの扇沢駅が眼下に、朝日に照らされて雲海の上に蓮華岳や針ノ木岳の美しい雄姿が見えます。登山道も3分の2を過ぎる辺りから、種池山荘直下の沢筋のガレ場に差し掛かります。木橋や狭い踏み後に鎖の手摺りが張って有りますので、慎重に一歩ずつ足を進めて下さい。山荘直下の登山道は自然石を積んだ急な階段で、脇の綺麗な高山植物を見ながら一歩ずつ登って行って下さい。その内に三角屋根の種池山荘が見えて来ます。山荘のテラスで小休止して、約1時間程の爺が岳山頂へ出発します。山荘前を通り過ぎると、大小石のガラ場や階段の登山道をジグザグに登り、爺が岳山頂に到着です。山頂からは、遠くに輝く槍・穂高連峰劔立山連峰やこれから登る布引山や鹿島槍が見渡せます。写真撮影と小休止が済んだら、布引山へ出発です。ここから鹿島槍迄は稜線の縦走路なので、ずーと見渡せて比較的急坂は少なく、アップダウンは有るものの眺望がよく楽に足が進みます。途中中峰に登る分岐が有りますが、今回は登山口出発が遅れたので登らずに布引山方向へ進みます。途中冷池乗越し方面と布引山頂方面との分岐を山頂方向へ登ります。間もなく布引山山頂です。記念撮影をして、冷池小屋方面へ出発です。ここから下りがズート続きます。冷池乗越しを更に冷池小屋方向に進み、赤い屋根の小屋を前に見ながら下り切り、少し登って冷池小屋に到着です。ここで、鹿島槍登頂を前にむすびと水分補給をして英気を養います。身支度を整えて山頂へ向けて出発です。楕円形の大きな石組や小石のガレ場の階段等の急な登山道が右に左にジグザグに続きます。急がず1歩ずつ登つて行きます。途中で霧雨が振り始め、少し風が吹き始めたので、雨具の上着だけ着ました。大降りに成らずに霧雨が止みましたが、もう少しで鹿島槍山頂に到着するのでそのまま登頂を続けました。登山者が数人居ましたので、写真のシャッターを押して貰いました。本来なら、このまま鹿島槍の北峰へ登る予定でしたが、今朝の登山開始が40分遅れた為、残念ですが今回は北峰に登らず、日が短く成って来たので、早目に下山しました。下りは急なガレ場が続ずくので、慎重に足を運び、登りの半分位の時間で冷池山荘に着きました。小屋で記念のピンバッジを(種池小屋も同じ経営)2種類買い、この先爺が岳までの登り返しが有るので、むすびと水分補給しっかりして、冷池乗越しへ出発しました。この頃から、霧が出始めました。冷池小屋からは少し下り切ったら、冷池乗越しから布引山・中峰・爺が岳までは稜線や尾根をトラバースしながら少しずつ登って行きます。前半の疲れも有るので、小股で休まず少しずつ登って行き、前半で登頂した布引山と爺が岳、中峰の山頂へは登らず山頂直下をトラバースする道を選び、種池小屋へ慎重に足元に気を付けて急いで下りました。種池小屋から登山口までは、ずーと下りなので、休まず登山口まで慎重に下ります。登る時は滑りませんでしたが、下りは階段や自然石の石段・木立の根が滑り易く、特に慎重に注意して下りて下さい。右手前方に、扇沢の黒部ダムの電気バスターミナルが見えて来ると、後30~40程で登山口ですので、後もう一頑張りです。そして無事に、登山口の車の所に到着しました。お天気に恵まれ、大雨に降られず、暑過ぎずに登山日和の1日でした。日程に余裕が有れば、冷池山荘に宿泊すると良いと思います。どちらの山も高山植物やライチョウが生息する人気の山で、山小屋の設備も充実して居るので、小屋へのアプローチに時間が掛かる分、それぞれの山頂へのアタックに重宝します。私が登山したのが9月末で、もう少し早い時期でしたら、高山植物の花も見頃だと思います。また、ハイマツの陰で身を隠すライチョウも発見し易いのではないでしょうか。私も高山植物の写真は撮影して来ましたが、ライチョウは見る事が出来ませんでした。爺が岳の中峰と鹿島槍の北峰は、次回の登山の楽しみに取って置きたいと思います。
フォトギャラリー:64枚
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | スタッフバック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ |
タオル | 帽子 | グローブ | 着替え | 地図 | コンパス |
ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) | ナイフ | 修理用具 |
ツエルト | 健康保険証 | ホイッスル | 医療品 | ロールペーパー | 非常食 |
行動食 | テーピングテープ |
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