行程・コース
この登山記録の行程
【1日目】
鴨沢(09:30)・・・小袖乗越(09:51)・・・堂所(11:09)・・・七ツ石小屋(11:46)[休憩 12分]・・・七ツ石山(12:16)[休憩 21分]・・・ブナ坂(12:49)・・・雲取奥多摩小屋(13:19)・・・小雲取山(13:52)・・・雲取山(14:13)[休憩 20分]・・・雲取山荘(14:55)
【2日目】
雲取山荘(06:10)・・・大ダワ(06:27)・・・芋ノ木ドッケ(07:17)・・・桂谷ノ頭(08:42)[休憩 10分]・・・長沢山(09:14)・・・分岐(09:47)・・・行福のタオ(11:12)・・・酉谷山(11:43)[休憩 30分]・・・七跳尾根分岐(13:11)[休憩 12分]・・・大栗山(13:42)・・・巻道分岐(14:12)・・・天目山(三ツドッケ)(14:22)[休憩 10分]・・・一杯水避難小屋(14:56)
【3日目】
一杯水避難小屋(05:25)・・・蕎麦粒山(06:57)[休憩 7分]・・・日向沢ノ峰(07:46)[休憩 15分]・・・棒ノ嶺(棒ノ折山)(10:52)[休憩 20分]・・・権次入峠(11:22)・・・岩茸石(11:39)・・・白地平(11:58)・・・さわらびの湯バス停(13:00)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
近場だから、低山だからと侮るなかれ。コース定数83。これは南アルプス白峰三山縦走(コース定数77)より大きい。
コース概況
鴨沢〜雲取山荘:危険箇所なし。登り尾根の水場は水量豊富。七ツ石小屋上の水場も水量十分。奥多摩小屋はきれいに撤去されて更地に。トウゴクミツバツツジは見頃を過ぎた。ミヤマザクラが五分咲き〜満開。ヤマツツジ咲き始め。
雲取山荘〜酉谷避難小屋:桂谷ノ頭、仙小屋ノ頭周辺にシャクナゲの群生。花芽少なく、咲いている株も少なかった。長沢山から先は尾根上ではなく、尾根下のトラバース道を行く。タワ尾根の頭(滝谷ノ峰)手前にヘリポートあり。数少ないビューポイント。酉谷避難小屋は小さいがきれいな避難小屋。小屋脇に水場。グレーチングを外して水を汲む。コンクリート枡が浅く小さいのでマグカップかコッヘルがあると便利。
酉谷避難小屋〜一杯水避難小屋:主に南側斜面のトラバース。傾斜大きく滑落しないよう注意。酉谷山〜坊主山、七跳山〜大栗山の間に木道のトラバースあり。通過は慎重に。ハナド岩から石尾根を見渡せる。一杯水避難小屋は古いがよく整備されていて中も広い。水場は小屋から蕎麦粒山方面に3分ほど行ったところ。水量はしたたる程度。汲むのに時間がかかる。
一杯水避難小屋〜さわらびの湯:棒杭尾根の登山道は、つながる林道倉沢線が不通のため下れない。仙元峠を南に巻く巻道は悪路にて通行止め。蕎麦粒山〜日向沢ノ峰は防火帯の道。日向沢ノ峰〜棒ノ嶺までの道は若干踏み跡薄い部分がある。ピンクリボンを頼る。岩茸石の奥から滝ノ平尾根を下る。途中にある白地平は閉鎖してて入れない。登山道は木の根が多く、赤土で滑りやすい。さわらびの湯の前に出る。
午前中晴れ、午後は曇りがちという天候だった。3日目は下山までもたず、ついに雷雨となった。
登山ルートはよく踏まれていて指導標もあるが、不明瞭なところもあるので、現在位置の確認を怠らないこと。特にピークから下る際、間違って他の尾根を下ることがないよう注意。
都県境尾根は基本森の中を行き、展望が開けた場所は少ないが、新緑の中を歩くのは楽しかった。紅葉の時期もいいかもしれない。
季節がら虫が多い。特にメマトイが鬱陶しい。虫除けスプレーもあまり効かない。今度行くときはハッカ油スプレーを持っていこうと思う。
予想はしていたが、かなりタフな山行となった。気温も高く消耗した。最後の棒ノ嶺からの下りはトレッキングポールの出番となった。
携帯水量
2日目:携帯3L、使用2L、、酉谷避難小屋で補給2L、一杯水避難小屋で補給0.5L
3日目:携帯2L、使用1.5L
山行中気温:14〜19℃
フォトギャラリー:92枚
鴨沢からスタート。
登り尾根の水場。水量は十分。
七ツ石小屋。
小屋上の水場。ここも水量は十分。
石尾根に乗る。
七ツ石神社。
七ツ石山山頂。
見上げると太陽の周りにハロが。天気は下り坂のサイン。
ミツバツチグリ?ツルキンバイ?
トウゴクミツバツツジは盛りを過ぎた。
ミヤマザクラ、五分咲き〜満開。
奥多摩小屋はきれいに撤去されていた。
奥秩父主脈縦走路。
キバナコマノツメ。
雲取山山頂。
雲取山荘に向かう途中で三峯神社が見える。近いようでなかなか遠い。
雲取山荘到着。
BEER
日が暮れて、
夜が明ける。
木々の間から両神山。
大ダワ。
メボソムシクイ。
シャクナゲ。これを見にきた。
痩せ尾根の両側にシャクナゲの群生。
コイワカガミ。
咲いてる株は少なかった。
長沢山山頂。
苔もふもふ。
都県境尾根ルートは森の中を行き、展望は少ない。
苔もふもふ。
タチツボスミレ。
コガラ。
水松山と酉谷山の間にあるヘリポート。
クワガタソウ。
酉谷山山頂。
酉谷山避難小屋へ。
小屋脇にある水場。水量はまずます。
酉谷山ー坊主山間にある木道のトラバース。
七跳山ー大栗山間にある木道のトラバース。
ハナド岩から石尾根の眺め。
フモトスミレ。
天目山山頂。
稜線はまだ続く。
マイヅルソウ。
一杯水避難小屋到着。
水場はしたたる程度。
今夜の寝床。
肉祭り開催。
明朝避難小屋を出発。おせわになりました。
棒杭尾根分岐手前に崩壊地。
仙元峠。
蕎麦粒山。
稜線はまだまだ続く。
サラサドウダン。
明るい防火帯を歩く。
桂谷ノ峰山頂(たぶん)。大きな露岩がある。
アカハラ?
ヒメレンゲ。
送電線50号下通過。
有間山陵。
テンナンショウ。
長尾ノ丸。あと少し。
棒ノ嶺到着。ここで雨。
雨の中下山開始。
権次入峠。ついに雷が鳴り始める。
コアジサイ。
岩茸石。ここから滝ノ平尾根を下る。
白地平。(閉鎖)
木の根が多く滑りやすい。
さわらびの湯の前に出る。
バス待ち中に土砂降りの雨。最後の最後でずぶ濡れに。乗った途端晴れる。
東飯能駅から帰路に着く。
装備・携行品
| シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
| 登山靴 | バックパック | スタッフバック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ |
| タオル | 帽子 | グローブ | 着替え | 地図 | コンパス |
| ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) | ナイフ | 修理用具 |
| ツエルト | 健康保険証 | ホイッスル | 医療品 | 虫除け | 熊鈴・ベアスプレー |
| ロールペーパー | 非常食 | 行動食 | テーピングテープ | トレッキングポール | GPS機器 |
| ストーブ | 燃料 | ライター | カップ | クッカー | カトラリー |
| 【その他】 モバイルバッテリー、マスク、アルコールジェル | |||||




